- 製作
- 1995年 メキシコ
- 時間
- 95分
- 監督
- カルロス・カレラ
- 出演
- フェルナンド・トレ・ラファムティアレ・スカンダルイサ・ウエルタス
- 種類
- ヒューマンドラマ
【亡き夫は生きている。聖人のお告げを信じ、貞淑な未亡人が踏み出す、メキシコを巡る奇想天外な巡礼の旅。】
舞台は、メキシコの小さな村。主人公は、夫を亡くし、信仰だけを支えに生きる若き未亡人エスペランサ。彼女の静かな日常は、ある日教会で受けた奇跡的なお告げによって終わりを告げる。それは、死んだはずの夫が生きているという聖人からのメッセージ。この啓示が、彼女を旅へと駆り立てるきっかけ。目的は、ただ一つ、夫との再会。しかし、彼女を待っていたのは、国境の町や歓楽街をさまよう、信仰を試されるような苦難の道のり。個性的な人々との出会いを繰り返しながら、彼女は夫の痕跡を追い求める。果たして、この旅の終着点に待つものは神の奇跡か、それとも残酷な現実か。一人の女性の成長を描く、不思議な物語。