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就職を目前に控えた女子大生の、あてのない一人旅。出会いと別れを繰り返す、70年代の青春ロードムービー。
1973年、日本。大学卒業と就職を間近に控えた主人公の女子大生。社会に出る前の最後の自由を求め、彼女は一人、あてのない旅に出ることを決意。ヒッチハイクで出会う人々、偶然立ち寄った町での出来事。旅の途中で経験するささやかな冒険と、淡い恋の予感。それは、大人になるための通過儀礼。自分自身を見つめ直し、未来への一歩を踏み出すための、忘れられない小さな大冒険。70年代の風景と共に描かれる、瑞々しい青春の記録。
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督出目昌伸
- 主演マーク・レスター
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1969年、新宿。目的もなく彷徨う若者たちが、ジャズと暴力の中に刹那的な生を求める青春群像劇。
舞台は学生運動の熱気が冷めやらぬ1969年の新宿。ジャズ喫茶に入り浸る健と修は、目的のない日々に苛立ちを募らせる。そんな彼らの前に現れる、謎めいた少女・麗子。彼女との出会いが、退屈な日常を破壊する引き金に。やがて彼らは、ヤクザとの抗争という危険な世界へと足を踏み入れていく。刹那的な快楽と暴力の果てに、彼らが見出すものとは。時代の閉塞感の中で、もがき生きる若者たちの魂の叫び。
ネット上の声
- そんなに不幸な展開にしなくても・・・。
- 「そこのみにて光り輝く」を観た時にATGっぽいのではと感じたのと同じ光り輝き方や
- 若者の衝動的な行為が苛ついたが、酒井和歌子が最高に輝きを放った一篇であることは確
- 「めぐりあい」とどちらを選ぶかと訊くアンケートがしたくなる
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督出目昌伸
- 主演黒沢年男
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恋、友情、そして家族。大人への階段を上る少女が、初めて知る人生のときめきとほろ苦さを描く青春譜。
70年代の日本。明るく活発な高校生の陽子は、友人たちとの楽しい日々を送っていた。そんな彼女の日常に、二つの転機が訪れる。一つは、転校生の青年との出会いから始まる淡い恋の予感。もう一つは、父の事業の失敗による家庭の危機。初めての恋に胸をときめかせながらも、苦悩する両親を支えようと健気に振る舞う陽子。自分の夢と家族への責任との間で揺れ動く多感な心。少女が大人へと成長する瞬間の、輝きと切なさの記録。
青春
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督出目昌伸
- 主演内藤洋子
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サスペンス、 金田一耕助
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督出目昌伸
- 主演古谷一行
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東京の国立病院を舞台に、エリート脳外科医の野望と挫折を描く。門田泰明原作の同名小説の映画化で、脚本は「乱」の井手雅人、監督は「玄海つれづれ節」の出目昌伸、撮影は同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。主題歌は、五輪真弓(「密会」)。
ネット上の声
- 衝撃のラスト
- 若き才能ある脳外科医出目昌伸を取り巻く、製薬会社との癒着、ポスト争いなどを描いた
- 2022.04.29
- 製作年1986年
- 製作国日本
- 時間125分
- 監督出目昌伸
- 主演草刈正雄
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原作は、発売後一年足らずで百五十万部を超えるベストセラーになった曽野綾子の同名エッセイ集。映画は、その中心読者となっている平均的な若い女性を主人公に設定し、そのヒロインの悩みや苦しみを通して、原作の母と娘の愛、娘と既婚の男性との愛といった5つの愛の問題をドラマの中で分析していこうというもの。脚本は「奇妙な仲間 おいろけ道中」の鎌田敏夫。監督は「その人は女教師」の出目昌伸。撮影は「若大将対青大将」の原一民がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 映画タイトルからはどんな映画か想像がつかなかったが、観てみると、一人の女性が「人
- 父細川俊夫が駆け落ち不在で、離婚もせず甲府居酒屋を営む母森光子に育てられた一人娘
- 東宝の青春映画の系譜なんだろうけど、爽やかさとはまったく無縁な、妄想的というか倒
- 東宝が60年代後半から連発した一連の変な青春路線、何か呼び名がほしいところ(加山
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督出目昌伸
- 主演酒井和歌子
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第一次世界大戦下の日本。敵国ドイツ兵捕虜に人道的な扱いを貫いた所長と、第九を奏でた兵士たちの奇跡の実話。
