-
一人の男が強迫観念に捕われ、異常になっていく様を描く。製作はオスカル・ダンシヘルス、監督は「乱暴者」のルイス・ブニュエルで、メルセデス・ピントの原作をブニュエルとルイス・アルコリサが共同で脚色。撮影はガブリエル・フィゲロア、美術はエドワード・フィッツジェラルドとパブロ・ガルヴァン、編集はカルロス・サヴァヘ、音楽はルイス・ヘルナンデス・ブレトンがそれぞれ担当。出演はアルトゥーロ・デ・コルドヴァほか。
ネット上の声
- 最も狂っておらず、最も狂った作品
- 男が発狂するまでの「代理」
- 愛は狂気へと変貌を遂げる
- 女の足とパラノイア
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国メキシコ
- 時間92分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演アルトゥーロ・デ・コルドヴァ
-
「アンダルシアの犬」「黄金時代」などで知られるシュルレアリスム映画の巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代を代表する作品。悪行に手を染める少年たちの生態を描き、1951年・第4回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。大都会メキシコシティのスラム街。感化院を脱走した少年ハイボは、街の不良少年たちのボスに返り咲く。ハイボは自分が感化院に送られたのはジュリアンの密告のせいだと知り、密かに復讐を誓う。ハイボ率いる不良少年たちは盲目の音楽師を襲ったり盗みを働いたりと悪行を繰り返し、仲間の1人であるペドロは罪悪感に苛まれるが……。2003年にはユネスコの「世界の記憶」に登録された。
ネット上の声
- 腐ったリンゴが他のリンゴも腐らせる
- 「時計じかけのオレンジ」よりも強烈
- これを見ればブニュエルが分かる
- 決して忘れてはいけない
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国メキシコ
- 時間81分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ロベルト・コボ
-
「アンダルシアの犬」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」などの巨匠ルイス・ブニュエルの遺作。フランス人作家ピエール・ルイスの小説「女と人形」を自由に翻案し、2つの顔を持つ女に振り回される男の姿を描く。初老の紳士マチューは、小間使いとしてやって来た若く美しいコンチータにすっかり魅了されるが、コンチータはマチューの元から逃げ去ってしまう。その後もコンチータは何度もマチューの前に現れるが、その度に異なる表情を見せて彼を翻弄する。ヒロインのコンチータをキャロル・ブーケとアンヘラ・モリーナが2人1役で演じることで、コンチータの二面性やあいまいさを表現。「フレンチ・コネクション」のフェルナンド・レイがマチューを演じた。
ネット上の声
- どうしても女をモノにできない男のシニカルな艶笑譚。「二人一役」の奇策が炸裂する巨匠の遺作!
- 決して弄(もてあそ)んではいけないことの教示的な一本。
- 長期に亘って性欲が理性を凌駕し続けた話。
- みっともないおじさんだけれど…
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス,スペイン
- 時間104分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フェルナンド・レイ
-
「アンダルシアの犬」の異才ルイス・ブニュエルが1962年にメキシコで手がけた作品で、ある邸宅に閉じ込められたブルジョワたちがたどる意外な運命を、ブラックなブルジョワ批判を交えつつ描いた不条理劇。
オペラ観劇後に晩餐会に招かれ、ノビレ夫妻の邸宅を訪れた20人のブルジョワたち。晩餐を終えた彼らは客間にすっかり腰を落ち着かせ、夜が明けても全員が帰る方法を忘れたかのように客間を出ることができなくなってしまう。そのまま数日が過ぎ、水や食料も底を突いて命を落とす者まで出現。ブルジョワたちの道徳や倫理が崩壊していく中、事態は異様な展開へ転がりはじめる。
第15回カンヌ国際映画祭では賛否両論を巻き起こし、同映画祭の国際映画批評家連盟賞を受賞。日本では1981年に劇場初公開(フランス映画社配給)。2017年、36年ぶりにリバイバル公開(アイ・ヴィー・シー配給)。2024年、特集上映「シュルレアリスム100年映画祭」でも劇場公開(トレノバ配給)。
ネット上の声
- リアリズムでは、表現できないこともあるし、表現がつまらなくなることもあるのです
- ルイス・ブニュエルが簡単に観れる時代・・・。
- 駄作。凡作。失敗作。愚作。糞作。拷問作。
- シュールレアリスム映画の傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国メキシコ
- 時間95分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シルヴィア・ピナル
-
「アンダルシアの犬」「皆殺しの天使」などの巨匠ルイス・ブニュエルが、ブルジョワたちの奇妙な日常を毒の効いた風刺を交えながら軽やかなタッチで描き、1973年・第45回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したコメディ。南米某国の駐仏大使アコスタはテブノ夫妻らと共に友人宅やレストランで食事をしようとするが、その都度奇妙なトラブルが起こり、なかなか食事にありつけない。欲求不満状態でいらだちながらも悪戦苦闘するブルジョワたちの滑稽な姿を描きながら、彼らの特権的地位に由来する高慢さや偽善や腐敗を浮かび上がらせていく。出演は「フレンチ・コネクション」のフェルナンド・レイ、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ。
ネット上の声
- ストーリーはなくいくつかの説話から成り立っていて、夢の話をしたり、後になって実は
- 分析しないで、不思議な展開を楽しみましょ
- くすくす笑える、映画好きのための映画!
