- 製作
- 2023年 イギリス
- 時間
- ---分
- 監督
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- 出演
- クリストファー・モルトマンクリストファー・パーヴェスショーン・パニッカー
- 種類
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世界最高峰の名門歌劇場である英国ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたオペラとバレエの舞台を映像収録し、特別映像も交えて映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24」の1作。映画「ロード・オブ・ザ・リング」にも影響を与えたとされる、ワーグナーの大作オペラ「ニーベルングの指環」全4部の「序夜」にあたる「ラインの黄金」を収録(2023年9月20日上演作品を収録)。
「ラインの黄金」を守るライン河の乙女たちに迫ったものの、その醜い容姿のために拒絶されたアルベリヒは、「愛を諦めた男のみがラインの黄金から指環を作り世界を支配できる」ということを知り、ラインの黄金を奪い去る。一方、神々の長ヴォータンは妻フリッカの願いでもあったヴァルハラ城を建設するが、巨人族に約束した支払いができず、借金のカタに豊穣の女神フライアを連れ去られてしまう。ヴォータンは火の神ローゲの入れ知恵で、アルベリヒから彼がラインの黄金を鍛えて作り上げた指環を奪う。しかし指環にはアルベリヒによって呪いがかけられており、ヴォーダンは指環を手放すが……。
「世界で最も忙しいオペラ演出家」とも言われるオーストラリア出身の人気演出家バリー・コスキーによる新演出で、ロイヤル・オペラ・ハウスが4年をかけて上演する「ニーベルングの指環」全4部の第1章。指揮はロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督としては今シーズンが最後の年となるアントニオ・パッパーノ。