- 製作
- 2006年 フランス
- 時間
- 53分
- 監督
- マルク・プティジャン
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
【広島で被爆した一人の医師の生涯を追う。内部被曝の恐ろしさと、核の脅威を告発する衝撃のドキュメンタリー。】
1945年8月6日、広島。軍医であった肥田舜太郎は、爆心地からわずかな距離で被爆した。彼は奇跡的に生き延び、以来、被爆者たちの治療に人生を捧げる。原因不明の症状に苦しむ人々。それは、目に見えない放射線による「内部被曝」がもたらす深刻な健康被害だった。肥田医師は、その恐るべき実態を世界に訴え続ける。彼の証言と、被爆者たちの苦悩の記録を通して、核兵器がもたらす非人道的な傷跡を克明に描き出す。これは過去の物語ではない。現代に生きる我々への、痛切な警告の記録。