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「ラ・パロマ」などで知られるスイスの名匠ダニエル・シュミット監督が、17世紀スイスに実在した英雄イェナチュの謎をモチーフに、ふたつの時代とふたつの現実が交錯する様子を極上の映像美で描いた幻想映画。
17世紀スイスにおけるグリソン州独立の英雄イェナチュは、宿敵ポンペウスを殺して権力を手にしたが、数年後に何者かによって殺害された。現代に生きる若きジャーナリストのスプレシャーは、イェナチュの謎の死について調査を進めるうちに、いつしか時を超えてイェナチュの姿を発見。既視体験に悩まされるスプレシャーは、さらに不思議な出来事に遭遇していく。
「ある女の存在証明」のクリスティーヌ・ボワッソン、「傷ついた男」のビットリオ・メッツォジョルノ、「007 ユア・アイズ・オンリー」のキャロル・ブーケが出演。2024年3月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。
ネット上の声
- 過去と現在が交錯して…
- 作品解説の間違い
- ダニエル・シュミットの映画
- クリストファー 真鍮の鈴
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国スイス,フランス
- 時間96分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ミシェル・ヴォワタ
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現代スイスの政財界を風刺したブラック・コメディ。監督は「書かれた顔」のダニエル・シュミット。脚本はマルティン・ズーター。撮影は「恋するシャンソン」のレナート・ベルタ。音楽はカール・ヘンギ。出演は映画初出演のエレナ・パノーヴァ、「従妹ベット」のジェラルディン・チャップリンほか。
ネット上の声
- 強烈な皮肉はヨーロッパ的
- エレナ・パノーヴァを魅る為の映画
- そ、その皮肉がやりたかったのね‥と最後まで見て分かる感じだったが編集のテンポが悪
- 北千住シネマブルースタジオ初訪問!北千住でスクリーンでダニエル・シュミットが観れ
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国スイス,ドイツ,オーストリア
- 時間108分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ジェラルディン・チャップリン
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青年貴族と娼館の歌姫ラ・パロマとの幻想的な恋を描く。製作はイヴ・ペイロ、監督・脚本は「ヘカテ」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタ、音楽はゴットフリード・ヒュンスベルク、編集はイラ・フォン・ハスペルクが担当。出演はイングリッド・カーフェン、ペーター・カーン、ペーター・カテル、ビュル・オジェ、ジェローム・オリヴィエ・ニコランなど。
ネット上の声
- 突然始まるデュエットシーンの画作りが頭おかしい
- ちょっと変わってる映画
- オペラ調怪異譚
- メロドラマ自体が極端だけど、更にどこまでも極端であるゆえ恐怖も笑いも内包した美し
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スイス,フランス
- 時間110分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演イングリット・カーフェン
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日本の代表的な舞踊家、大野一雄の肖像を追ったドキュメンタリー。監督は「季節のはざまで」のダニエル・シュミット、製作は「スモーク」の堀越謙三とマルセル・ホーン、撮影はシュミットとは長年のコンビを組む「季節のはざまで」のレナート・ベルタ、録音はディーター・マイヤー、編集はダニエラ・ロデレールがそれぞれ担当。出演は大野一雄、大野チエ。
ネット上の声
- 物哀しくもロマンチックで幻想的、指先から紡がれる旋律、唯一無二の独創性、大野一雄
- 最高にロマンティックな晴海埠頭の夜景をバックに、水をちゃっぷんちゃっぷん官能的に
- ラパロマしか見てなかったらこれは露悪なんじゃないかって思ってしまいそうだけれど、
- 鑑賞して、色々考える前に、濱口竜介監督、砂連尾理氏、平倉圭氏の話を聞いてしまった
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国日本,スイス
- 時間15分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演大野一雄
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当代きっての歌舞伎役者で誰もが知る女形のスター坂東玉三郎。虚構と現実をないまぜにした幻想的な作品を得意とするダニエル・シュミット監督が、女形という特異な存在を通して、ジェンダー、生と死、そしてフィクションとドキュメンタリーの境界線上に、虚構としての日本の伝統的女性像を浮かびあがらせる。「鷺娘」「大蛇」「積恋雪関扉」を演じる玉三郎の美しい舞台映像。そして、撮影後ほどなくしてこの世を去った女優・杉村春子、日本舞踊家の武原はんの語りや、舞踏家・大野一雄の荘厳な舞踏など、20世紀末日本の黄昏に消えゆくレジェンドたちの“最後の姿”を捉えた貴重な記録。
ネット上の声
- 大野一雄、最上級の美しさ
- 男性が女性を演じるという地点で、それはもはや現実ではなく“フィクション”なのだけ
- 玉三郎さんは男として女を演じる事、舞台の上で人間を演じることについて語ってるんだ
- 芸術映画って退屈なのもあるけどこれは撮り方が上手いのか面白かった 青みがかった画
