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「カルメン純情す」の木下恵介が脚本・監督とも担当し、撮影の楠田浩之、音楽の木下忠司も「カルメン純情す」のメムバアである。バイプレイヤアの望月優子が主役に抜擢され、「次男坊」の桂木洋子、高橋貞二、三橋達也「妻」の上原謙、高杉早苗、「女性の声」の佐田啓二、「姉妹(1953)」の淡路恵子、その他俳優座の新人田浦正巳、民芸の北林谷栄、劇団若草の榎並啓子(子役)他が出演。
ネット上の声
- 21世紀の日本でもこの対立構造は全く変わりありません 今こそ本作のリメイクを観てみたいものです
- 敗戦後の貧しい日本で、女手一つで2人の子どもを育て上げる母ちゃんの、切なく悲しい
- 前から観たかった木下恵介の戦後8年後の日本を描いた「日本中の悲劇」
- 母の愛情と苦労が徒となる、戦後日本社会に埋もれた女性の悲劇
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督木下恵介
- 主演望月優子
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中央公論新人賞を受賞した深沢七郎の同名小説の映画化。脚色、監督は「風前の灯」の木下恵介、撮影も同じく「風前の灯」の楠田浩之が担当した。主演は「悲しみは女だけに」の田中絹代、望月優子、「その手にのるな」の高橋貞二、その他東野英治郎、宮口精二、伊藤雄之助などのベテラン。色彩は富士カラー。
ネット上の声
- 役に立たないババアとジジイは、楢山に捨てちまおう♪
- 前衛性、芸術性、叙情性が群を抜く
- オールセット&浄瑠璃・・・
- ・・・とても重いです☆3つ
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督木下恵介
- 主演田中絹代
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ある小都市の駅前。靴磨きの女たちに混じって一人の少年が鳩を売っていた。そこへ会社役員の令嬢京子が通りかかり、その鳩を七百円で買う。少年はお金が要るから鳩を売るのだと言う。京子は同情するが、実は鳩の帰巣本能を利用した巧みな金儲けだった……。「鳩を売る少年」のタイトルで書かれた大島オリジナルのシナリオで、若干27歳で監督に抜擢された大島渚監督の記念すべき長編デビュー作。
ネット上の声
- 鳩、 もらったことがあります。 逃げちゃいました。
- 大島渚のデビュー作がこんなに凄かったとは…
- 甘っちょろいお嬢さんや先生の『愛と希望』
- 『えこひいき』は真面目そうなら許される♥
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督大島渚
- 主演藤川弘志
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山代巴の原作を「異母兄弟」の依田義賢が脚色し、「赤い陣羽織」の山本薩夫が監督した農村ドラマ。全国の農村婦人のカンパによって資金がまかなわれた。撮影も「赤い陣羽織」の前田実。
ネット上の声
- 農地解放と女性解放、そして農村文化向上
- 希少☆山本薩夫監督が描く女性ドラマ
- 山本薩夫の代表作とみる
- 明治~大正~昭和の農村
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間145分
- 監督山本薩夫
- 主演望月優子
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豊田正子の『粘土のお面』を、「明治大帝と乃木将軍」の館岡謙之助が脚色し、「旗本喧嘩鷹」の中川信夫が監督したもので、どん底の生活ながらも明るく生きぬく庶民の姿を描いたもの。「誰よりも金を愛す」の平野好美が撮影した。
ネット上の声
- 何かと怪奇モノが多い中川信夫監督だが、こういう庶民派の人情劇を作らせても巧いので
- 昭和24年、戦後のまだ日本が貧しかった頃というのは判るけれど、ここまでだったかぁ
- 大晦日に観たかった伊藤雄之助主演、大晦日から始まる長屋のネオレアリズモ落語風
- 「どうしてこう親の言うこと聞かねぇんだろうなぁ」
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督中川信夫
- 主演伊藤雄之助
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乳母の家に里子に出されていた為に生家に帰っても肉親になじめぬ少年が母の死、生家の没落等の出来事を経て愛と理性に目ざめつつ成長して行く過程を描く。故下村湖人の小説を「しいのみ学園」の清水宏(1)が脚色、監督。「花真珠」の鈴木博が撮影に当る。主なる出演者は「たけくらべ」の望月優子、「しいのみ学園」の竜崎一郎、花井蘭子、「王将一代」の木暮美千代、沼田曜一、他に少年俳優の大沢幸浩、市毛勝之、友山幸雄、渡辺四郎など。
ネット上の声
- 箱根のお土産といったら、これだよね!
