全14作品。マイケル・フェイファー監督が制作した映画ランキング

家族と離れて暮らしていたロペス家の長女ジャスミンが、実家に戻ることになった日、弟カルロスの恋人グレースも、顔合わせとして家に招かれていた。家族が揃い、和やかにレストランで会食が進む中、カルロスは1週間後に結婚式を挙げたいと報告。しかし過保護のジャスミンは、たった4ヵ月の交際ということから意を唱えるものの、その意見は流されてしまう。納得のいかないジャスミンがトイレに向かうと、見知らぬ女性とグレースの会話が聞こえてきた。知人のように話しかける女性を冷たくあしらうグレースの行動に違和感を覚えたジャスミンは、彼女の過去を調べ始める。

幼い娘ミアと暮らすレイチェル。浮気が原因で別居中の夫ダニエルは法務官を務めているが、生活費の捻出が苦しくなったと連絡があり、レイチェルは法廷画家の仕事に復帰せざるを得なくなる。そこで友人に紹介された保育園にミアを預けることにするが、同園のライト先生はレイチェルを知っている様子で、「ギャビーと呼んで」と、親しげに接してくる。約3年前、ギャビーは車同士の衝突事故により幼い娘のクリスタルを亡くし、運転していた夫のトロイも下半身不随になっていた。衝突相手の車を運転していたのはダニエルで、当時妊娠中のレイチェルも同乗。ギャビーは亡き娘に似たミアが自身の前に現れたことを神の啓示と捉え、ミアを奪おうと画策し始めていた。

嵐で船が難波し、無人島に漂着した男が、十二年の歳月を経て、再び人間社会に生還するまでを描く。吉村昭の同名の原作の映画化で、脚本は広沢栄と「動乱」の森谷司郎の共同執筆、監督も同作の森谷司郎、撮影は「衝動殺人　息子よ」の岡崎宏三がそれぞれ担当。

幼い頃に父を何者かに殺されたベイリー。大学生になった彼女が休みに実家に帰ると、母から恋人・ヒューゴを紹介される。母はすっかりヒューゴに傾倒しているが、ベイリーはヒューゴに不信感を抱く。さらに、ベイリーは盗撮されていたことに気づく。