目的も正体も不明の男がメディアの力を利用して一つの街を崩壊させていく過程を通じて、痛烈なメディア批判と集団心理の恐怖を描いた一編。不安感を増す、アップを多用した映像が目を引く。「ユージュアル・サスペクツ」で注目された映画作家ブライアン・シンガーの長編デビュー作で、日本のマスコミ関連企業3社から成る映画助成団体シネマビームの後援で完成。93年サンダンス映画祭で審査員グランプリを受賞し、次作「ユージュアル・サスペクツ」製作のきっかけとなった。脚本はシンガーとクリストファー・マックァリー、マイケル・フェイト・ドゥーガンの共同。製作はUCS時代にシンガーの同級生だった「ユージュアル・サスペクツ」のケネス・コーキン、音楽と編集も同作のジョン・オットマン。製作補はコーキンの高校時代からの盟友アダム・リップ。撮影はブルース・ダグラス・ジョンソン、美術はジャン・セスラー。主演はTV、映画、舞台で活躍するロン・マークェット。
ネット上の声
- エグいなぁ。
- ユージュアル・サスペクツの原点
- 何事も予備知識入れず期待もあまりせずに見るのがいいよね、と思い出させてくれる映画
- アメリカの小さな町にやって来た男は、ケーブルテレビのゴールデンタイムを買い取って
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督ブライアン・シンガー
- 主演ロン・マークエット