- 製作
- 2009年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 曽利文彦
- 出演
- 大塚明夫朴路美福山潤
- 種類
- アニメ
大学在学中から複数の映像コンペティションで高い評価を得てきた塩野峻平が、コロナ禍の世の片隅で生きる人々を描いた3編から構成されたオムニバス。東京で1人暮らしをする大学2年生の小松が、新型コロナウイルスの影響で講義がオンライン授業となり、大学に通えず実家に帰る決断をした大学1年生の隣人・立野を1日だけの東京観光に誘う「小松×立野」。コロナ禍で客足が減っていく実家の中華料理屋で働く要と、大学3年生で将来に不安を感じながら就職活動をしている幼なじみの光を描いた「光×要」。コロナ禍で表現の場を失いつつも小規模ながら舞台の活動を再開した役者の大内と公演に頻繁に足を運ぶ女子高生・楠本の、舞台演劇を通して自然と生まれたつながりを描いた「大内×楠本」。監督の塩野をはじめ、スタッフの多くが現役の中央大学の学生で、彼らが身を持って感じてきたコロナ禍の生きづらさ、コロナ収束後の世界への希望を3編のドラマによって繊細に描いていく。