全3作品。仲野茂が出演した映画ランキング

ラスティック・ストンプの雄、OLEDICKFOGGY。熱狂のライブと剥き出しの日常に迫る、魂を揺さぶる音楽ドキュメンタリー。

舞台は現代日本のライブハウスから全国のフェス会場まで。カントリーやブルーグラスをパンク・ロックに融合させた独自の音楽「ラスティック・ストンプ」を掲げるバンド、OLEDICKFOGGY。カメラは、彼らの圧倒的な熱量を放つライブパフォーマンスの裏側へと潜入。楽曲制作の現場、ツアー中の移動、そしてメンバー間の飾らない会話を克明に記録していく。商業主義とは一線を画し、自らのスタイルを貫くことの葛藤と覚悟。時代や流行という大きな歯車に惑わされることなく、自分たちの音を鳴らし続けるバンドの生き様が、観る者の心を突き動かす。

「デストロイ・ヴィシャス」「乱死怒町より愛を吐いて」の島田角栄監督が、前作「PLAN6 CHANNEL9」でも起用したお笑い芸人の鳥居みゆきを主演に据えて描いた作品。最愛の夫を通り魔事件で亡くしたヴィヴィアンは、悲しみのあまり妄想にとりつかれ、引きこもりの青年・山本を通り魔殺人犯と決めつけて毎日のように因縁をつけている。山本は、そんなヴィヴィアンに対処しているうちに、彼女に対して奇妙な感情を抱き始める。そしてある日、かつて町をヤクザから救った過去を持つ痴呆症の玄太朗の妄想とヴィヴィアンの妄想がリンクし、事件が起こる。