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巨匠・溝口健二の代表作で、戦乱の中で世俗の欲に翻弄される人々を幽玄な映像美で描き、多くの映像作家に影響を与えた世界的名作。上田秋成の読本「雨月物語」に収録された「浅茅が宿」「蛇性の婬」の2編にモーパッサンの短編「勲章」を加え、川口松太郎と依田義賢が脚色、宮川一夫が撮影を手がけた。戦国時代、琵琶湖北岸の村。戦乱の到来を機に大儲けを狙う陶工・源十郎と、侍として立身出世を夢見る義弟・藤兵衛は、それぞれの家族を連れて舟で琵琶湖を渡り都を目指す。旅の途中、源十郎の妻子は戦火を怖れて引き返し、藤兵衛は妻を捨てて羽柴勢に紛れ込む。やがて源十郎は、若狭と名乗る妖艶な美女から陶器の注文を受け、彼女の屋敷を訪れるが……。1953年・第14回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞に輝いた。
ネット上の声
- 妖艶で、妖しく、愚かな人間の悲劇を描く!
- 溝口映画としては異色のファンタジーホラー
- 巨匠<溝口健二>監督の傑作に感動です!
- 実に濃密な97分を過ごしました
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督溝口健二
- 主演京マチ子
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原作は水上滝太郎。同じ三田派の久保田万太郎が監修し、「ひよどり草紙(1954)」の八住利雄と監督の五所平之助(煙突の見える場所)が共同で脚本を書いている。撮影は「叛乱」の小原譲治、音楽は「赤い自転車」の団伊玖磨。出演者は「ママの日記」の佐野周二、「春色お伝の方 江戸城炎上」の細川俊夫、「思春の泉」の左幸子、「鯉名の銀平(1954)」の乙羽信子、「君ゆえに」の安西郷子、「秘めたる母」の川崎弘子、「花祭底抜け千一夜」の城実穂、ビクター歌手の恵ミチ子などである。
ネット上の声
- 世の中、金、金、金…。
- 主人公である佐野周二の女性への憐れみや同情が、人情ドラマの範疇を超えて何も出来な
- ブルジョワで生真面目な佐野周二が必死に生きる労働者たちと触れ合うことによって、例
- 重役を殴り大阪に左遷されてきた、人の良心を信じる真面目なサラリーマンの目を通し、
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間122分
- 監督五所平之助
- 主演佐野周二
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これは47年度新國劇が上演して好評を博した北条秀司原作の戯曲によるもの「木曽の天狗」「Zの戦慄」と同じく奥田久司の企画「素浪人罷通る」の伊藤大輔が脚本を書き監督する。カメラは石本秀雄の担当。「素浪人罷通る」「木曽の天狗」の阪東妻三郎の主演で、相手役には松竹より「駒鳥夫人」「肖像」の水戸光子が出演、多摩川より三條美紀、民藝の滝沢修、ほかに三島雅夫、小杉勇、斎藤達雄らが出演する。
ネット上の声
- 盤上の駒を全て活かすのは名人監督の腕の冴
- あっぱれ三吉。だけどね、あり得ないよ。
- 天才棋士と彼の家族を描いた人情ドラマ
- 『無法松の一生』と並ぶ傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督伊藤大輔
- 主演阪東妻三郎
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新藤兼人のオリジナル脚本を、吉村公三郎が監督した。撮影を宮川一夫、音楽を伊福部昭がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 1950年前半の大森駅周辺
- 男ながらすっきり
- 戦争未亡人のふたり、水戸光子は姑から、乙羽信子は妾の身から自立する
- 当時の女性映画は成瀬巳喜男が有名だが、私は「慾望」が好きだ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉村公三郎
- 主演水戸光子