- だらだら見ていたのだが次郎の取り巻く環境や人間関係がテンポ良く変化していく過程は
- 広めの日本家屋の室内をどのように撮るかを意識しているのだろうか、並行移動と俯瞰の
- 実母と乳母と継母と... 三人の母への気持ちに戸惑うセンチメンタルI・餓男映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督清水宏
- 主演木暮実千代
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ニッポン放送で連続放送された中村武志の原作を、「幸福を配達する娘」の井手俊郎が脚色、「女給」の千葉泰樹が監督する。撮影も「女給」の西川庄衛で、音楽は「愛と死の谷間」の芥川也寸志の担当。出演者は「月は上りぬ」の笠智衆、「おふくろ(1955)」の望月優子、「百面童子」の東千代之介、「坊っちゃん記者」の小林桂樹、「石松と女石松」の堀雄二、「女給」の三笠博子、日野明子、星美智子、「血槍富士」の田代百合子、「姉妹(1955)」の中原ひとみなど。
ネット上の声
- 何とかしようと工夫する負の連鎖への足掻きは今も変わらないから無言の望月優子が立ち
- 逆サバをこなすジジババ怪優たちですが、年相応っぽい役所も味わいある
- 無機質な現代人に欠けているものを思い出させてくれます。
- 笠智衆=目白三平‼️
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督千葉泰樹
- 主演笠智衆
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石坂洋次郎の同名小説を「大出世物語」の三木克巳が脚色、「闘いつづける男」の西河克己が監督した青春篇。撮影は「拳銃横丁」の岩佐一泉。
ネット上の声
- 字幕がほしい
- 石坂洋次郎原作で牧歌的映画の傑作だった新東宝、中川信夫監督「思春の泉」の配役が、
- 当時の青春ものってすごくない?男のデカい糞が結びつけて、ばばあのションベンが優し
- 草刈りシーズン到来で手伝いのため故郷に帰ってきた娘が隣の部落の少年と出会う
青春
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督西河克己
- 主演吉永小百合
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松竹の大型映画、本格的第一作。システムは“松竹グランドスコープ”(タテ・ヨコ比一対二・三五)。明朗喜劇花嫁シリーズの第一作でもある。「土砂降り」の共同脚色者の一人、椎名利夫と「踊る摩天楼」のこれも共同脚色者の一人、光畑碩郎の合作シナリオを「母と子の窓」の番匠義彰が監督、「近くて遠きは」の生方敏夫が撮影した。主演は「海人舟より 禁男の砂」の大木実、「母と子の窓」の高橋貞二、「体の中を風が吹く」の有馬稲子、片山明彦、「土砂降り」の田浦正巳、「異母兄弟」の高千穂ひづる。ほかに望月優子、日守新一、戦丘雪路、小坂一也など。色彩はイーストマン・松竹カラー。
ネット上の声
- オペラが日本語版主流だった頃…
- 美しい潮来の水郷風景
- 粋な母子たち
- 浅草の鮨屋の女将・望月優子は娘の有馬稲子と高橋貞二の恋愛や、息子・田浦正巳と踊り
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督番匠義彰
- 主演望月優子
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「サラリーマン目白三平 女房の顔の巻」に続く目白三平もの。スタッフ・キャストはいずれも前作と同じ顔ぶれである。パースペクタ立体音響。
ネット上の声
- 笠智衆=目白三平‼️
- いい作品ですね
- タイトルからサラリーマン哀歌と思いきや夫婦の倦怠期と親も気づかぬ子供の成長の物語
- 国鉄に勤めるヒラ社員を主人公に、親戚の娘の家出や次男の養老院とのやり取りなどを、
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木英夫
- 主演笠智衆
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夏休みに田の草とりに出稼ぎに行ったタカ、太郎の母子と村のこどもたちの“うなぎとり”をめぐる田園情緒ゆたかな児童劇映画で、こどもにもおとなにも深い感銘を与える佳作。
ネット上の声
