全4作品。高柳良一が出演した映画ランキング

ある日突然、時を越える力を手にした女子高生。彼女を待つ、甘く切ない青春のSFロマンス。

高校生の芳山和子は、ある日の放課後、理科実験室で謎のラベンダーの香りを嗅いで意識を失う。その日を境に、彼女の周りでは不可解な出来事が頻発。やがて和子は、自分が時間を跳躍する「タイムリープ」の能力を身につけたことを知る。最初は些細な失敗を取り返すために使っていた能力。しかし、親友の深町一夫や堀川吾郎との関係の中で、時間を超えることの本当の意味と、変えられない過去の切なさに直面する。彼女のタイムリープがたどり着く、ひと夏の恋と別れの物語。

太平洋戦争勃発の年、ケニヤの奥地で父と別れた少年の縦横無尽な冒険を描く。山川惣治原作の同名絵物語のアニメ化で、脚本は「廃市」の桂千穂と同作の内藤誠、「時をかける少女(1983)」の剣持亘の共同執筆。監督は「廃市」の大林宣彦と「六神合体　ゴッドマーズ」の今沢哲男がそれぞれ担当。

「転校生」の大林宣彦監督が、SF作家・眉村卓の同名ベストセラーを薬師丸ひろ子主演で実写映画化した青春ファンタジー。高校2年生の三田村由香は、自分が超能力を持っていることに気づく。そんな中、由香のクラスに高見沢みちるという少女が転入してくる。みちるは怪しい力を使って生徒会長の座につき、自分の思うままに学園を支配していく。やがて由香は、すべての元凶が謎の少年・魔王子率いる「英光塾」にあることを突き止め……。

父から教えられた“天国にいちばん近い島”を探しに出かけた少女が、その島を見つけ、成長してもどってくるまでを描く。森村桂原作の同名小説の映画化で、脚本は「時をかける少女(1983)」の剣持亘、監督は「廃市」の大林宣彦、撮影も同作の阪本善尚がそれぞれ担当。