1914年、第一次世界大戦。徳島県鳴門市の板東俘虜収容所に着任した所長・松江豊寿。彼の管理方針は、当時の常識を覆す「人道的な待遇」。敵国のドイツ兵たちにパン作りや楽器演奏など、自由な活動を許可。当初は反発していた捕虜たちも、松江の人間性に心を開き、次第に地域住民との交流も芽生える。やがて彼らは、日本で初めてベートーヴェンの「第九交響曲」を演奏するに至る。戦争という極限状況の中で生まれた、国境を越えた友情と信頼の物語。
ネット上の声
- おじいちゃん・おばあちゃん向けな気がする
- 心の触れ合いが描く素晴らしい映画です
- アラもありますが、全体的には○
- 最後の20分だけでいいでしょ
戦争、 実話
- 製作年2006年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督出目昌伸
- 主演松平健
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故郷を捨てた民謡歌手が、父の病を機に再び玄界灘へ。歌と家族の絆を取り戻す感動の物語。
東京で成功を夢見るも、鳴かず飛ばずの民謡歌手、浜野リツ子。ある日、故郷の九州・玄界灘で民謡の大家である父が倒れたとの報せが届く。かつて才能を認められず、父と衝突し家を飛び出したリツ子。十数年ぶりに帰った故郷で待っていたのは、冷たい家族の視線と、変わらない父の頑固さ。しかし、父の衰えと、故郷の歌が持つ本当の魂に触れるうち、彼女の心は揺れ動く。父との確執、そして自らが捨てたはずのルーツとの対峙。リツ子は再びマイクを握り、家族のために、そして自分自身のために歌うことを決意する。
ネット上の声
- 吉永小百合主演の「玄海つれづれ節」を初めて観たのは大学生の頃だった
- 全員本気の熱気の凄さ
- 北九州市若松が舞台
- 追悼・八代亜紀②
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国日本
- 時間135分
- 監督出目昌伸
- 主演吉永小百合
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ある女教師の秘められた過去と許されぬ愛。教え子との危険な関係が、静かな学園を揺るがす衝撃のドラマ。
地方の高校に赴任してきた、美しくも謎めいた女教師・彩。生徒たちの憧れの的だが、彼女は誰にも心を開かない。そんな彩に、一人の男子生徒が特別な感情を抱き、偶然彼女の衝撃的な過去を知ってしまう。教師と生徒という立場、世間の目、そして自らの過去の清算。逃れられない現実に苦悩する彩と、彼女を救いたいと願う生徒。二人の禁断の想いが交錯する時、物語は予測不能な結末へ。一つの過ちがすべてを狂わせる、愛と絶望の記録。
ネット上の声
- 厳しさが足りない
- 安保闘争が過激だった時代を背景に岩下志麻と三船史郎(三船敏郎の息子)が教師と生徒
- 安保闘争の時代、10.21国際反戦デー闘争で出会った高校生・亮と、恋人の振りをし
- 1969年10月21日、国際反戦デーの新宿騒乱の夜に出会った二人――女教師と教え
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督出目昌伸
- 主演岩下志麻
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激動の幕末、封建体制内にいるが故に、自己を殺し苦悩しながらもただひたすら剣の道に生き、若干二十五歳の若さでこの世を去った沖田総司の生涯を描く。脚本は大野靖子、監督は「神田川」の出目昌伸、撮影は「血を吸う薔薇」の原一民がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 美少年沖田総司の登場
- 生きろちゅうたんは沖田はんやおまへんかぁ
- 微妙にニューシネマっぽくて新鮮
- スタンスとしては東映の『幕末残酷物語』に近く、どん詰まりの暴力組織としての新選組
時代劇
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督出目昌伸
- 主演草刈正雄
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現在を刹那的に生きる一人の青年と真実の愛を求めて激しく生きる美しい人妻との愛を通して、現代人にとって愛とは何かを描く。脚本は神馬伸。監督は「誰のために愛するか」の出目昌伸。撮影は「西のペテン師・東のサギ師」の逢沢譲がそれぞれ担当。
ネット上の声
- おままごとみたいな情事
- イカサマ賭博師で苦学生の修一( 岡田裕介 )は人妻で重役夫人の静( 岩下志麻 )
- 東宝青春映画路線も加山雄三、黒沢年男に代わるスター候補が、「その人は女教師」で三
- 岡田裕介のピカレスク気取り
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督出目昌伸
- 主演岩下志麻
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裕福だが孤独な少女の、ガラス細工のように脆く美しい世界。初めての恋が、彼女の運命を大きく揺り動かす青春物語。
舞台は現代の瀟洒な邸宅。裕福な家庭に生まれながらも、両親の愛を知らず、ガラスケースの中で生きるように心を閉ざして育った少女、晶子。彼女の唯一の慰めは、窓から見える風景と、空想の世界。そんな彼女の日常に、ある日、奔放で生命力あふれる青年が闖入する。彼の存在は、晶子の静かで色のない世界に鮮やかな光を投げかける。初めて知る恋のときめきと、外の世界への憧れ。しかし、その恋は、彼女を過保護に縛り付ける家族との間に、深刻な亀裂を生んでいく。晶子は自らの殻を破り、本当の自分を生きるため、大きな決断を下す。
ネット上の声
