全4作品。チャールズ・スターリッジ監督が制作した映画ランキング

1914年、南極大陸。氷に閉ざされた探検隊28名、絶望的な状況下で全員生還を目指すリーダーの不屈の闘志。

20世紀初頭、探検家アーネスト・シャクルトンは、27人の部下と共に南極大陸横断という前人未到の偉業に挑む。しかし、彼の探検船エンデュアランス号は厚い氷に阻まれ、やがて沈没。通信手段も絶たれ、文明世界から完全に孤立した極寒の地。食料は尽き、希望は失われかける。そんな絶望的な状況下で、シャクルトンは「全員生還」という固い決意を胸に、驚異的なリーダーシップを発揮する。これは、人類史上最も過酷で偉大なサバイバルの実話。

第一次世界大戦後の英国。二人の少女が撮った一枚の写真が、世界中に妖精の存在を問いかける奇跡の物語。

舞台は1917年のイギリス、ヨークシャー。戦争で心に傷を負った二人の少女、フランシスとエルシー。彼女たちが森で撮影した写真には、なんと本物の妖精の姿が。この一枚が、奇術師フーディーニや「シャーロック・ホームズ」の作者コナン・ドイルをも巻き込む大論争の引き金に。信じる心と疑う目、少女たちの純粋な願いが世界に起こした、優しくも切ない奇跡の顛末。

貧しさゆえに引き離された少年と一匹の犬。数百マイルの過酷な旅路を越え、愛する主人の元へ帰ろうとする名犬ラッシーの冒険。

第二次世界大戦前夜のイギリス、ヨークシャー。貧しい炭鉱の町で暮らす少年ジョーにとって、美しいコリー犬のラッシーは何よりの相棒。しかし、炭鉱の閉鎖で生活が困窮し、一家はラッシーを裕福な公爵に売ることを決意。遠くスコットランドへ連れて行かれたラッシーだが、ジョーへの忠誠心は揺るがない。愛する主人の元へ帰るため、ラッシーは数百マイルにも及ぶ、荒野を越える危険な旅に出る。少年との絆だけを頼りに、故郷を目指す一匹の犬の、壮大で心温まる冒険の始まり。

イヴリン・ウォーの原作を基に、ひとりの男性によって大きく変化するある夫婦の姿を、30年代のイギリスと南米のジャングルを舞台に描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはジェフリー・テイラーとケント・ウォーウィン、製作はデレック・グレンジャー、監督・脚本は「アリア」のチャールズ・スターリッジ、共同脚本はティム・サリヴァンとデレック・グレンジャー、撮影はピーター・ハナン、音楽はジョージ・フェントンが担当。出演はジェームズ・ウィルビィ、クリスティン・スコット・トーマスほか。