- 製作
- 1993年 日本
- 時間
- ---分
- 監督
- 石井隆
- 出演
- 竹中直人余貴美子根津甚八
- 種類
- ヒューマンドラマ
「死んでもいい」「天使のはらわた」シリーズなどで知られる映画監督・脚本家・劇画作家の石井隆が、ヤクザを殺した女と彼女にほれた何でも屋の男の運命を描いたハードボイルドサスペンス。
「何でも代行屋・紅次郎」こと村木は、事務所を訪ねてきた陰のある美女・名美から、東京を案内してほしいと依頼される。その夜、都内の高級ホテルに帰った名美は、腐れ縁のヤクザである行方を部屋に招き入れ、シャワー室で刺殺する。翌日、何も知らない村木はホテルを訪れ、行方の死体を発見。名美にはめられたことを知った村木は、旅行バッグに死体を入れ彼女を追う。
石井監督が劇画作家時代から描き続けてきた名美と村木を本作では余貴美子と竹中直人が演じ、根津甚八が行方役で共演。サンダンス・フィルム・フェスティバル・イン・トーキョー’94にてグランプリを受賞。2010年には本作の続編となる映画「ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う」が製作された。2025年6月、石井隆の初期監督作4本をHDリマスター版で上映する特集企画「石井隆Returns」にてリバイバル上映。