かつて民主主義の希望だったブラジルは、なぜ分断され、崩壊したのか。一人の監督の視点から、国家の激動と危機を記録したドキュメンタリー。
2003年、労働者階級から初の大統領となったルラ。彼の指導のもと、ブラジルは目覚ましい経済成長を遂げ、民主主義の希望とされた。しかし、巨大な汚職スキャンダルが発覚し、国は二分される。後継者ジルマ・ルセフ大統領の弾劾、そして極右ポピュリストの台頭。監督ペトラ・コスタは、自身の家族史と国の政治史を重ね合わせ、かつての理想が失われていく様を克明に記録。これは、遠い国の物語ではない。現代民主主義の脆弱性を鋭く問う、衝撃の記録。
ネット上の声
- 若者たち熱い
- デモもカーニバル
- タイトルなし
- 字幕がほとんど見えなくてニュアンスしか掴めなかったけど語りの手捌きが素晴らしい
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国ブラジル
- 時間93分
- 監督エリザ・カパイ
- 主演---