- 製作
- 2017年 日本
- 時間
- 47分
- 監督
- 青柳拓
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
人通りの少なくなった商店街を毎日歩き回る知的障害のある男性の暮らしを追いながら、地方の現実やそこに暮らす人々の温かさを描いたドキュメンタリー。山梨県南部に位置する市川大門町。ごく平凡な田舎町を歩き回り、町の人々から「ひいくん」と呼ばれている男性は、いつも町の誰かの手伝いをしており、みんなから温かく受け入れられている。町の商店街は人通りも少なくなり、シャッターが目立つようになっていた。ひいくんが通う電気屋の店主も病気で倒れ、店を閉める状況になってしまった。写真を撮ることが趣味だった店主の膨大な数の写真ライブラリーには、この町の当たり前だった日常の風景がしっかりと記録されていた。監督はこれがデビュー作となる弱冠23歳の青柳拓で、本作を通して自身の生まれ育った町の今と昔を見つめた。