- 吉田栄作銀幕デビュー作
- 初期吉永小百合主演の名作佳篇リメイク作品だが、結末の本栖湖ボート🚣の浜田光夫との
- 渋谷駅のコインロッカーに手づくりの習い事の手提げを曜日別に常備しているゴクミ(閣
- オープニングの曲がガラスの中のというより井戸の中の少女という感じでホラーチック
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督出目昌伸
- 主演後藤久美子
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2人の夫を殺害し、世間から希代の毒婦と指弾されながら、毅然として死刑台に向かっていった林葉かよ。嫉妬深い傷痍軍人の夫、同情を装って言い寄る若い警官、裕福な温泉旅館主たちに翻弄されながら、かよは人生の歯車を狂わせて悲劇の奈落へと落ちていく。
ネット上の声
- 家を覗かれてることを知ったあとに自慰、人目も憚らず河原で逢引きなんて期待するけど
- 「(他人の)いのちより(私の)愛(欲)」
- 18歳になった僕は映画館に出かけた
- 話題性を狙った映画にしか思えない
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間133分
- 監督出目昌伸
- 主演吉永小百合
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パリを舞台に、日本人の青年とフランス人の人妻の悲恋を描く。脚本は「がんばれ!若大将」の田波靖男と「三億円をつかまえろ」の菊島隆三、監督は「沖田総司」の出目昌伸、撮影は「黒薔薇昇天」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
ネット上の声
- パリを舞台に、日本人の青年(沢田研二 )とフランス人の人妻の悲恋を描いた作品
- 沢田が、ボンドガール、クロディーヌ・オージェと共演した恋愛映画
- アラブ・ゲリラの自動小銃が例のダカカカカ!っていう東宝SEで草
- 沢田研二氏とクロディヌ・オージェの共演の恋愛モノでした
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督出目昌伸
- 主演沢田研二
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ヒット曲「神田川」を作詞した喜多条忠が、自らの愛と焦燥の学生生活を綴って書き下した同名小説の映画化。脚本は「喜劇 泥棒大家族 天下を取る」の中西隆三、監督は「忍ぶ糸」の出目昌伸、撮影も同作の源一民がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 古い青春映画☆2つ
- 全然面白くないし変なテンポなのに、なんか目が離せない不思議な映画
- こんな腹立たしい映画も久方ぶりです お薦めできません
- 観終えたら、しばらく立ち直れないかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督出目昌伸
- 主演関根恵子
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1995年真夏のラグビー場、仲間たちとスクラムを組む鶴谷勇介。相手にタックル、激突した彼は気が付くと周りの景色が一変していることに気づいた。
ネット上の声
- 君は本当にわだつみの声を聞いているか。
- 消化不良は事実だが、注目点も多い。
- それなりにいいのですが
- 火垂るの墓同様…
沖縄、 ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督出目昌伸
- 主演緒形直人
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強い友情で結ばれたふたりの女性の愛と死をめぐる葛藤を描いたドラマ。監督は「きけ、わだつみの声(1995)」の出目昌伸。原作は高樹のぶ子の同名小説で、脚本を「寒椿」の那須真知子が手掛けた。撮影は「日本一短い「母」への手紙」の木村大作。主演はこれが初共演となった岩下志麻と吉永小百合の二大女優で、ふたりの間をゆさぶる男に「J・MOVIE・WARS」の中の一話「ワイルドサイド」の玉置浩二がふんしている。主題歌を中島みゆきが歌ったのも話題となった。
ネット上の声
- 岩下志麻と吉永小百合の共演
- 「エデンの東」みたい
- 大女優ふたりの演技で最後まで観れた。
- 主題歌である中島みゆきの名曲『二隻の舟』(♪︎私たちは二隻の舟・・・ひとつずつの・・・そしてひとつの・・・♪︎)の世界には遠く及ばず
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督出目昌伸
- 主演岩下志麻
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- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間168分
- 監督出目昌伸
- 主演栗原小巻
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山を愛し、山に命を賭ける一青年を通して、ひたむきに生きる若者像を描く。脚本は「あいつと私(1961)」の池田一朗と出目昌伸の共同、監督は「パリの哀愁」の出目昌伸、撮影は「あにいもうと(1976)」の原一民がそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督出目昌伸
- 主演三浦友和