- 欲求不満のブルジョワジーが可笑しい
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ジャン=ピエール・カッセル
-
「アンダルシアの犬」のルイス・ブニュエルが20数年ぶりに祖国スペインでメガホンをとり、1961年・第14回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。修道女を目指すビリディアナは、たった1人の親族である叔父ドン・ハイメの屋敷に呼び出される。ドン・ハイメは亡き妻に良く似たビリディアナを引き止めるために睡眠薬を飲ませて眠らせ、その間に彼女を犯したと嘘の告白をする。ビリディアナが屋敷を出ていくと、叔父は罪の意識にさいなまれ自ら命を断つ。叔父の死を知ったビリディアナは修道女への道をあきらめ、貧しい人々を屋敷に住まわせて世話しようとするが……。カトリック教会からは大きな非難を浴びるなど物議をかもし、スペインやイタリアで上映禁止となった。2017年12月、ブニュエル監督作「皆殺しの天使」リバイバル公開にあわせて上映。
ネット上の声
- 映画が芸術たることを証明した大傑作
- 硬骨漢 ブニュエル の痛烈な皮肉。
- 真面目&潔癖でなくても..。
- これは酷い。いいぞもっとヤレ
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国スペイン
- 時間91分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シルヴィア・ピナル
-
ベニート・ペレス・ガルドスの原作を基に、メキシコのスラム街の中で信念を貫く一人の神父の姿を描いたルイス・ブニュエル監督の59年度カンヌ映画祭特別審査員賞受賞作。脚本はブニュエルとフリオ・アレハンドロの共同、撮影はガブリエル・フィゲロアが担当。出演はフランシスコ・ラバル、マルガ・ロペスほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国メキシコ
- 時間94分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フランシスコ・ラバル
-
「アンダルシアの犬」などの巨匠ルイス・ブニュエルが晩年に撮りあげたシニカルな不条理劇。1808年、ナポレオン占領下のスペインで、抵抗派の男が「自由くたばれ!」と叫びながら処刑される。現代のパリでは、公園で遊んでいた少女が見知らぬ紳士からもらった観光地の写真を両親に見せると、両親はそこに写った建造物に眉をひそめながらも性的興奮を覚える。容態の悪化した父のもとへ急ぐ看護師の女は、道中で次々と奇妙な人たちに出会う。互いに関係のない不思議なエピソードの数々が、様々な偶然を介して緩やかに連結されていく。出演は「女は女である」のジャン=クロード・ブリアリ、「太陽はひとりぼっち」のモニカ・ビッティ。
ネット上の声
- 【「自由よ、くたばれ!」で始まるもの/“林檎”、“ゴリラ”、“ラッパ”、“パリ”、“林檎”】
- 自由な欲望に支配された人間の可笑しさと生理を風刺したルイス・ブニュエルの傑作
- 不自由なくして自由は有り得ない
- 非日常的なブラックユーモアの
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ジャン=クロード・ブリアリ
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ,メキシコ
- 時間95分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ザカリー・スコット
-
悪魔的な女性と、彼女に翻弄される家族を描く。製作はセルヒオ・コーガン、監督は「欲望のあいまいな対象」のルイス・ブニュエル、脚本はマヌエル・レアーチの原案を基にブニュエル、ハイメ・サルバドール、ロドルフォ・ウシグリが共同執筆、撮影はホセ・オルティス・ラモス、音楽はラウル・ラヴィスタ、美術はグンテル・ヘルソ、編集はホルヘ・ブストスがそれぞれ担当。出演はロシータ・クィンタナ、フェルナンド・ソレールほか。
ネット上の声
- 誘惑する女は馬の代わり
- 悪女が来りて..。
- 嵐のような女
- スサーナのキャラクターは『欲望のあいまいな対象』のコンチータとそっくりだが、両作
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国メキシコ
- 時間87分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ロジタ・クィンターナ
-
「昼顔」のルイス・ブニュエル監督が再びカトリーヌ・ドヌーブを主演に迎え、ベニト=ペレス・ガルドスの小説を映画化。両親を亡くした16歳の美少女トリスターナは老貴族ドン・ロペの養女になる。しかしロペはトリスターナに男女の関係を迫るように。はじめのうちはロペの言いなりになるトリスターナだったが、若い画家オラーシオと恋に落ちたことをきっかけに、ロペへの憎しみを募らせていく。愛を知った少女が冷酷な悪女へ豹変していく姿をドヌーブが怪演。
ネット上の声
- 意識と無意識が交錯するトリスターナの愛と憎しみの物語をブニュエルタッチで考察する面白さ
- どこか見覚えのある街だなと思ったらマリオカートWii で走ったことあるかも
- カトリーヌ・ドヌーヴが無垢な女から変身!