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国スイス,日本
- 時間100分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演坂東玉三郎
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ネット上の声
- Heute Nacht oder nie♪
- 仕事終わりで流石に目あけてるのに必死だったけど、終盤とても良くていままで頑張って
- フィルムから異様なほどの神秘性みたいなものが滲み出ていて、何かの儀式に参加してい
- デュラスとリヴェットが渾然一体となったような世界観で、限りなく死に近い生の状態を
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国スイス
- 時間90分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ペーター・カーン
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ミラノに実在する音楽家のための養老院“ヴェルディの家”を舞台に、そこに住む往年のオペラスターたちが全盛期を思い出して語り歌う姿を捉えたドキュメンタリー。製作はハンス・ウルリッヒ・ヨルディとマルセル・ホーン、監督・脚本は「ラ・パロマ」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタ、音楽はジュゼッペ・ヴェルディ、ジャコモ・プッチーニ、ガエタノ・ドニゼッティ、編集はダニエラ・ロデレールが担当。出演はサラ・スクデーリ、ジョヴァンニ・プリゼドゥなど。映画は監督のシュミットが撮影のために、この、音楽家のための養老院<ヴェルディの家>に入っていくところから始まる。ひっそりと静まりかえっていた館が、にわかに活気づく。この映画の<トスカの接吻>とは、プッチーニのオペラ『トスカ』の第二幕で、トスカの恋人の命を救うためにスカルピア男爵に抱かれようとする時、傍にあったナイフでスカルピアの胸を刺す、そのひと突きのことを言う。1902年の開館から今日まで1000人を越える音楽家が訪れたといわれる。この<ヴェルディの家>は、ヴェルディがオペラ人のために建てたもので、彼は二人の妻と共にここに埋葬されている。映画には1920年代のミラノ、スカラ座の花形オペラ歌手、サラ・スクデーリをはじめ、作曲家のジョヴァンニ・プリゲドャ、テノール歌手のレオニーザ・ベロン『リゴレット』を得意としたジュゼッペ・マナキーニなどが、往年の自信満々の表情で、それぞれの得意とする題目を披露する。
ネット上の声
- オペラに造詣が深いわけでもないのにこれを見たのは、ひとつはサブスクでの配信が3月
- 声は衰えないんだな~
- 館のあちこちで年老いた人々が歌ったり楽器を弾いたりして独自のときを創りあげ浸って
- スクリーンで観るのいつ振りか忘れたけど、観られて良かった☺️何回観ても素晴らしす
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国スイス
- 時間87分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演サラ・スクデーリ
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「ラ・パロマ」「ヘカテ」などで知られるスイスの名匠ダニエル・シュミット監督が、スイス山中の古いホテルで育った男性が少年時代を回想する姿を、シュミット監督自身の記憶を反映させながらつづったドラマ。
スイス山中でホテルを経営する祖父母に育てられた中年男性ヴァランタンは、ホテルが取り壊されることを知り、記憶を頼りに現地を訪れる。ヴァランタンは無人と化したホテル内を歩きながら、少年時代の懐かしい記憶を思い起こしていく。
「はなればなれに」「夕なぎ」のサミー・フレイが主人公ヴァランタンを好演し、「ラ・パロマ」のイングリット・カーフェン、「海辺のポーリーヌ」のアリエル・ドンバール、「チャーリー」のジェラルディン・チャップリンら豪華キャストが共演。2024年3月、デジタルリマスター版にてリバイバル公開。
ネット上の声
- 語り手の過去の過去のそのまた過去が積み重なっているホテル
- 懐かしの芸、去っていった人々…
- 不思議な映画でした。(2)
- 早稲田松竹にて鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国スイス,ドイツ,フランス
- 時間95分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演サミー・フレイ
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「ラ・パロマ」などで知られるスイスの映画監督ダニエル・シュミットが、フランスの作家ポール・モランの小説「ヘカテとその犬たち」を原作に撮りあげたラブストーリー。1942年、第2次世界大戦中の中立国スイスの首都ベルン。外交官の男ジュリアンは、フランス大使館主催の豪奢なパーティ会場で、ひとり追憶にふけっていた。10年ほど前、北アフリカの植民地に赴任した彼は、そこで謎めいた人妻クロチルドと出会い、狂おしいほどの恋に落ちたが……。外交官ジュリアンを「ラ・ブーム」のベルナール・ジロドー、人妻クロチルドを「アメリカン・ジゴロ」のローレン・ハットンが演じた。ゴダール作品やシャブロル作品などで知られる名匠レナード・ベルタが撮影、「ローラ」「第三世代」のラウール・ヒメネスがプロダクションデザインを担当。クリスチャン・ディオールがジロドーの衣装デザインを手がけた。日本では1983年にシュミット監督の本邦初公開作として上映。2021年4月23日より、Bunkamuraル・シネマほかにてデジタルリマスター版をリバイバル公開。
ネット上の声
- 何を考えている?何も!
