- 製作
- 1919年 ドイツ
- 時間
- ---分
- 監督
- ヨーエ・マイ
- 出演
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- 種類
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第1次大戦中ドイツが製作した驚くべき大作品の一つであって、千古の謎を包む不思議な指環を持った女の運命を描き、人は生れ変ると云うインドの思想と、嘘言を誡めるドイツの思想とを、壮麗な舞台装置と興味深い劇筋とを以て美事に表現したものである。ベルリンのマイ・フィルムの撮影でドイツ内の宮殿や博物館等の大建築物が惜し気もなく使ってある。原名は『真理は勝つ』と云うのだそうである。原作はミケランジェロ・ツォイス男爵及びヨーエ・マイ氏の思想に基ける三部曲映画劇で、ルス・ゲッツ女史及リヒャルト・フィッター氏の合作。ヨーエ・マイ氏監督。パウル・レニ氏美術監督。マックス・ルッツェ氏撮影。ディリンゲル氏衣装考案。フェルディナンド・フンメル氏が作曲したもの。