- 製作
- 2019年 イギリス
- 時間
- 98分
- 監督
- ジェームズ・アースキン
- 出演
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- 種類
- ドキュメンタリー
不世出のジャズシンガー、ビリー・ホリデイのドキュメンタリー。人種差別と闘い、酒と薬におぼれて身心がボロボロになりながらもステージに立ち続けたビリー・ホリデイだったが、その人生には謎に包まれた部分が多い。そんな彼女の生きざまに共感したジャーナリストのリンダ・リプナック・キュールが、1960年代に10年間かけて関係者にインタビューを重ねた膨大な録音テープが、近年になって発見された。映画は、その貴重な証言テープをもとに構成。トニー・ベネットやカウント・ベイシー、チャールズ・ミンガスといったアーティストから、ビリーのいとこや友人、ポン引き、彼女を逮捕した麻薬捜査官、刑務所の職員など多岐にわたる関係者の証言を通して、知られざるビリーの素顔を明らかにする。また、黒人差別の実態を赤裸々につづって物議をかもした名曲「奇妙な果実」をはじめとしたライブ映像も収録されており、彼女の歌唱シーンを最新技術を駆使したカラー映像でよみがえらせた。「Peter Barakan's Music Film Festival」(2021年7月2~15日=角川シネマ有楽町)で上映。