- 製作
- 2025年 日本
- 時間
- 91分
- 監督
- 小松莊一良
- 出演
- フジコ・ヘミング
- 種類
- ドキュメンタリー
2024年4月に92歳で他界した世界的ピアニスト、フジコ・ヘミングのドキュメンタリー。
情感あふれるダイナミックな演奏で国内外の多くの人々の心をとらえ、「魂のピアニスト」と呼ばれたフジコ・ヘミング。2018年のドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」など12年にわたって取材を続けてきた小松莊一良監督が彼女の素顔に迫り、心揺さぶる演奏と生きざまを映し出す。圧巻の「ラ・カンパネラ」やクラシックの名曲の数々、貴重なオリジナル曲など初公開を含む演奏シーンをはじめ、フジコ本人のインタビュー映像や絵日記、本作で存在が明らかになった異母妹エヴァや俳優の弟ウルフの証言などを収録。幼少時のスウェーデン人の父との別れ、母による厳しいレッスン、無国籍であることの生きづらさ、貧しい留学生活、忘れられない恋、聴力の喪失などさまざまな苦難を乗り越え、60代で認められ人気ピアニストとなった彼女の波乱万丈な人生を振り返る。
2003年放送のスペシャルドラマ「フジ子・ヘミングの軌跡」でフジコを演じ、プライベートでも親交のあった菅野美穂がナレーションを担当。