- 製作
- 2015年 日本
- 時間
- 86分
- 監督
- 井上淳一
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
福島第一原発の事故後、福島で苦悩しながら農業を続ける家族と東京の若者たちとの対話を描いたドキュメンタリー。2011年3月24日、原発事故を受け、農作物出荷停止のファックスが届いた翌朝、福島県須賀川市で農業を営む1人の男性が自ら命を絶った。残された息子の樽川和也さんは、母の美津代さんと畑を耕し続けている。東京からやって来た学生たちを前に、汚染された土地の作物を流通させる生産者としての罪の意識、東京電力との戦いなど、終わりが見えない現在進行形のさまざまな葛藤が語られていく。「戦争と一人の女」(監督作)、「アジアの純真」(脚本作)など、社会問題に鋭く切り込む作品を送り出した井上淳一監督による初ドキュメンタリー作品。