- 製作
- 2012年 日本
- 時間
- 100分
- 監督
- 土井敏邦
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
在日ミャンマー人青年の14年間を記録したドキュメンタリー。1991年、ビルマ(現ミャンマー)軍事政権の弾圧から逃れ、家族を残したまま政治難民として日本に渡った青年チョウチョウソー(チョウ)は、生活のためレストランで働きながら、祖国では禁じられた民主化運動を続けていく。数年後、妻と再会して日本でレストランを開業し、老父とは第三国のタイで会うことはできたが、その後、訃報を聞いても帰国することはかなわなかった。家族や祖国への思いと、民主化運動のためにその思いを捨てなければいけないという現実の狭間で揺れ動くチョウの姿を通し、国や国家、故郷とはなにか、愛国心とはなにかを問う。監督は「沈黙を破る」「“私”を生きる」が高い評価を受けたビデオジャーナリストでドキュメンタリー作家の土井敏邦。