- 製作
- 2021年 日本
- 時間
- 97分
- 監督
- 奥田庸介
- 出演
- 笠原崇志古川奈苗田中惇之
- 種類
- ヒューマンドラマ
「東京プレイボーイクラブ」「クズとブスとゲス」の奥田庸介監督が自身のデビュー作と同じタイトルで撮りあげた原点回帰作で、理不尽に見舞われる名もなき人々の姿を通して「生きるとは何か」を問いかけたドラマ。
東京・下町の中華料理店で働く男性はパートの中年女性から、息子がいじめられているので相談に乗ってほしいと頼まれる。男性は仕方なく引き受けるが、女性の息子はいじめを認めようとしない。一方、漫画家の青年は合コンで出会った劇団員の女性と成り行きで同棲することに。一緒に暮らすうちに彼女に愛情を抱きはじめる漫画家だったが、そんな彼のもとにかつての恋人から電話がかかってくる。2つの物語はやがて交錯し、悲劇が起こる。
2021年・第22回東京フィルメックスのコンペティション部門に日本映画として唯一選出された。