- トリスターナの変貌ぶり、怖い
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間99分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
-
酒浸りの百万長者を立ち直らせるために一族が架空の破産を宣告して……という設定で始まるコメディ。ルイス・ブニュエルがアドルフォ・トラードの戯曲を基に、その多彩な才能の一端を見せるメキシコ時代の監督第二作。脚本はルイス・アルコリサ、ラケル・ローハスの共同、撮影はエセキエル・カラスコ、音楽をマヌエル・エスペロンがそれぞれ担当。出演はフェルナンド・ソレール、ロサリオ・グラナドスほか。
ネット上の声
- 娘を庶民の嫁に
- メキシコ時代のブニュエルブームが今来ててこれから色々観たいと思ってるのだが、これ
- 巨匠ルイス・ブニュエルのメキシコ時代の2作目となるナンセンスなギャグコメテ
- 前作の『グラン・カジノ』同様、ラテン気質の人々が魅力的
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国メキシコ
- 時間92分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フェルナンド・ソレル
-
昼は娼婦、夜は貞淑な妻の顔を持つ若き人妻の二重生活をカトリーヌ・ドヌーブ主演で描き、1967年・第28回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。「アンダルシアの犬」のルイス・ブニュエル監督が、ジョセフ・ケッセルの同名小説を映画化した。セブリーヌは裕福な医者の夫と何不自由ない暮らしを送っていたが、その一方でマゾヒスティックな妄想にとらわれていた。そんなある日、パリにある娼館の噂を聞いた彼女は、好奇心から足を運び、「昼顔」という偽名で働くことに。封印してきた性を解放することで夫への愛情も深まり、満ち足りた気分を味わうセブリーヌだったが……。
ネット上の声
- ホラー映画を見ているようなハラハラ感あり
- サンローランに包まれた美しいドヌーヴ
- 何処までも遠のいていく無人の馬車
- YSLイヴ・サンローランを着た悪魔!
文芸・史劇
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
-
「アンダルシアの犬」などの巨匠ルイス・ブニュエルがジャンヌ・モローを主演に迎え、1946年にジャン・ルノワール監督が映像化したことでも知られるオクターブ・ミルボーの小説を映画化。1930年代半ば、右派と左派の対立が激化するフランス。モンテイユ家の田舎屋敷に、パリからやって来た魅力的な女性セレスティーヌが小間使いとして雇われる。そこには、家の実権を握る妻と性的欲求不満を狩猟で紛らわす夫、妻の父で婦人靴を異常なほどに愛する老人、粗野な下男らが暮らしていた。ある日、近所で恐ろしい殺人事件が起こり……。モンテイユ家をフランス社会の縮図に見立てながら、ブルジョワ風刺と社会批評を込めて描く。晩年のブニュエル作品には欠かせない脚本家ジャン=クロード・カリエールが初めて参加した。
ネット上の声
- ルイス・ブニュエル鑑賞3本目
- ブニュエルのブルジョワ批判
- メイド探偵の失敗、なのか
- 不穏な雰囲気が漂う
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間98分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ジャンヌ・モロー
-
危篤の母親の依頼で公証人を呼びに行く息子の奇妙なバス旅行を描く。製作は、原案も書いたマヌエル・アルトラギーレとマリア・ルイサ・ゴメス・メナ、監督は「スサーナ」のルイス・ブニュエル、脚本はアルトラギーレ、ブニュエル、ファン・デ・ラ・ガバダ、リリア・ソラノ・ガリアナ、撮影はアレックス・フィリップス、音楽はグスタボ・ピッタルーガ、美術は特殊効果を兼ねるエドワード・フィッツジェラルドとホセ・ロドリゲス・グラナダ、編集はラファエル・ポルティーリョ。出演はエステバン・マルケス、カルメン・ゴンサレスほか。
ネット上の声
- ブニュルのバスロードムービー
- 気づかない自分の欲望を奪われること
- 能天気シュールレアリズム!