- 望月優子の太ももが観れるのはこの映画だけ!とか序盤で思ったら後半まさかの子供たち
- ☑️『うなぎとり』及び『からゆきさん』▶️▶️
- 松竹配給の教育映画
- 小学校で見ました
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村荘十二
- 主演望月優子
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田宮虎彦の同名小説を「青空よいつまでも」の楠田芳子が脚色した信州が舞台の青春物語。昇進第一回の井上和男が監督し、「花嫁の抵抗」の森田俊保が撮影した。「“噴水”より 抵抗する年令」の山本豊三、「花嫁の抵抗」の桑野みゆきをはじめ、望月優子・瞳麗子・北原隆・村瀬幸子などが出演。そのほか桜むつ子・左卜全などが助演している。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演山本豊三
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モスクワ国際つづり方など種々のコンクールに第一位を獲得、話題となった野上丹治・洋子・房雄三兄妹の物語を映画化したもの。「駅前旅館」の八住利雄が脚色、「母三人(1958)」の久松静児が監督、「嵐の講道館」の高橋通夫が撮影した。出演者は望月優子・織田政雄・香川京子・津島恵子・森繁久彌・乙羽信子らに、京阪神の劇団関係子役から選抜された藤川昭雄・竹野マリ・頭師孝雄が三兄妹弟に扮している。
ネット上の声
- 四つ目の犬は縁起が悪い
- 香川京子や津島恵子や乙羽信子や森繁を差し置いて主役を張るメガネ望月優子&ダメオヤ
- 地元の昔の風景が映っていて、こんなだったのかと思った
- 作文が得意な3兄妹の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演香川京子
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「ミスター・ジャイアンツ 勝利の旗」の八住利雄がオリジナル・シナリオを執筆、「新・夫婦善哉」の豊田四郎が監督した喜劇。撮影もコンビの岡崎宏三。
ネット上の声
- えー!みんな同じなの?(涙目)
- フランキーさん9役のクレジットに笑ったけど話が進むにつれそうする必然性が分かった
- 女だけのお座敷遊びやりたい、絶対楽しい!望月優子が楽しそうでほっこり
- 新珠三千代、岸田今日子、水谷八重子、淡島千景、池内淳子、乙羽信子
コメディ
- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督豊田四郎
- 主演フランキー堺
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坂口安吾の原作を「太夫さんより 女体は哀しく」の八住利雄が脚色し、「夕凪」の豊田四郎が監督した諷刺喜劇。撮影は「夕凪」の安本淳が担当した。主演は「猫と庄造と二人のをんな」の森繁久彌、伴淳三郎、淡島千景、「続サラリーマン出世太閤記」の小林桂樹。ほかに、望月優子、野添ひとみ、乙羽信子、有島一郎、左卜全などが出演する。
ネット上の声
- 自動車修理工場を営む森繁(&家族親類)が税務署役人相手にあれこれする長屋系コメデ
- 面白かったがこれの後に観た『親不孝通り』が圧倒的すぎて細部忘れてしまった
- 他にあんまり昭和時代のモノクロ映画を見ないので、評価はガバガバです
- 税金をめぐるドタバタ喜劇
コメディ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督豊田四郎
- 主演森繁久彌
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田中千禾夫の戯曲『おふくろ』『橘体操女塾裏』より井手俊郎が脚色、久松静児が監督、姫田真佐久が撮影、「警察日記」のスタッフが当り、音楽は「浮雲」の斎藤一郎が作曲した。出演者は「晩菊」の望月優子、「億万長者(1954)」の木村功、「鶏はふたたび鳴く」の左幸子ほか宍戸錠、明石淳子、沢村貞子、宇野重吉、千石規子、二木てるみ等である。
ネット上の声
- 母・望月優子、兄・木村功、妹・左幸子、三人の組合せがとても良いし、母もののご多分
- 二階建ての建物(望月と二木が間借り)の建物が手前に映し出され、カメラは、奥にある
- 大切に愛情深く育てた息子が、自分には心を開かず、内緒で家庭教師をしていた子どもの
