全5作品。パトリック・レオン監督が制作した映画ランキング

香港、日本、タイ出身の気鋭のクリエイター3人が集結し、それぞれ自国の首都を舞台に描いたオムニバス・ホラー。「ツインズ・エフェクトII 花都大戦」のパトリック・レオン監督が「第一夜　隣人」、「HINOKIO」の秋山貴彦監督が「第二夜　闇」、「デッドライン」のタニット・チッタヌクン監督が「第三夜　記憶」をそれぞれ手がける。キャストには瀬戸朝香、華流スターのディラン・クォ、タイの実力派女優ピッチャナー・サクサゴーンら、各国から豪華俳優陣が参加。

キック・ボクシングに賭ける青年の闘いと恋を描いたアクション・ロマン。主演は“香港四天王”の一員で、「風よさらば／天若有情II」（94）のアーロン・クォックで、甘いイメージから一転、本格的にアクションに挑んで話題になった。製作は香港ニュー・ウェーヴの旗手にして、ハリウッドでも活躍する才人ジョン・ウー。監督はジョン・ウーの助監督として活躍したパトリック・ウォンで、本作がデビューとなる。緊迫感あふれるボクシングは、アクション監督を「ターゲット・ブルー」などリー・リンチェイとのコンビで知られるユエン・タクがつとめた。撮影は「恋する天使」のアーサー・ウォン。音楽はデニー・ウォン。美術は邱偉明。編集はデイヴィッド・ウー。共演は「008・皇帝ミッション」のカルメン・リー、「金城武の死角都市・香港」のサモ・ハン・キンポーほか、日本から澤田謙也、國村隼が参加。

ジェット・リー降板後の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ4作目と5作目で主演も務めたチウ・マンチェクを筆頭に、ルイス・ファン、デニス・トーらアクションスターが共演したカンフーアドベンチャー。1910年代の中華民国初期、少林寺と並ぶ中国武術の本山・武当山では、500年に1度の武術大会が開かれようとしていた。考古学者で武術家の唐雲龍と娘の唐寧は、武当山に隠されているという秘宝と神剣を手に入れるため大会に出場し、同じ目的を抱いた女武術家の天心と協力しながら秘宝のありかを探る。「レッドクリフ」で第2班監督を務めたパトリック・レオンがメガホンをとった。衣装に「乱」のワダエミ。

大手下着メーカーに起用された男性社員による新ブランド開発作戦をコミカルに描く。香港で大ヒットを記録し、続編も製作された。出演は「2046」のカリーナ・ラウ、「再見　また逢う日まで」のジジ・リョン。

ジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チェンが銀幕デビューを飾り、親子共演が実現したアクション・アドベンチャー。香港の人気アイドルデュオ“TWINS”が主演する「ツインズ・エフェクト」シリーズの第2弾。他出演陣は、チェン・ボーリン、エディソン・チャン、レオン・カーファイ。監督は「野獣の瞳」のパトリック・レオンと「トランスポーター」のコリー・ユエン。