広島の被爆者と福島の被災者。二つの核の悲劇を生きる人々の声を通して、日本の「核」の歴史を静かに問い直すドキュメンタリー。
1945年の広島、そして2011年の福島。フランス人監督マルク・プティジャンは、広島で被爆し、さらに福島第一原発事故で故郷を追われた人々の存在を知る。戦争利用と平和利用、その名目の下で繰り返される核の悲劇。カメラは、二つの記憶を背負いながら生きる人々の日常と、その静かな言葉を丹念に追う。メディアが報じない個人の苦悩と、国策に翻弄され続ける姿。ヒロシマとフクシマ、二つの地名が結びつく時、我々が向き合うべき不都合な真実が浮かび上がる。過去から何を学び、未来へ何を伝えるべきか。
ネット上の声
- 肥田先生にほれこんだ外国人監督の第二作。悪い撮影条件の中で、よくぞ残してくださったと感謝します。
- 興味深い内容
- 興味深い内容
- 根拠と事実
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本,フランス
- 時間80分
- 監督マルク・プティジャン
- 主演---