- 製作
- 1994年 日本
- 時間
- 107分
- 監督
- 安田潤司
- 出演
- 石川成俊棚橋ナッツ上野仁
- 種類
- ヒューマンドラマ
ジャパニーズハードコア・パンクの黎明期を記録したドキュメンタリー「ちょっとの雨ならがまん」の安田潤司監督が、演劇界の奇才・飴屋法水をはじめとするアンダーグラウンドシーンのアーティストたちとの出会いをきっかけに撮りあげた長編劇映画デビュー作。ウクレレをかき鳴らしながら東京の街を闊歩するウクレレバンドのガソリン兄弟、瀬戸内海の島で生き物の研究に没頭するナルトシ、不気味なマシンが鎮座する施設で暮らすアメヤ。ある夏の日、ガソリン兄弟の友人ワクタの宝物である木彫りのおばあちゃんが泥棒に盗まれたことで、平穏な空気が一変。アメヤのマシンは遺志を持つ生き物のように動き出し、ガソリン兄弟とワクタは奇妙な幻想に取り憑かれ、ナルトシとの壮絶な争いが起こる。東京グランギニョル、M.M.M、テクノクラートのメンバーをはじめ、ハードコアパンクバンドG.I.S.M.の横山SAKEVI、頭脳警察のパンタと石塚俊明ら、登場人物全員が本人役で登場する。デジタルリマスターと再編集を施し、2018年8月18日より新宿K’s cinemaほかにてリバイバル上映。