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タンクローリーの運転手が、さびれたラーメン屋の美しい未亡人に惹かれるまま、そのラーメン屋を町一番の店にするまでを、奇想天外の食物がらみのエピソードを混ぜて描く。脚本、監督は「お葬式」の伊丹十三、撮影は「火まつり」の田村正毅がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 素人にわかんない味のラーメン、作ってどうすんの?
- スープ、麺、葱、麺、海苔、麺、焼豚、麺!
- 食の蘊蓄の中、一番美味しそうだったのは…
- 懐かしい昭和映画の代表作をどうぞ
料理人
- 製作年1985年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督伊丹十三
- 主演山崎努
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名門ホテルを食い物にするヤクザとミンボー(民事介入暴力)専門の女弁護士の闘いを描く。脚本・監督は「あげまん」の伊丹十三。撮影は「バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ」の前田米造がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 1992年制作、ヤクザの民事介入暴力(ミンボー)を題材にその対処法のレシピを盛り
- 伊丹監督お得意の「マニュアル」映画
- 伊丹式民暴撃退マニュアル('92年版)
- 脅され役のきたろうが大好きだ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
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激安店の出現により営業危機に追いやられたスーパーの専務が、幼なじみのスーパー好きの主婦の協力を得て経営を立て直すまでを描いたコメディ。監督・脚本は「静かな生活」の伊丹十三。撮影も「静かな生活」の前田米造。主演は「お葬式」以来、伊丹映画には欠かせない伊丹夫人の宮本信子と、同じく常連の津川雅彦。
ネット上の声
- 時代を先取りした食品偽装エンタテイメント
- スーパーの実情を10年以上も前に・・。
- スーパー経験者が見ても、納得の演出。
- 問題点の捉え方がわかりやすくてよい
コメディ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
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「お葬式」の伊丹十三が監督・脚本を手がけ、国税局査察部(通称・マルサ)に勤める女性の活躍をコミカルに描いたサスペンスドラマ。税務署の敏腕調査官・板倉亮子は、とあるラブホテルに目をつけるが経営者の権藤はなかなか尻尾を出さず、調査は難航する。そんな中、亮子は国税局査察部に抜てきされる。摘発のプロとして経験を積んだ亮子は、上司の花村と組んで再び権藤に対峙することになり……。おかっぱ頭がトレードマークの主人公・亮子を、伊丹監督の妻でもある宮本信子が好演。ラブホテル経営者・権藤を山崎努、亮子の上司・花村を津川雅彦が演じた。
ネット上の声
- 昭和も末期頃、時代の結節点を示した名作
- 【結局、あのバブル景気は何だったの?】
- エンタメ界の魔術師 伊丹マジックの極致
- ドロドロの欲望渦巻く痛快映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
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俳優・伊丹十三の監督デビュー作。初めてお葬式を出すことになった男を主人公に、お葬式に集まった人々が織りなす人間模様をユーモアたっぷりに描く。CM撮影中の俳優夫婦・井上佗助と雨宮千鶴子のもとに、千鶴子の父・真吉の訃報が届いた。夫婦は真吉が暮らしていた別荘へ向かい、亡き父と対面する。初めて喪主を務めることになった佗助は、戸惑いながらも周囲の助けを借りて葬儀の段取りを進めていくが……。伊丹が妻・宮本信子の父の葬儀で喪主を務めた実体験を基に自ら脚本を執筆、神奈川県湯河原町にある伊丹邸で撮影が行われた。主人公・侘助を山崎努、千鶴子を宮本信子が演じた。
ネット上の声
- 【停滞していた近代邦画に、ニコラス・レイ監督作品に出演し、エッセイスト、デザイナーとしても超一流のマルチな才能を発揮していた、天才伊丹十三監督が新風を吹き込んだ傑作。】
- お葬式という儀式を映画にしてしまう、面白い発想だな
- 今この映画をどう感じる後生が育っているか
- 0227 雨の中のカーチェイスにドキドキした
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督伊丹十三
- 主演山崎努
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殺人事件の現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の刑事に守られながら困難を乗り越え、裁判で証言台に立つまでの姿を描いた社会派コメディ。監督・脚本は「スーパーの女」の伊丹十三で、これが監督としての第10作目だったが、映画が公開された後の97年12月20日に突然の飛び降り自殺をしてこの世を去ったため、同時に遺作ともなった。撮影は「スーパーの女」の前田米造が担当している。主演は伊丹映画全作品に出演している「スーパーの女」の宮本信子。共演に「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」の西村雅彦、「さすらいのトラブル・バスター」の村田雄浩ほか。「ラヂオの時間」と併せて西村が本作でキネマ旬報助演男優賞を受賞した。タイトルにもなっているマルタイとは、警察用語で身辺保護の対象者を意味し、92年の「ミンボーの女」の公開直後に伊丹が暴力団の男たちに斬りつけられた事件が起きた際に、伊丹自身と夫人の宮本信子が、実際にマルタイとなった経験をもとに本作が作り上げられた。
ネット上の声
- 宗教団体が関与した殺人現場に遭遇してしまった女優が警察の警備対象となりその過程で
- やりたいこと、やらせてもらってるんだから
- 西村さんに助演男優賞あげたいです!
