- 製作
- 2026年 日本
- 時間
- 94分
- 監督
- いまおかしんじ
- 出演
- 菅野恵淵上泰史佐伯大地
- 種類
- 文芸・史劇
谷崎潤一郎による耽美文学の出発点とされる傑作短編小説「刺青」を、「れいこいるか」のいまおかしんじ監督がオリジナルストーリーで映画化。谷崎文学のもつ倒錯した美学を継承しながら、孤独な者たちが寄り添いあう現代的な物語として描き出す。
父の死を機に帰国した彫師の清二は、夜の街を裸足で歩く女・チサトと出会う。弟や恋人のため必死に生きるチサトに心を奪われた清二は、病魔に侵され衰えゆく肉体に抗うように、彼女の背中に刺青を入れたいという欲望を燃やす。そんな中、清二は荒んだ生活を送る幼馴染・隆と再会する。清二と隆、そして臆病な自分から生まれ変わりたいと願うチサトの3人は、すべてを捨てた逃避行の旅に出る。
肌に刻まれた刺青とともに新たな生を歩みだすチサト役に、同じく谷崎潤一郎原作のいまおか監督作「鍵」でもヒロインを務めた菅野恵。刺青という不滅の美に固執する彫師・清二役を「花宵道中」などの淵上泰史が演じ、清二の幼馴染・隆役で佐伯大地、清二を支える彫師の師匠役で村田雄浩、清二が幼少期に出会う憧れの女性役で小原徳子が共演。