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製作は「消防決死隊」の須田鐘太、脚本は「妻も恋す」の山崎謙太がジアーニ・フラーの原作より書いたもので、「どぶろくの辰(1949)」以来の田坂具隆監督の作品である。出演者は、四人切りという異例のキャストで、「絢爛たる殺人」の宇佐美諄、「消防決死隊」の三條美紀、「紅蝙蝠(1950)」の水戸光子、子役の伊庭輝夫など。
ネット上の声
- 理性ではどうにもならない現実がある、という台詞に象徴されるように、家族の綻びから
- ここにも戦争の影が・・・田坂具隆監督の小さきもの弱きものへの優しい愛情が垣間みえ
- “インド映画祭で「羅生門」とともに、日本映画の傑作として賞賛され、多くの模倣作を
- 生真面目な印象を受ける田坂具隆監督ですが、基本テクニックを存分に発揮してる
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督田坂具隆
- 主演宇佐美淳
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ネット上の声
- 会社の上役から「今夜、空いてたら家に夕飯でも」からの知り合いの娘(美しい高峰美枝
- なぜこのタイトルかわからなかったが、若い男女のメロドラマに極めつけはお嬢さんの最
- 傑作「暖流」の二匹目のドジョウを狙った安易さは窺われず、技有りの好編となった大庭
- 花は偽らずと暖流を比較してみますと監督違います(^_^;)どちらもいい作品です(
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演佐分利信
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岸田國士の小説『暖流』を、池田忠雄が脚色し吉村公三郎が監督した。腐敗した病院を舞台に五人の男女による愛憎劇を描いており、戦前の吉村作品の傑作といわれる。
ネット上の声
- 日本映画史に燦然と輝く恋愛メロドラマの最高傑作
- 大病院の院長令嬢啓子か高峰三枝子
- 夜空を見上げる水戸光子の美しさ
- 暖流のような高峰三枝子の女性像
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
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ネット上の声
- 「続」だけ観てしまったけど・・・
- 謎の説得力と大部屋パワーに押されまくって、良すぎるぐらいのテンポ感であっという間
- 台詞がほとんど聴き取れないし前編が無いので話はいまいちわからないけれど妖刀に魅せ
- オープニングクレジットからすでに大立ち回りで始まり、大河内傳次郎の狂いまで突っ走
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督マキノ雅弘
- 主演大河内伝次郎
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ネット上の声
- 先日、先の大戦で戦士した兵士の遺品から一枚の女性の写真が出てきて、それは誰か、と
- 軍に属する上原謙と、タイプの違う女性が出てきて、日本にいられないからとかで、結婚
- ✔️🔸『櫻の國』(4.3)🔸『兵六夢物語』(3 .4)▶️▶️
- 映画は…何をもって佳作だと言えようか
戦争
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督---
- 主演高峰三枝子
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「大江戸七変化」「虹男」の辻久一の企画。脚本は「わが恋は燃えぬ」(新藤兼人と協同)の依田義賢で「地下街の弾痕」につぐ森一生の監督である。キャメラは「地下街の弾痕」の石本秀雄担当、主演は「どぶろくの辰(1949)」の水戸光子「地下街の弾痕」の二本柳寛でそれに「地下街の弾痕」「どぶろくの辰(1949)」の菅井一郎「母恋星」「三つの真珠」の沢村貞子「飛騨の暴れん坊」の阿部九洲男「こんな女に誰がした」の常盤操子らが出演する。
時代劇
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督森一生
- 主演水戸光子
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南九州の港町に現れた2人のペテン師が繰り広げる珍騒動。木下監督のデビュー作。
