全4作品。扇田拓也が出演した映画ランキング

青春と性をテーマにした「青春Hシリーズ」第6作。カレー好きな男が織り成す日常をシニカルかつ軽やかにつづった和製スクリューボール・コメディ。「ユニットバス・シンドローム」「代行のススメ」の山口智が監督・脚本を兼ねる。カレーライスを異常なまでに愛する男・藤瀬は、複数の女と付き合っていた。しかし彼の目当ては女たちの体ではなく、彼女たちがつくってくれるおいしいカレーライスだった。そんな藤瀬が、カレー嫌いの女に本気で恋をしてしまう。

青春と性をテーマに監督たちが独自の個性でオリジナル作品を手がける「青春H」シリーズの23作目。耀一は引越し先で都という女性と出会うが、都はその日、不倫相手の稲葉に振られたばかりだった。耀一と都はそのまま関係を持ってしまい、ひとりになると稲葉のことを思い出してしまう都は、耀一の部屋に居つくようになる。付き合っているわけでもなく、一緒にいる時間が増える2人。そんなある日、稲葉が都に「会いたい」と連絡してきて……。監督は「百年の絶唱」「彼女について知ることのすべて」の井土紀州。

9人の女性監督が競作した短編上映企画「桃まつり presents 真夜中の宴」の1作で、「ユダ」「コンナオトナノオンナノコ」などの脚本家として知られる佐藤有記が監督・脚本を手がけた。主婦のサワは、出会い系サイトで知り合った男とラブホテルの前で待ち合わせし、男の様子を自宅から覗くことを日課にしている。一方、ゲイの望月は自分を捨てた恋人をラブホテルの前で待ち続けている。ある日出会った2人は、一緒にラブホテルを監視することになるが……。

個性豊かな9人の女性監督がメガホンを取った短編上映企画「桃まつり presents 真夜中の宴」の1編。母親の葬儀に参列したまりことえりかの姉妹は、幼なじみの青年りゅうと再会する。葬儀から遅れて帰宅したえりかは、ベッドでまりことりゅうが寝ているのを見てしまう。やがてそれぞれの思い出を語りはじめた3人は、幼いころに蒸発した父や亡き母に思いをはせていく。監督・脚本は「犬を撃つ」の木村有理子。