- 製作
- 1925年 日本
- 時間
- 75分
- 監督
- 二川文太郎
- 出演
- 阪東妻三郎関操環歌子
- 種類
- 時代劇
【剣の腕は立つが、誤解され続ける孤独な浪人。理不尽な世に反逆の刃を向ける、虚無と悲哀の時代劇。】
江戸時代。腕は立つが、その実直さゆえに誤解され、仕官の道を絶たれた浪人、久利富平三郎。行く先々で理不尽な扱いを受け、悪の濡れ衣を着せられ、彼は次第に世を憎むようになる。愛する人を守るため、そして自らの誇りのために、彼はついに反逆の剣を抜く。しかし、彼を待ち受けるのは、あまりにも過酷な運命。社会から爪弾きにされた男が、己の信念を貫き通そうとする姿を描く、サイレント映画時代の傑作剣戟。その怒りと悲しみの果てに見るものとは。