ネット上の声
- だらしのない悪党 = 愛すべきペテン師。
- 木下恵介の第1作は良質なコメディ
- 泥船も敗戦も再生への礎
- 朝浜辺を彷徨えば
ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督木下恵介
- 主演小沢栄太郎
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林不忘の「丹下左膳」シリーズ中、乾雲坤龍二刀の争奪戦物語を、戦前幾度か左膳に扮した大河内傳次郎(地獄太鼓)が戦後始めて左膳を演ずる。脚本を「刺青殺人事件」の伊藤大輔と「疾風からす隊」の柳川真一が書き、「次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港」のマキノ雅弘が監督している。撮影は「地獄太鼓」の竹村康和。出演者は大河内の他、「欲望」の水戸光子、花の喧嘩状」の山本富士子、「暴力市街」の沢村晶子、三田隆など。
ネット上の声
- 必殺のむにゃむにゃ
- 道場破りと称して惨殺しそこで奪った刀に魅せられ辻斬りを繰り返す丹下左膳は大河内傳
- 山中貞夫の余話から18年、どうやらこちらが話もキャラ設定も正統派のようですが、ち
- 大河内傳次郎の立ち回りを見ることが出来る数少ない作品
時代劇
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督マキノ雅弘
- 主演大河内伝次郎
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昭和二十七年度芸術祭参加作品として大映京都撮影所に於て社長永田雅一の指揮の下に製作、企画には松山英夫企画調整部長と辻久一が共同で当っている。原作は長田秀雄の戯曲で昭和十六年新協劇団によって上演され評判となったものである。脚色は「武蔵と小次郎」の八木隆一郎で、「修羅城秘聞 双龍の巻」の衣笠貞之助が監督に当り、「振袖狂女」の杉山公平が撮影している。配役は「勘太郎月夜唄」の人、長谷川一夫、「美女と盗賊」の京マチ子、「すっ飛び駕」の大河内傳次郎、黒川弥太郎、「怪談深川情話」の水戸光子、「暴力」の日高澄子、「利根の火祭」の坂東好太郎やその他多彩な助演陣である。
ネット上の声
- 何故か久々に見たくなった、衣笠貞之助のカンヌ初出品作
- 大映で羅生門と地獄門の間に作られた歴史大作、タイトルにあるように奈良の大仏が作ら
- 衣笠貞之助監督が初めてカンヌに出品した映画
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督衣笠貞之助
- 主演長谷川一夫
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「腰抜け二刀流」のシナリオを書いた三村伸太郎の原作を「誰が私を裁くのか」の新藤兼人が脚色し「鬼あざみ」の冬島泰三が監督に当たっている。主演者は「阿修羅判官」の大河内傳次郎と「泥にまみれて」の水戸光子。それに星美千子、本間謙太郎などが助演している。
ネット上の声
- 大河内傳次郎を観たくて鑑賞.本格のやくざの親分役ですが,なんとも言えない人の良さ
- とある宿場の信濃屋という旅籠に集う人々の群像劇
- 〖1950年代映画:時代劇:大映:日本名作映画集〗
- 大河内伝次郎さんが見たくて鑑賞
時代劇
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督冬島泰三
- 主演大河内傳次郎
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朝日放送の連続ラジオドラマ、京都伸夫作『アコの贈物』の映画化で、企画は「大仏開眼」の辻久一。脚色監督を「足にさわった女(1952)」の市川崑が担当し、共同脚色は和田夏十、音楽黛敏郎、ともに「足にさわった女(1952)」の顔ぶれである。撮影は「腰抜け巌流島」の武田千吉郎。「二つの処女線」の久我美子、「牛若丸」の水戸光子、「千羽鶴(1953)」の森雅之、「勘太郎月夜唄」の堀雄二らをたすけて津村悠子、望月優子、大伴千春、伊藤雄之助、平井岐代子、近衛敏明、荒木忍等が助演する。
ネット上の声
- タイトルが楽しい、アコは家出して朝5時前に叔母宅に来る活発娘
- じゃじゃ馬ムスメ
- 久我美子大暴れ!
- ライトコメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督市川崑
- 主演久我美子
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「誘惑(1948)」についで小倉武志のプロデュース。「不死鳥」の木下恵介が自ら脚本並びに監督に当り、カメラは楠田浩之が担当する。キャストは「土曜夫人」(大映)の水戸光子「懐しのブルース」以来の小沢栄太郎の主演で、特にこの作品は、オール・ロケーションを敢行し、出演者も二人と限定され、女の心理描写をテーマとする点、日本映画としては珍らしい試みがみられる。
ネット上の声
- 女の自立は権利か義務か
- 主演2人・・・
- 揺れ動く心
- 戦後に生きるのに必死で罪に手を染めてしまった男と、そんな彼と別れたいダンサーの女
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督木下恵介
- 主演水戸光子
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原作はドイツのベスト・セラー小説ケストナーの『二人のロッテ』、渡邊一郎の脚本を、「夜の未亡人」の島耕二が監督に当っている。撮影は「誰が私を裁くのか」の相坂操一である。出演者は、「母を慕いて」の美空ひばりの二役、「舞姫(1951)」の山村聡、「名月走馬燈」の水戸光子などを初めとして、荒川さつき、杉狂児、捕邊粂子などである。
ネット上の声
- 動く志ん生!
- ひばりとすみれの心情がただ漏れな演出をみると、さすが大衆向け映画という感じがする
- 客をバカにしてんのかしらんけどいくらなんでも島耕二はしつこすぎる
- 〖1950年代映画:小説実写映画化:大映〗
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督島耕二
- 主演美空ひばり
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五島田鶴子の原作から、「朝の波紋」の館岡謙之助が脚色し、「群狼の街」の小石栄一が監督に当たっている。撮影は同じく姫田真佐久である。主演は「雪崩(1952)」の水戸光子で、「長崎の歌は忘れじ」の久我美子、根上淳、「西陣の姉妹」の三橋達也、「女王蜂(1952)」の菅原謙二に細川ちか子、荒川さつき、滝沢修などが助演している。
ネット上の声
- 「若尾文子の記念すべき映画デビュー作品」と言われている映画だが、本作の前にも何本
- 関東軍に見捨てられ、大陸に取り残された満蒙開拓団の婦女子一行が、恐怖に怯えながら
- この系統は想像の範疇を超えてこれない
- 若尾文子、スクリーンデビュー作
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督小石栄一
- 主演菅原謙二
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製作は「緑の風」の杉山茂樹、企画は「悲しき小鳩」の福島通人、「勘太郎月夜唄」の八住利雄が脚本を書き「魔像(1952)」の大曾根辰夫が監督に当っている。撮影は、「娘はかく抗議する」の竹野治夫。出演者は、「悲しき小鳩」の美空ひばりの二役、「柳生の兄弟」の水島道太郎、薄田研二、「怪談深川情話」の水戸光子、「夏子の冒険」の桂木洋子のほか、堺駿二、月形龍之介などの助演者たちである。
ネット上の声
- お穣のタッキー
- ひばり12歳の時の作品だが、児童向けではなく、大人の鑑賞に耐え得る内容
- 美空ひばりが凛々しい牛若丸と、それを慕う少女の二役を演じている
- まず、美空ひばりだと分からないほどのメイクのインパクトがすごい
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督大曾根辰夫
- 主演美空ひばり
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「音楽二十の扉」の根岸省三が企画に当り、演劇畑の中江良夫が原作、脚色に当り、病気のため休養にあった田坂具隆が病気回復戦後第一回作品で、「音楽二十の扉」の水野洽が補助演出をする。キャメラは田坂具隆監督とコンビの伊佐山三郎が久方ぶりで撮影に当る。出演者は新国劇の辰巳柳太郎や、「毒薔薇」「母三人(1949)」の入江たか子、「母三人(1949)」「白鳥は悲しからずや」の水戸光子を始め、「わが恋は燃えぬ」の菅井一郎、「殿様ホテル」の河津清三郎、「嵐の中の姉妹」の羽鳥敏子、伊沢一郎、船越英二らが助演する。
ネット上の声
- 「女を虫けらのように扱う、けど女の事は何一つ知らない」硬派?な男のセクシュアリテ
- #193 田坂具隆大会
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督田坂具隆
- 主演辰巳柳太郎
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「ほらふき丹次」の八木隆一郎が、富田常雄の新聞連載小説『潮来出島』を脚色し、「伊達騒動 母御殿」と同じく安田公義が監督に、竹村康和が撮影に当った。主なる出演者は「お夏清十郎」の市川雷蔵が大映契約第一作として主演するほか、「覆面髑髏隊」の黒川弥太郎、「忠臣蔵(1954)」の嵯峨三智子、「宮本武蔵(1954)」の水戸光子など。
