全4作品。マイケル・ウェストンが出演した映画ランキング

事故で半身不随となり絶望の淵にいた男。彼を救ったのは、同じく翼を失い飛べなくなった一羽の鳥との出会いだった。再生と希望を描く感動の実話。

活発で家族を愛するマット・ドレイク。しかし、不慮の事故で胸から下が麻痺し、彼の人生は一変する。車椅子生活を余儀なくされ、生きる希望を失った彼は、家族との関係さえも悪化させてしまう。そんな絶望の最中、彼は庭で翼を怪我したカササギフエガラスの雛鳥を発見。「ペンギン」と名付け、世話を始める。歩けなくなった自分と、飛べなくなった鳥。互いに傷を負った存在であるペンギンとの交流は、マットの固く閉ざされた心を少しずつ癒していく。ペンギンを再び大空へ帰すことを目標に、彼は過酷なリハビリに挑む決意をする。

原作はガイ・ボルトン氏作のミュージカル・コメディーでニューヨークでジーグフェルドが長期興行をなして当てたものである。ジューン・メイシス女史が脚色したものを「小公子」「滑稽ホリウッド」等と同じくアルフレッド・Ｅ・グリーン氏が監督した。主役は「愛の救援列車」「青春に浴して」等出演のコリーン・ムーア嬢で「ロスト・ワールド」及び「嫉妬の創痕」等出演のロイド・ヒューズ氏が相手役を演じ、ジーグフェルド一座で大当たりを取ったレオン・エロール氏が同じく公爵の役を演じ、その他エヴァ・ノヴァク嬢、マートル・テッドマン嬢等が助演。