- 西村さんに警護を依頼したい^^
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
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マルサ(国税局査察部)の地上げ屋や宗教法人に対する戦いを描く。「マルサの女」シリーズの第二弾で、脚本・監督は同作の伊丹十三、撮影は「いとしのエリー」の前田米造がそれぞれ担当。
ネット上の声
- バブル狂騒の喜劇で且つ悲劇。大好きだ。
- 懐かしき昭和、そしてバブル時代
- 経済成長を影で支えた人たち
- お墓に税金は掛からないのか
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国日本
- 時間127分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
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ガンを宣告された俳優が、死を前にしていかに生きていくかを、彼を支える医師との対立や友情、また様々な葛藤を通して描くドラマ。「ミンボーの女」に続く伊丹十三監督・脚本作品で、当初は「大病院」というタイトルで製作が進められていたが、伊丹監督の襲撃事件もあってか変更され、死を扱うコメディとして完成した。「マルサの女2」以来の伊丹作品出演となる三國連太郎が主演、常連の津川雅彦との演技合戦も話題となった。クライマックスのカンタータ『般若心経』を黛敏郎が作曲。
ネット上の声
- 題名で「重い映画」と判るが、笑える所が少しあって良かった
- 終末医療に影響を与えた作品かも・・
- 告知と延命について考えさせられた。
- 人生・・生と業と死とはまさに喜劇
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督伊丹十三
- 主演三國連太郎
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両親の渡航中に起こる障害者の兄と妹の、波乱に富んだ日常を描いたドラマ。原作は、94年ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎の同名の長篇。監督・脚色は「大病人」以来2年ぶりにメガホンを取った伊丹十三。主演は「毎日が夏休み」で数々の新人賞に輝いた佐伯日菜子と、「復讐の帝王」の渡部篤郎。また大江の実子・光の作曲した曲を使用したのも話題になった。
ネット上の声
- 大江健三郎原作、実子の障害者で作曲家大江光を演じる渡部篤郎、その妹役の佐伯日菜子
- 観た後は、優しくキラキラした気持ちに。
- 監督は伊丹十三。原作は大江健三郎。
- 伊丹十三の知られざる佳作「静物画」
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督伊丹十三
- 主演山崎努
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“あげまん(上昇運)の女”と呼ばれるヒロインと彼女に携わる男たちの葛藤をユーモラスに描く。脚本・監督は「マルサの女2」の伊丹十三。撮影は「シンデレラ・エクスプレス」の山崎善弘がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 随分昔に観たことがあったかもしれませんが、あまり記憶に残る作品ではなかったようで
- あげまんとはどういう人なのかがわかる映
- 男にツキをもたらし出世をもたらす良妻
- これをあげまんと呼ぶのはね
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督伊丹十三
- 主演宮本信子
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ネット上の声
- 未完成ではあるが、確実に伊丹的要素が存在する佳作です
- Criterion 版のタンポポのBDに入ってたので、鑑賞
- 色んな試しが詰まってて、はちきれんばかり
- 「ゴムデッポウ」
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間33分
- 監督伊丹一三
- 主演---