全3作品。岬英昭監督が制作した映画ランキング

関東の頂点を目指す男たちの、血で血を洗う抗争劇。裏切りと野望が渦巻く極道社会の壮絶な一代記。

舞台は戦後の日本、関東一円を仕切る巨大極道組織。若き組員である主人公は、野心を胸に秘め、日々のシノギに明け暮れていた。そんな中、絶対的な権力者であった会長が急逝。組織内に生まれた巨大な権力の空白は、血で血を洗う跡目争いの引き金となる。主人公はこの機を逃さず、裏切りと策略が渦巻く抗争の中へ。己の才覚と度胸だけを武器に、古参の幹部やライバル組織を相手に、危険な賭けに打って出る。関東極道の頂点へと続く道は、屍で築かれる修羅の道。壮絶な物語の第一章が、今、幕を開ける。

昭和30年代。関東の任侠組織を結集させた「関東極道連合会」の発起に一役買った関東右翼任侠連合国士会々長・守川は、発足前「反共抜刀隊」を名乗り、博徒部隊と的屋集団を結集させた。次第に巨大化していった連合会の争いに、終止符を打ったのは…。