全5作品。デモ田中が出演した映画ランキング

「主人公は刑事」「完成尺は10分以内」「本編中に最低5回ギャグを入れる」という3つの条件のもと制作されるオムニバスシリーズ「刑事（でか）まつり」の第8弾。監督には「エコエコアザラク」「ケータイ刑事」シリーズなど映画・テレビで幅広く活躍する鈴木浩介、「ラッパー慕情」で注目を集めた藤原章、シリーズ全作のポスターデザインを手がけるアートディレクター・中平一史、ピンク映画界の俊英・城定秀夫ら、個性豊かな8人が顔をそろえた。

自らの血を力に変え、悪を討つ女子高生。痛みと孤独を抱えた、異色のダークヒロイン誕生譚。

現代の日本の高校。クラスに馴染めず、孤独な日々を送る女子高生アンナ。彼女の唯一の安らぎは、自らを傷つけることだった。ある日、謎の怪物に襲われた彼女は、絶望の中でカッターを手に取る。その瞬間、リストカットの傷から噴き出した血が、彼女を異形の戦士「ダメージャー」へと変身させた。己の痛みをエネルギー源とし、血を武器として戦う宿命。なぜ自分だけがこんな力を持つのか。苦悩しながらも、街を脅かす悪との孤独な戦いに身を投じるアンナ。その先に待つのは、希望か、それともさらなる絶望か。痛みが力になる、少女の壮絶な物語。

将来の夢がなく、何となく暮らすダンプねえちゃん（宮川ひろみ）は、ある日、街に現われた世界ケンカ大会のチャンプ、ホルモン大王（デモ田中）に一目ぼれするも、粗暴な性格の大王にレイプされてしまう。武道の達人だった医者（切通理作）に助けられたダンプねえちゃんは大王に復讐（ふくしゅう）を果たすため猛特訓を始めるが……。

人気オムニバスシリーズ「刑事（でか）まつり」の第5弾。新たにホラーの要素が追加された本作では、「恋する幼虫」の井口昇、「呪霊　THE MOVIE」の村上賢司、「発狂する唇」の佐々木浩久、「あんにょんキムチ」の松江哲明ら、各方面で注目を集める気鋭の監督たちが集結。「主人公は刑事」「上映時間は15分以内」「本編中に最低5回はギャグを入れる」という制約のもと、個性あふれる6本の短編作品がそろった。