- 「ベレー帽を欲しがる女子学生」にノスタルジー感じてたら「ちょっとした風邪」で死ぬ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演望月優子
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平凡な庶民生活の中に、あふれるユーモアとペーソスを描いた中村武志の『サラリーマン・目白三平』を「美貌の都」の井手俊郎が脚色し、「殉愛」の鈴木英夫が監督する。撮影は「眠狂四郎無頼控」の山崎一雄。主な出演者は「暴れん坊街道」の佐野周二、「米」の望月優子、「歌う不夜城」の久慈あさみ、ほかに杉葉子、団令子、佐原健二、千石規子など。
ネット上の声
- 私も“鉱石ラジヲ”を造ったなあ
- 鈴木英夫作品のなかではほのぼのしているけど、温泉のシーンでお湯に浮かぶ手拭いのカ
- 旧作邦画の監督でも、とても気になってる鈴木英夫の作品でしたので、鑑賞しました
- 国鉄に勤める夫、専業主婦の妻、そして2人の子供の平凡な家庭の姿を描く映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木英夫
- 主演佐野周二
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ネット上の声
- 観る前に食事を済ませようと行き慣れた店に入ると混んでいて冷たくされたのですぐ店を
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演笠智衆
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西村滋原作、「ある母の死より」から、館岡謙之助が脚色。「八百万石に挑む男」の中川信夫が監督した社会ドラマ。撮影は平野好美。
ネット上の声
- ちょっと凝った画があろうがこんな醜悪な話で進められたら、たまったもんじゃない
- 母の職場に現れては荒らし脅してクビにさせ、金をせびるクズ息子
- 親ガチャとか、毒親とかいう言葉があるがまさにその真逆
- オープニングは右上に小窓で夕食場面後の4分の3は黒味
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中川信夫
- 主演望月優子
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春秋プロ第一回作品。「混血児」「ひろしま」のコンビ八木保太郎(日の果て)と関川秀雄が原作構成、監督をそれぞれ担当している。脚本も「混血児」の片岡薫。撮影は浦島進である。出演者は「女の園」の望月優子、「秩父水滸伝」の三島雅夫、「旗本退屈男 どくろ屋敷」の東野英治郎、「ひろしま」の月田昌也、「蟹工船」の中原早苗のほか、俳優座の岸輝子、阿部寿美子、前進座の松山英太郎など劇壇人が出演している。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督関川秀雄
- 主演望月優子
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- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間50分
- 監督木村荘十二
- 主演望月優子
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小田和夫と土井行夫の放送劇を「飛竜の門」の共同脚色者の一人、津路嘉郎が脚色、「母性日記」のコンビ、佐々木啓祐が監督、鶴見正二が撮影を担当した主なる出演者は「不良少年の母」の望月優子、「白い橋」の古賀さと子、「子供の眼」の設楽幸嗣、「二等兵物語」の幾野道子、「裏町のお嬢さん」の坂本武など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐々木啓祐
- 主演望月優子
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「轢き逃げ族」の星川清司の脚本を、「新夫婦読本 恋愛病患者」の枝川弘が監督した母もの映画。撮影も同じく「新夫婦読本 恋愛病患者」の秋野友宏。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督枝川弘
- 主演弓恵子