- 製作
- 2018年 日本
- 時間
- 89分
- 監督
- 内田英治
- 出演
- 渋川清彦戸次重幸内田慈
- 種類
- ヒューマンドラマ
文豪・谷崎潤一郎の短編を3人の映画監督が現代劇として映像化するシリーズ「谷崎潤一郎原案 TANIZAKI TRIBUTE」の1作。谷崎が親友・佐藤春夫に自身の妻・千代を譲ったという「細君譲渡事件」をもとにつづった「神と人との間」を題材に、「グレイトフルデッド」「下衆の愛」の内田英治監督がメガホンをとり、渋川清彦と戸次重幸がダブル主演を務めた。町医者の穂積と親友で漫画家の添田は、熱帯魚店で働く朝子に恋心を抱いていた。ある日、穂積は添田に朝子を譲り2人は結婚するが、添田はすぐに愛人をつくって朝子を虐待し、さらに穂積と朝子が不倫をするようにけしかける。それでも一心に朝子を思い続ける穂積だったが、ある事件をきっかけに彼の純愛は憎悪へと変貌を遂げる。