- 製作
- 2021年 日本
- 時間
- 85分
- 監督
- 水本博之
- 出演
- ---
- 種類
- ドキュメンタリー
東京から石垣島の小さな集落に移住して船大工となった男性とその家族の姿を追ったドキュメンタリー。
石垣島北部で20数名が暮らす久宇良集落。かつては開拓移民の集落として10倍以上の住民がいたが、僻地であることや災害により多くの人々が去っていった。東京育ちの吉田友厚さん一家は、そんな久宇良集落に運命に導かれるように移住してくる。高齢化・過疎化が進むこの地では仕事も少なく、転職を繰り返しながら貧しい生活に追われていた吉田さんは、沖縄の伝統的な木造船「サバニ」の船大工という仕事に巡り合う。家族に支えられ、集落のお年寄りたちに見守られながら、数年で船大工として生計を立てることに成功し、今では手作りサバニのガイドツアーで静かなブームを起こしつつある。また、近年の久宇良集落でローカルブームとなっている“UFOとの交信”の現場にもカメラを向ける。
監督は「縄文号とパクール号の航海」の水本博之。