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督安田公義
- 主演市川雷蔵
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「夜行列車の女」の土井逸雄と「二人で見る星」の須田鐘太の協同企画、織田作之助の原作を「おスミの持参金」の山崎謙太が脚色し、「夜行列車の女」「第二の抱擁」「今宵妻となりぬ」以来コンビの田中重雄監督、青島順一郎撮影。出演者は松竹から「情炎(1947)」の水戸光子、「かけ出し時代」「見たり聞いたりためしたり」の江川宇禮雄「女囚36号」「夜行列車の女」「東京の夜」の若原雅夫、「東京の夜」「素浪人罷通る」の平井岐代子の他片山明彦、鈴木美智子、吉川公一郎。
ネット上の声
- 政治資金欲しさに娘(水戸)を闇屋(河津)に売り飛ばす父親に娘の方から三下り半を出
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督田中重雄
- 主演水戸光子
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演出家に転向した池田忠雄の第一回作品。
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督池田忠雄
- 主演水戸光子
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青春、 戦争
- 製作年1945年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督---
- 主演水戸光子
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「夜の女たち」につぐ糸屋寿雄の製作で「女性の勝利」(新藤兼人と協同)の野田高梧の原案から「夜の女たち」「武装警官隊」「五人の目撃者」の依田義賢と「四人目の淑女」「嫉妬(1949)」「わが生涯のかがやける日」の新藤兼人が協同で脚本を書き「夜の女たち」についで溝口健二が監督した。カメラは「夜の女たち」「明日は日本晴れ」の杉山公平の担当。主演は「夜の女たち」「風の中の牝鶏」につぐ田中絹代、「破戒(1948 木下恵介)」につぐ菅井一郎(東宝)「肖像」「破戒」につぐ俳優座の小沢栄太郎、「殺すが如く」「王将(1948)」の水戸光子で、それに「肖像」「群狼」の三宅邦子、「陽気な街」の沢村貞子、その他俳優座より「颱風圏の女」「破戒(1948 木下恵介)」の東野英治郎と松本克平、および千田是也、信欣三、浜田寅彦らが出演する。
ネット上の声
- 溝口監督も1度は通った道:政治的啓蒙映画
- 正しさの説得力
- 男女機会均等
- 実在の女性をモデルにした作品のようで、政治家も実在の政治家をモデルにしているよう
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
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「国定忠治(1954)」に次ぐ日活時代劇第二作。長谷川伸の原作より、「国定忠治(1954)」の菊島隆三と「霧の第三桟橋」の井手雅人が共同脚色し、「花と竜 第一部」「花と竜 第二部」の佐伯清が監督している。撮影は「この太陽」の藤井静、音楽は「雪の夜の決闘」の清瀬保二の担当。出演者は「大阪の宿」の水戸光子、「太陽のない街」の三島雅夫のほか、「国定忠治(1954)」に出演した島田正吾、辰巳柳太郎、石山健二郎はじめ新国劇が総出演する。
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督佐伯清
- 主演島田正吾
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雑誌「ホーム」連載の石川達三の小説を加賀四郎がとりあげて企画し、八木沢武孝が脚色し、「宮城広場」の久松静児がメガホンを取っている。出演者の主なものは、「風にそよぐ葦 前編」の小沢栄、「雪割草」の水戸光子、「えり子とともに」の角梨枝子、それに村田知英子、根上淳、藤原釜足等。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督久松静児
- 主演小沢栄
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「月の渡り鳥」と同じく清川峰輔の企画で、衣笠貞之助が自ら脚本を書き監督に当っている。撮影は新人本多省三が起用されている。出演者の主なるものは「銭形平次・恋文道中」の長谷川一夫に「上州鴉」の水戸光子、「誰が私を裁くのか」「お遊さま」の乙羽信子をはじめ、羅門光三郎、河野秋武、香川良介、澤村國太郎、加東大介、大美輝子、毛利菊枝等である。
ネット上の声
- 序盤に明らかにこれから波乱起きそうなカップルの惚気を見せられて案の定事件をきっか
- うーん、これサイレント映画だったら面白かったのかも
- ポールが日本公演で見た映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督衣笠貞之助
- 主演長谷川一夫
-