- モロッコの青い光
- パンドラの箱、的な
- 出遭い、愛し、やがて嫉妬に狂い、独占したいという本能的欲求を操るヘカテの手口
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スイス,フランス
- 時間108分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ベルナール・ジロドー
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ニュー・ジャーマン・シネマを牽引した鬼才ライナー・ベルナー・ファスビンダーの戯曲「ゴミ、都市そして死」を、彼の盟友であるスイスの名匠ダニエル・シュミットがメガホンをとり映像化。
戦後のドイツ、フランクフルト。娼婦リリーは繊細な性格のため仲間たちの間では浮いた存在で、家に帰るとヒモ男から金をせびられる日々を過ごしていた。そんなある日、彼女は裏社会の大物であるユダヤ人に気に入られるが、次第に破滅願望を強めていく。
シュミットとファスビンダー両監督作の常連俳優であるイングリット・カーフェンが主演を務め、ファスビンダーがヒモ男役で出演。日本では2023年7月に劇場初公開。
ネット上の声
- ファスビンダーの映画って散々陰鬱な展開があるのに「怖い」とか「不穏」と感じたこと
- ジャケットのシーンがとても印象的
- ポスターは、いいけど…
- ナチスの爪痕の広さ
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国ドイツ,スイス
- 時間101分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演イングリット・カーフェン
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「悲しみは空の彼方に」(59)等で知られるハリウッド映画監督ダグラス・サークの現在の姿を捉えながらサークの映画監督としての軌跡をたどるドキュメンタリー作品。監督は「トスカの接吻」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタ、編集・録音はリュック・イエルサン、美術はラウール・ヒメネスが担当。映画はまずサークの56年作品「天が許し給うすべてのもの」のラスト・シーンを映し出す。ソファに横たわっているロック・ハドソン。そこへ一度は彼と別れる決心をしたジェイン・ワイマンが戻ってくる--。戦前のドイツで映画を撮り始め、ナチ台頭後、夫人と共にアメリカに渡って、50年代のハリウッド映画の重要な監督の一人となった彼は、現在、スイスの保養地ルガノにある山荘で夫人と二人、静かな毎日を送っている。シュミットの向けるマイクに向かって、サークは、ハッピーエンドについて、アメリカでの夫妻の生活の思い出、人間のモラルについてを、となりに座った夫人の助言を借りながら語る。挿入される作品は、他に「必ず明日は来る」(56)「スキャンダル・イン・パリ」(46)「風と共に散る」(57)「悲しみは空の彼方に」等で、その劇的なシーンが、使われている。原題の “Mirage de la Vie”は、「悲しみは空の彼方に」のフランス語題名から取られている。16ミリ。
ネット上の声
- ダグラス サーク大先生のありがたいお言葉を聞ける映画だけれども 彼の事は何一つ覚
- 季刊リュミエール 3『特集 ハリウッド50年代』にこの映画の全訳が掲載されていま
- 「ハッピーエンドとはなんですか?」からはじまるの凄すぎる
- シュミットによるサークへのインタビュー
ドキュメンタリー
- 製作年1984年
- 製作国スイス
- 時間53分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ダグラス・サーク
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カンヌ映画祭に潜り込もうとする女主人公の姿をドキュメンタリー・タッチのうちに描く。製作はオーギュスタ・フォルニ、監督は「人生の幻影」のダニエル・シュミット、撮影はレナート・ベルタとブノワ・ニクランが担当。出演はビュル・オジェほか。日本版字幕監修は梅本洋一。カラー、16ミリ、スタンダード。
ネット上の声
- カンヌ映画祭行きたいけど関係者パスないから入れな〜いってシネフィル姉ちゃんがなん
- なんかノアバームバックの映画出まくってた頃のグレタガーウィグみたいなビュルオジエ
- 監督ダニエル・シュミット、撮影レナート・ベルタによるドキュメンタリーとドラマとが
- ワクチン接種で予約せず会場に直接来ちゃうタイプのリテラシー0なビュル・オジエが、
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国スイス
- 時間54分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ビュル・オジエ
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ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ドイツ
- 時間45分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演イゴール・ヨーザ