- ぶらり途中下車しまくりの旅
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国メキシコ
- 時間75分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演リリア・プラド
-
「アンダルシアの犬」「皆殺しの天使」などの異才ルイス・ブニュエルが1965年に手がけたメキシコ映画で、実在した柱頭修行者「聖人シメオン」の伝説をモチーフに撮りあげた中編ドラマ。砂漠の真ん中にそびえ立つ柱の上で、6年6週6日の修行に励むシモン。悪魔の誘いにも乗らず、毎日レタスだけを食べながら神に祈りを捧げ続ける彼は、一段と高い別の柱に移って新たな修行を開始するが……。第26回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞、国際映画批評家連盟賞などを受賞した。日本では劇場未公開だったが、2017年12月のブニュエル監督作「皆殺しの天使」リバイバル公開にあわせて劇場初公開。
ネット上の声
- 砂漠=ディスコ?
- 求道者の滑稽さ
- ブニュエル特集2本立て
- シモンお手上げ
ヒューマンドラマ
- 製作年1965年
- 製作国メキシコ
- 時間46分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演クラウディオ・ブルック
-
ルイス・ブニュエルが35年にスペインで映画化したカルロス・アルコリサの戯曲『苛烈な男ドン・キンティン』を、ブニュエル自身がメシコで再映画化した作品。頑固な父親が生き別れになった娘と再会するまでのトラブルをコミカルに描く。製作はオスカル・ダンシヘルス、脚本はラケル・アルコリサとルイス・アルコリサ、撮影はホセ・オルティス・ラモスが担当。
ネット上の声
- 娘を棄てた父親が二十年の時を経て成長した娘と再開するという、親子の再生というシリ
- 随分とブニュエルらしくない強引なハッピーエンドじゃないか…としばし唖然、だがまぁ
- 妻と小さな娘と貧しくも真面目に暮らしていた男が、妻と友人との浮気を知り妻を追い出
- おじさんたちのセリフのシュールな笑いとか、声だけで年月の経過を表す表現など、シン
コメディ
- 製作年1951年
- 製作国メキシコ
- 時間80分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演フェルナンド・ソレル
-
無神論者のレッテルを貼られそれを忌み嫌ったブニュエルによる<福音書>。現代からキリストの時代へ、あるいは中世へ、18世紀へ、4世紀へ--SF映画のように自由闊達に飛びながら、パリ郊外からスペインの聖地サンチャゴに至る<銀河>をゆくふたりの怪しげな巡礼ピエールとジャンの冒険譚を描く。
ネット上の声
- 意外にPOP! モンティ・パイソン調でキリスト教「懐疑」の歴史を時空を超えて横断するロード・ムーヴィー!
- 無神論者のルイス・ブニュエルによる独自解釈を交えた福音書✝️📕✨
- タネと仕掛け、いくつ発見できるかが面白い
- ブニュエルの禁じられた遊びその2
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間102分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ポール・フランクール
-
失業者二人によって勝手に乗りまわされる廃車寸前の市電の車窓に映る風景を通して、日常に密む夢幻を描き出したドラマ。製作はアルマンド・オリベ・アルバ、監督はルイス・ブニュエル、脚本はマウリシオ・デ・ラ・セルナの原作を基にブニュエルとルイス・アルコリサ、ホセ・レベルタスの共同、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽をルイス・ヘルナンデス・ブレトンがそれぞれ担当。出演はリリア・プラド、カルロス・ナヴァロほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国メキシコ
- 時間83分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演リリア・プラド
-
ブニュエルのメキシコ時代の作品で、アルモドバル監督の「ライブ・フレッシュ」に引用されるなど、最も愛すべき傑作として語られてきた。日本では40年の時を超えてついに公開された。少年アルチバルドは美しい家庭教師からオルゴールを鳴らせば思い通りに人を殺せると教えられる。その彼女は言葉通りにオルゴールの音の中で死んでしまった。大人になったアルチバルドは、革命騒ぎで失われていたオルゴールと再会。その日から、彼の周りで美女たちが次々に死んでいく……。
ネット上の声
- 悪魔のアイテムの真贋は..。
- 殺せない男
- 女を殺したいのになぜか殺せない殺人愛好症男の奇妙な「自称連続殺人劇」。
- ブニュエルのブラックユーモア
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国メキシコ
- 時間91分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演エルネスト・アロンソ
-
長年、対立しあう2つの家庭の争いをコミカルに描くドラマ。監督は「欲望のあいまいな対象」のルイス・ブニュエル、製作はアルマンド・オシーヴェ・アルバ、ミゲル・アルバレス・アコスタの『黒い岩の上の白い壁』の小説を基にブニュエルとルイス・アルコリサが脚本を執筆、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽はラウル・ラヴィスタが担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国メキシコ
- 時間93分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演コルンバ・ドミンゲス
-
ネット上の声
- ある島の「理想主義」を地でいく島民からも信頼厚い医者が、ペラッペラな妻をニースに
- ある島の医者の男が、妻を亡くして自暴自棄になって殺人を犯した男を家にかくまって.
