これまで短編映画で国内外で評価されてきた平林勇監督が初めて手がけた長編映画。節足動物のことばかり考えている男・新渡戸と、すべての自殺はバクテリアのせいだと考え、バクテリアに脳をコントロールされている女・坂本。幼なじみの2人は、都内のカプセルホテルのフロントでともに働いている。カプセルホテルには子どもを亡くしたフィンランド人の母親や逃亡犯の女、ミジンコを研究する学生など、さまざまな客がやって来るが、それぞれの人生が交差することはなく……。節足動物をモチーフとして、生と死と性をテーマに、さまざまな人生の断片をシニカルかつユーモラスに描く。主演は堀部圭亮、筒井真理子。