- 製作
- 2004年 日本
- 時間
- 55分
- 監督
- 佐藤真
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
【新潟水俣病の舞台、阿賀野川。忘れ去られゆく人々の記憶と、変わりゆく風景を静かに見つめるドキュメンタリー。】
映画『阿賀に生きる』から10年後の新潟県・阿賀野川流域。かつて新潟水俣病に苦しんだ人々が暮らす地を、佐藤真監督が再び訪れる。カメラが映し出すのは、老いた漁師たちの穏やかな日常と、彼らが語る川と共に生きた記憶の断片。公害の悲劇は風化し、人々の暮らしも静かに変化。しかし、その風景の中には、決して消えない人々の想いと、川の記憶が確かに存在する。失われゆくものを記録し、現代に問いかける静謐な映像詩。