- 製作
- 2017年 インド
- 時間
- 83分
- 監督
- アヌシュカ・ミーナークシ
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
インド山間部の村々で古くから伝承されてきた「歌」をめぐる音楽ドキュメンタリー。インド東北部、ミャンマーとインドの国境近くに位置するナガランド州。村人たちは棚田の準備、苗木植え、穀物の収穫と運搬などの作業をグループごとにおこない、彼らは作業の間はいつも歌を歌う。季節、友愛など、生活のすべてを歌で表現し、1人が声を発するとそれに呼応するかのように他の誰かが歌いだす。女性、男性も問わずに掛け合いながら歌われるその歌は「リ」と呼ばれ、ナガランドの山々へと広がっていく。インド南部出身で、共同監督を務めたアヌシュカ・ミーナークシとイーシュワル・シュリクマールが、棚田の雄大な風景、移り変わっていく季節、人びとの生活や農作業の一部始終を淡々とカメラに捉えていく。2017年の山形国際ドキュメンタリー映画祭・アジア千波万波部門で、奨励賞と日本映画監督協会賞を受賞(映画祭上映時タイトル「あまねき調べ」)。