「銀嶺の果て」「ジャコ万と鉄(1949)」「暁の脱走」とコンビで作品の発表を続けて来た、製作者田中友幸と演出家谷口千吉とが再び組んで発表した作品で、寒川光太郎原作の「脱獄囚」より取材して、谷口千吉と黒澤明とが協同で脚色している。映画芸術協会の第一回自主作品で、東宝が配給する。配役は「羅生門」の三船敏郎、「戦火の果て」の水戸光子、「暁の脱走」の池部良、その他小沢栄、志村喬、上田吉二郎、三津田健などの脇役陣である。
逃亡劇、 脱出、 刑務所
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督谷口千吉
- 主演池部良
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「土曜夫人」の土井逸雄の企画で高田保の原作を「土曜夫人」の山崎謙太と八坂薫の協同脚色、監督は「舞台は廻る」の田中重雄が当たる。撮影は「三面鏡の恐怖」の高橋通夫が担当。松竹の「駒鳥夫人」の水戸光子。「たそがれの密会」に出演した若原雅夫、久方ぶりにカムバックした羽鳥敏子が大映入社第一回出演、東野英治郎、平井岐代子らが出演する。
ネット上の声
- 違法の堕胎手術の証拠持ち込んで医師・東野英治郎の元に強請に行かされる囚われの女・
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督田中重雄
- 主演水戸光子
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下村湖人の原作を、「明治大帝と乃木将軍」の館岡謙之助が脚色、「聖女と拳銃」の野崎正郎が監督したおなじみの物語。次郎には“こじか座”の中森康博が起用されている他、大鵬関が特別出演している。撮影は「痛快なる花婿」の森田俊保。
ネット上の声
- 名作と言われている1941年の島耕二監督による『次郎物語』(日活)よりも、全体的
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野崎正郎
- 主演伊藤雄之助
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新派悲劇の当たり狂言である川村花菱の代表作『母三人』の映画化である。企画・中代富士男、脚本・館岡謙之助、演出・小石栄一、撮影・姫田真佐久のスタッフは「母紅梅」と同じである。出演者は「母紅梅」の三益愛子「わが恋は燃えぬ」の水戸光子「誰か夢なき」以来の病気療養中であった入江たか子「滝の白糸(1946)」以来久方ぶりの夏川大二郎、新人根上淳、中野曉子の抜擢出演である。
ネット上の声
- 川村花菱の原作を、館岡謙之助が脚色、小石栄一が監督した「母」もの
- 母のおもいで母のうた
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督小石栄一
- 主演水戸光子
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ネット上の声
- 悪い意味で驚きの展開が続き、宇野重が突然ログアウトするくだりは思わず笑ってしまっ
- 近代映画協会第1回作品
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督吉村公三郎
- 主演水戸光子
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ネット上の声
- 君も陸軍少年飛行兵になろうぜというプロパガンダ映画
- 戦時中に作られた飛行兵学校の映画です
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督穂積利昌
- 主演星野和正
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「青い山脈(1949)」の原作者“主婦之友”連載の石坂洋次郎の原作を、「青い山脈(1949)」の井手俊郎が脚本を執筆。監督は同じく「青い山脈(1949)」の今井正が当る。出演者は「愛染草」の水戸光子、新協劇団の岡田英次が「花の素顔」につぐ出演のみ、「青い山脈(1949)」の龍崎一郎、杉葉子、岡村文子らの他、御橋公らが久方ぶりで助演する。
ネット上の声
- いろいろの面で多くの問題を考えさせ、それに値いする真面目な態度を作者が執っている
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督今井正
- 主演水戸光子
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「情炎(1947)」「二連銃の鬼」「旅裝」の細谷辰雄の製作「リラの花忘れじ」の菊田一夫の原作を「長崎物語」「かりそめの恋」の長瀬喜伴が脚色した。監督は「恥かしい頃」「シミキンの結婚選手」の野村浩将、撮影は「シミキンの結婚選手」の西川亨、音楽は「弥次喜多凸凹道中」の万城目正、出演者は「誘惑(1948)」の佐分利信、「情炎(1947)」「女」の水戸光子「偉大なるX」の宇佐美淳らである。
ネット上の声
- 水戸光子は、戦前からのスター女優だが本作観てもあんまり上手い感じはない
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村浩将
