全7作品。江角英明が出演した映画ランキング

大正時代の遊郭、純粋な愛を貫こうとする芸者と青年の、切なくも美しい恋物語。

舞台は雪深い北国の遊郭、時代は大正。芸者として働く少女ソデは、客として訪れた青年シンスケと運命的な恋に落ちる。世間のしがらみや過酷な現実が二人を引き裂こうとする中、彼らの愛は一層燃え上がる。襖の裏張りに互いの想いを綴り、密かに愛を育む二人。しかし、その純粋な想いはやがて悲劇的な結末へと向かっていく。逃れられない運命の中で、二人が選んだ愛の形とは。神代辰巳監督が描く、映像美と官能の中に咲く究極の純愛。

法の権化のような厳格な養父の歪んだ欲情の犠牲になる少女の姿を描く。脚本は「地獄(1979)」の田中陽造、監督は「青い獣　ひそかな愉しみ」の武田一成、撮影は「むちむちネオン街　私たべごろ」の森勝がそれぞれ担当。

70年代新宿を舞台に、人種差別と暴力に立ち向かうスケバンたちの、鮮烈で危険な戦いを描くバイオレンス・アクション。

70年代の新宿。マコ率いるスケバングループ「野良猫」が街を闊歩。ある日、彼女たちは混血の青年イチローを助けたことから、排外主義を掲げる右翼団体「誠心会」と対立。イチローの恋人を人質に取られ、追い詰められたマコたちは、誠心会との全面対決を決意。バイクを飛ばし、ナイフを手に、巨大な権力に立ち向かう少女たち。社会の不条理に牙をむく彼女たちの、命を懸けた戦いの行方。時代の熱気と反骨精神が爆発する、衝撃の一作。

昭和初期、愛欲の果てに男を殺めた女の壮絶な実録。究極の愛の形を問い、日本中を震撼させた衝撃作。

舞台は1936年、昭和恐慌下の東京。料亭の仲居として働く阿部定は、純粋すぎるほどの愛を求める女。ある日、店の主人である石田吉蔵と出会い、二人は運命的に惹かれ合う。世間から身を隠すように始まった二人の関係は、やがて昼夜を問わず愛欲に溺れる狂気的なものへと変貌。互いを完全に独占したいという歪んだ情念は、二人を破滅的な結末へと導いていく。終わりなき愛の交歓の果てに、定が下した究極の愛の証明とは。実際に起きた事件の生々しい描写。

原因不明の自殺病を解明しようとする教授と超人類を作り出すことに生涯をかける博士を中心とした奇妙な人間関係を描く。監督はこれがデビュー作となる劇団第三エロチカ主宰の川村毅。撮影は「木村家の人びと」の志賀葉一がそれぞれ担当。

売春地獄に陥れられ、人生を破壊された人妻の戦慄と復讐を描く。脚本は「野良犬(1973)」の一色爆、監督は本田達男、撮影は国定玖仁男がそれぞれ担当。

誘拐された女子高生が飼育されて、やがて女として目覚めていく様を描く。脚本は「札幌・横浜・名古屋・雄琴・博多　トルコ渡り鳥」の関本郁夫、監督は「処女・若妻・未亡人　貞操強盗」の本田達男、撮影は「下苅り半次郎　(秘)観音を探せ」の国定玖仁男がそれぞれ担当。