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                     亡き夫は生きている。聖人のお告げを信じ、貞淑な未亡人が踏み出す、メキシコを巡る奇想天外な巡礼の旅。舞台は、メキシコの小さな村。主人公は、夫を亡くし、信仰だけを支えに生きる若き未亡人エスペランサ。彼女の静かな日常は、ある日教会で受けた奇跡的なお告げによって終わりを告げる。それは、死んだはずの夫が生きているという聖人からのメッセージ。この啓示が、彼女を旅へと駆り立てるきっかけ。目的は、ただ一つ、夫との再会。しかし、彼女を待っていたのは、国境の町や歓楽街をさまよう、信仰を試されるような苦難の道のり。個性的な人々との出会いを繰り返しながら、彼女は夫の痕跡を追い求める。果たして、この旅の終着点に待つものは神の奇跡か、それとも残酷な現実か。一人の女性の成長を描く、不思議な物語。
                        ヒューマンドラマ
                 
                
                    - 製作年1995年
- 製作国メキシコ
- 時間95分
- 監督カルロス・カレラ
- 主演フェルナンド・トレ・ラファム
 
 
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                憧れの美少女をさらって家に閉じ込めた冴えない中年男。2人のギクシャクとした恋愛と、彼らを取り巻く奇妙な人間関係を、独特のユーモアと美しい映像で描いた一編。監督は当時28歳のカルロス・カレラで初の長編劇映画。カレラはメキシコ国立映画研修センターに学び、88年から日本との合作を含む短編アニメを製作。その1本「MALA YERBA NUNCA MUERD(雑草は決して噛まない)」(88)がビルバオ短編映画国際フェスティバル、モントリオール国際映画学校フェスティバルで受賞。90年、イグナシオ・オルティスと共同執筆した「ベンハミンの女」のオリジナル脚本が同センターの第1回長編映画コンテストで選出され、映画化の運びとなった。主演は「PNDC/エル・パトレイロ」のエドゥアルド・ロペス・ロハスと、「赤い薔薇ソースの伝説」のアルセリア・ラミレス。共演は「サン・セバスチャンの攻防」のマレナ・ドリアほか。メキシコと日本の間の映画交流に尽力している名古屋在住の翻訳家・間宮敏彦氏が作品に惚れ込み、自主配給を買って出た“快挙”でも話題となり、東京公開時には氏が自費で主演女優のラミレスを日本に招いた。91年モントリオール国際映画祭新人監督賞ほか各国の映画祭で受賞。
             
                        ヒューマンドラマ
                 
                
                    - 製作年1991年
- 製作国メキシコ
- 時間90分
- 監督カルロス・カレラ
- 主演エドゥアルド・ロペス・ロハス
 
 
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                若き神父と美しい少女との禁断の愛を軸に、教会の様々な腐敗を描くスキャンダラスな内容が物議をかもし、メキシコ・アカデミー賞(アリエル賞)を総ナメにした。野心を秘めた若き神父を「天国の口、終わりの楽園。」のガエル・ガルシア・ベルナルが、神父を愛する少女・アメリアをメキシコの新星、アナ・クラウディア・タランコンが演じている。監督は、「差出人のない手紙」でグランプリを受けたナント三大陸国際映画祭ほか、ベネチア映画祭など数々の映画祭で国際的にも高い評価を受けているカルロス・カレラ。
             
                        ネット上の声
                            
                                - アカデミー賞外国語映画部門メキシコ代表、メキシコアカデミー賞受賞作品らしい
- 自由な社会に存在する禁断の愛が生んだ悲劇
- 若さ故のエゴ。じゃ済まされない不愉快さ
- 神父もただの男・恋する事は許して欲しい
 
 
                        ヒューマンドラマ
                 
                
                    - 製作年2002年
- 製作国メキシコ
- 時間118分
- 監督カルロス・カレラ
- 主演ガエル・ガルシア・ベルナル