- 主演水戸光子
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ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
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岸田國士の小説『暖流』を、池田忠雄が脚色し吉村公三郎が監督した。腐敗した病院を舞台に五人の男女による愛憎劇を描いており、戦前の吉村作品の傑作といわれる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督吉村公三郎
- 主演佐分利信
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「十六夜街道」の脚本を書いた書いた新藤兼人が、「愛妻物語」についで自ら脚本を書きおろし、監督に当たったもの。撮影は「十六夜街道」の竹村康和が当たっている。「唐手三四郎」の藤田進、「月から来た男」の水戸光子、「浅草紅団」の乙羽信子の主演で、菅井一郎、小柴幹治、殿山泰司などが助演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督新藤兼人
- 主演藤田進
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- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宗本英男
- 主演水戸光子
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川口松太郎原作の恋愛小説「かりそめの初夜」の映画化で「花の日月」に続く土井逸雄の企画。監督は「満月(1949)」に次ぐ田中重雄。主演者の上原謙は「四谷怪談(1949)」水戸は大映京都の「わたしの名は情婦」に次ぐ作品。その他「花の日月」の星三千子、岡村文子、「大都会の丑満時」の船越英二「虹男」の暁テル子等が出演。撮影は「満月(1949)」の山崎安一郎。
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督田中重雄
- 主演上原謙
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ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演水戸光子
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「利根の火祭」の企画をした高桑義生の原案で、「月から来た男」の犬塚稔が脚色をし、同じく監督に当たっている。犬塚稔の監督作品は「元禄水滸伝」に次ぐものである。出演者は、「死の街を脱れて」の水戸光子、「阿波狸屋敷」の堀雄二、「銭形平次捕物控 地獄の門」の長谷川裕見子の他、進藤英太郎、市川小太夫、星ひかる、潮万太郎などである。
時代劇
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督犬塚稔
- 主演水戸光子
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昭和三年松竹が野村浩将監督、田中絹代、上原謙主演で製作してヒットした「愛染かつら」の続編で、原作は同じく川口松太郎で現在『婦人世界』誌連載中のものによる。企画は「母(1948)」の中代富士男。脚本は「母(1948)」「三百六十五夜(1948)」の館岡謙之助。監督は「三面鏡の恐怖」以来の久松静児担当。この映画は最初田中、上原の主演を予定したが、田中絹代は交渉成らず、水戸光子、上原謙と変更して準備に入った矢先、上原の出演料三百万円要求事件が起こって大映側はこれを拒絶、ついに告訴問題まで発展したが、結局主役は「王将(1948)」につぐ水戸光子、「すいれん夫人とバラ娘」につぐ龍崎一郎と決定して、吉川満子、岡村文子、小川弘子を他社より得て出演。
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督久松静児
- 主演水戸光子
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戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督原研吉
- 主演星野和正
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- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督安田公義
- 主演黒川彌太郎
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- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督安田公義
- 主演黒川彌太郎
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- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督久松静児
- 主演水戸光子