- 製作
- 2011年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- ---
- 出演
- 中村吉右衛門中村富十郎中村魁春
- 種類
- シネマ歌舞
【忠義か、我が子への愛か。源平の世に生きた武将の、苦悩と決断を描く歌舞伎の名作をスクリーンで。】
舞台は源平合戦のさなか、熊谷直実の陣屋。須磨の浦で平家の若武者・敦盛を討ち取った熊谷。しかし、その敦盛は我が子・小次郎と同じ十六歳。主君・源義経からの命令は、敦盛の首を討つこと。武士としての忠義と、人の親としての情の狭間で、熊谷は究極の選択を迫られる。やがて訪れる「首実検」の時。そこに現れたのは、敦盛の母・藤の方。熊谷が下した悲痛な決断とは。歌舞伎三大名作の一つが描く、無常観と親子の愛の物語。