- 製作
- 1993年 アメリカ
- 時間
- 87分
- 監督
- ブライアン・シンガー
- 出演
- ロン・マークエットディナ・ブルックスバート・ウィリアムズ
- 種類
- ヒューマンドラマ
目的も正体も不明の男がメディアの力を利用して一つの街を崩壊させていく過程を通じて、痛烈なメディア批判と集団心理の恐怖を描いた一編。不安感を増す、アップを多用した映像が目を引く。「ユージュアル・サスペクツ」で注目された映画作家ブライアン・シンガーの長編デビュー作で、日本のマスコミ関連企業3社から成る映画助成団体シネマビームの後援で完成。93年サンダンス映画祭で審査員グランプリを受賞し、次作「ユージュアル・サスペクツ」製作のきっかけとなった。脚本はシンガーとクリストファー・マックァリー、マイケル・フェイト・ドゥーガンの共同。製作はUCS時代にシンガーの同級生だった「ユージュアル・サスペクツ」のケネス・コーキン、音楽と編集も同作のジョン・オットマン。製作補はコーキンの高校時代からの盟友アダム・リップ。撮影はブルース・ダグラス・ジョンソン、美術はジャン・セスラー。主演はTV、映画、舞台で活躍するロン・マークェット。