- 製作
- 2019年 アルゼンチン
- 時間
- 98分
- 監督
- ラウラ・シタレラ
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
フランスのカイエ・デュ・シネマ誌で2023年の年間ベストテン第1位に選ばれた長編「トレンケ・ラウケン」で注目されるアルゼンチンの女性監督ラウラ・シタレラが、2019年に手がけた作品。ある詩人が残した詩に向き合う人々の姿を映した。
フアナ・ビニョッシという詩人が死んだ。彼女の詩を世に残したいと願う若い詩人のメルセデス・ハルフォンは、映画監督のラウラ・シタレラたちとビニョッシについての映画を作ることにする。遺品を整理しながらビニョッシの詩に向き合う女性たち。プロットもなくはじまったこのプロジェクトは、やがて彼女たちが予想だにしなかった複雑で繊細なものへと転じていく。
「トレンケ・ラウケン」と同時期に製作され、同作と共通したエピソードやテーマも垣間見える一作。「トレンケ・ラウケン」の劇場公開にあわせた特集上映「ラウラ・シタレラ監督特集 響きあう秘密」にて日本劇場初公開。