-
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。
熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。
前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。
ネット上の声
- 80年代の熱気がスクリーンから伝わってきた。若松監督の映画への愛と、それに応えようとする若者たちの姿に胸が熱くなった。ミニシアターに通いたくなる一本。
- 前作も良かったけど、今回はもっと好きかも!映画を愛する人たちの物語って、どうしてこんなに魅力的なんだろう。
- 井浦新がカッコよすぎた。
- 作る側の人間として刺さりまくった。情熱って大事だなって改めて思った。笑
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督井上淳一
- 主演井浦新
-
福島第一原発事故後、放射能に汚染された故郷の土と共に生きることを選んだ農家たちの記録。
2011年3月11日、福島第一原発事故。その放射能は、有機農業を営む農家たちの土地を汚染した。国が示した除染基準。しかし、彼らは土を削り取るのではなく、菜の花を植え、微生物の力を借りて土壌そのものを再生させる道を選ぶ。見えない放射能への不安、風評被害、そして仲間との意見の対立。それでも故郷を捨てず、大地と共に生きることを決意した人々の数年間にわたる苦闘と希望の記録。
ネット上の声
- これはただのドキュメンタリーじゃない。魂の記録。福島の現実と、そこで生きる人々の強さにただただ圧倒された。日本人なら観るべき。
- 正直、退屈だった。素人が撮ったホームビデオみたいで、映画として面白いとは思えなかったな。
- 心にずっしりきました。もう一度観たいです。
- 言葉にならない。すごい映画だった。生きるってことを深く考えさせられる。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督井上淳一
- 主演---
-
「憲法」は誰のものか?植木等主演の喜劇映画と現代日本の姿を交錯させ、その本質に迫るドキュメンタリー。
1963年の喜劇映画『日本一のホラ吹き男』。主人公が日本国憲法を諳んじる場面から、この映画は始まる。改憲の議論が活発化する現代日本。自衛隊の海外派遣、緊急事態条項、そして表現の自由。私たちの生活に深く関わる「憲法」という存在を、専門家や弁護士、そして市民の声を通して多角的に検証。過去の映画と現代の風景を織り交ぜながら、憲法が持つ意味と、それが誰のためにあるのかを鋭く問いかける。観る者一人ひとりが当事者となる、知的探求の旅。
ネット上の声
- 憲法前文は素晴らしい
- 主権は国民ですよね
- 憲法前文の朗読がこんなに心地よいなんて・・・
- これは点数つけられないなぁ
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督井上淳一
- 主演渡辺美佐子
-
永瀬正敏が原案・主演を務め、東日本大震災の影響を受けた世界に生きる男と女の喪失と再生を描いた作品。
誰もいない廃墟のような街で、運河に流れ着いたゴミを拾い集める男。そこに1人の女が現れたことで、男の日常に変化が起こりはじめる。
“女”を演じるのは、「福田村事件」のミズモトカナコ。「戦争と一人の女」の井上淳一が監督・脚本を手がけ、後に「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」でも井上監督とタッグを組むシネマスコーレ支配人の木全純治が企画プロデュースを担当。ロックバンド「頭脳警察」のPANTAが主題歌を手がけた。現在は使われていない名古屋の中川運河で2013年末に撮影を行ない、完成から11年の時を経て2025年に劇場初公開。
ネット上の声
- 世界の終わりで残された男女が求め合う…というおっさんの願望ダダ漏れ映画
- 短編映画で伝えられることとは
- 舞台挨拶で少しわかりました
- 震災後の世界
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間47分
- 監督井上淳一
- 主演永瀬正敏
-
坂口安吾の小説「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」を映画化した官能文芸ドラマ。太平洋戦争末期から終戦後の東京を舞台に、時代に翻弄された男女の交錯する運命を描く。時代に絶望した作家の野村は、飲み屋を営む元娼婦の女と刹那的な同棲を始め、貪るように体を重ねる。一方、中国戦線で片腕を失い帰還した大平は、戦場での精神的後遺症から妻との性交渉ができなくなっていた。しかしある日、数人の男たちに襲われている女を見て、自分が興奮していることに気がつき……。元文部科学省官僚で映画評論家の寺脇研氏が企画プロデュース。若松孝二監督の下で映画作りを学んだ脚本家の井上淳一が初メガホンをとった。
ネット上の声
- 男女の性(サガ)と戦争の本質を突きつけている
- 女優のブサイク度と棒読みぶりにゲンナリ。
- お金損します。おすすめできません
- 一般公開してはいけない作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督井上淳一
- 主演江口のりこ