- むかーしテアトル銀座のオールナイトでみた
- すごく切ないが、特段面白くはない
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間98分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ジョルジュ・マルシャル
-
力持ちで優しい用心棒に起こる悲劇的な結末に終るメロドラマ。製作はセルヒオ・コーガン、監督は「嵐が丘(1953)」のルイス・ブニュエル、脚本はブニュエルとルイス・アルコリサ、撮影はアグスティン・ヒメネス、美術はグンテル・ヘルソとロベルト・シルヴァ、編集はホルヘ・ブストス、音楽はラウル・ラヴィスタがそれぞれ担当。出演はペドロ・アルメンダリス、カティ・フラードほか。
ネット上の声
- 「女」を知らなかった男の結末
- 巨大な才能
- メキシコ時代のブニュエルは面白いぞ
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国メキシコ
- 時間81分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ペドロ・アルメンダリス
-
文明が美しく発展したヨーロッパの都市の、わずか100キロわきに、原始のままの生存闘争を刻々つづけ、残酷な日々を生きる人々の村がある。栄養失調のため不自由な身体の人々、ただ死を待つのみの人々と、直視しえない光景。死と背中あわせの日常。そこで聖者に救いを求める人々、だが、その人々こそ聖者のようだ。製作はラモン・アシン、監督・脚本・編集は「自由の幻想」のルイス・ブニュエル、撮影はエリ・ロタール、コメンタリーはピエール・ユニク、フリオ・アシン、朗読はアベル・ジャッカンが各々担当。ブラームスの「第四交響曲」が挿入されている。フランス語題名はTerre Sans Pain。
ドキュメンタリー
- 製作年1932年
- 製作国スペイン
- 時間29分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演---
-
20世紀前半の中国で活動した夭逝の女性作家シャオ・ホンの激動の人生を、「ラスト、コーション」のタン・ウェイ主演で映画化した伝記ドラマ。中国東北部の黒竜江省で生まれたシャオ・ホンは、幼い頃に母親を亡くして暴力的な父親に引き取られ、祖父の教育を受けて成長していく。やがてその文才を評価されるようになった彼女は、作家のシャオ・ジュンと恋に落ち、魯迅ら有名作家たちと交流するようになっていく。共演に「北京ヴァイオリン」のワン・チーウェン。「桃さんのしあわせ」「客途秋恨」の女性監督アン・ホイがメガホンをとった。2014年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品。
ネット上の声
- ブニュエル監督 幻の“最進”作
- 観たい観たいと思いながらも配信にあんまりなかったりで、なかなか最初の一作にありつ
- ご無沙汰しており申し訳ございませんでした🙇♂️
- ブニュエル+ダリ+エルンスト=
ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国フランス
- 時間60分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ガストン・モドー
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ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国メキシコ,フランス
- 時間106分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ジェラール・フィリップ
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シュールレアリズムの名作「アンダルシアの犬」やアカデミー外国語映画賞を受賞した「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」など多様な作風で高く評価された巨匠ルイス・ブニュエルが、メキシコ時代の1956年に手がけたサバイバルドラマ。南米のとある鉱山村を舞台に、ひと癖もふた癖もある人々が繰りひろげる命がけの戦いを描きだす。出演は「年上の女」のシモーヌ・シニョレ、「軽蔑」のミシェル・ピッコリ、「恐怖の報酬」のシャルル・バネル。
ネット上の声
- 前半は南米の鉱山で働く山師vs軍
- 朽ちていく文明の中で…
- ルイス・ブニュエル監督のフィルモグラフィーを代表するような傑作ではないだろうけど
- 『アンダルシアの犬』をチラッと観たことがあるくらいで(DVD届くの楽しみにしてた
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国フランス,メキシコ
- 時間104分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演シモーヌ・シニョレ
-
冒険心あふれる青年、ロビンソン・クルーソーはアフリカからブラジルへ向かう船に乗り込むが、ある晩嵐に遭い、船が難破してしまう。流れ着いたのは見知らぬ無人島だった。ロビンソンはさまざまな工夫を凝らし、そこで独り暮らし始めるが…。
生き残りを賭けた極限のサバイバル、 ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国メキシコ
- 時間88分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ダン・オハーリヒー
-
ルイス・ブニュエルがメキシコ時代の第一作として監督した、歌あり踊りありの異色娯楽作。製作はオスカル・ダンシヘルス、脚本はミシェル・ヴェベールの原作を基にマウリシオ・マグダレーノ、エドムンド・バエスの共同、撮影はジャック・ドレイパー、音楽はマヌエル・エスペロンがそれぞれ担当。出演はリベルタ・ラマルケ、ホルヘ・ネグレーテほか。
ネット上の声
- 場面転換のつなぎが洒落てるとこ(アイスペールの表面がフォーカスアウトして歪むとこ
- ブニュエルのメキシコ時代最初の映画でこれまでのシュールレアリスムは影も形もない軽
- 学芸会みたいなひっでえ演技も愛らしく見えるのは、潜在的にメキシコを見下しているか
- メキシコ時代の第一作として監督した、商業作の娯楽ミュージカル
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国メキシコ
- 時間85分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演リベルタ・ラマルケ
-
スペイン出身の異才ルイス・ブニュエルが1928年に手がけた実験的短編作品。共同脚本にサルバドール・ダリ。20年代に最高潮に達したアバンギャルド映画の頂点を飾る傑作で、60年には、28年の完成当時上映に際してブニュエル自らが蓄音機を回していた音楽を選び、自らサウンド版を作成した。目玉を切り裂くカミソリと月を遮る一筋の雲のほか、手のひらからはい出してくる無数の蟻など、悪夢的で奇怪なシーンの多くで知られ、作品が発表された当時、ジャン・コクトーら同時代の芸術家たちにも支持された。2017年12月、ブニュエル監督作「皆殺しの天使」のリバイバル公開にあわせ、中編「砂漠のシモン」と同時上映される。
ネット上の声
- 無駄にバカ。無駄にばばあ。無駄無駄無駄無
- 二人の『夢』を映像化した15分の映画とは
- 冒頭の有名シーンは、良く目を見開いて!
- 17分間の悪夢的映像を体感する映画です。
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国フランス
- 時間17分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ピエール・バチェフ
-
憎しみ合う兄弟の悩みと和解を描く家族劇。製作はセルヒオ・コーガン、監督は「昇天峠」のルイス・ブニュエル、原作はギイ・ド・モーパッサンの小説『ピエールとジャン』、脚本はハイメ・サルバドール、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽はラウル・ラヴィスタ、美術はグンテル・ヘルソ、編集はホルヘ・ブストスがそれぞれ担当。出演はロサリオ・グラナドス、フリオ・ビリャレアルほか。
ネット上の声
- ブニュエル監督作品の『忘れられた人々』は傑作だった
- ルイス・ブニュブニュ監督🎥8️⃣作目👀
- 浮気が許されるには
- ブニュエルの最盛期と言える充実したメキシコ時代において、自ら最低の作品と評したモ
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国メキシコ
- 時間86分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ロザリオ・グラナドス
-
エミリー・ブロンテの原作を基に男女の狂おしいまでの愛と情熱を描く。製作はオスカル・ダンシヘルスとアベラルド・L・ロドリゲス、監督は「愛なき女」のルイス・ブニュエル。ブロンテの原作をフランス時代にブニュエルとピエール・ユニクが脚本化、それをブニュエル、フリオ・アレハンドロ、アルドゥイノ・マイウリが脚色。撮影はアグスティン・ヒメネス、美術はエドワード・フィッツジェラルド、音楽はラウル・ラヴィスタでリヒャルト・ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」を使用。出演はイラセマ・ディリアンほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国メキシコ
- 時間86分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演イラセマ・ディリアン