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全20作品。フェデリコ・フェリーニ監督が制作した映画ランキング

  1. カビリアの夜
    • A
    • 4.01

    ローマの夜を生きる娼婦カビリア。何度裏切られても愛を信じ続ける、彼女の魂の軌跡。

    1950年代、イタリア・ローマ。娼婦のカビリアは、純粋すぎる心を持つがゆえに男たちに騙され、利用されてばかりの日々。恋人に全財産を奪われ川に突き落とされても、彼女は決して希望を捨てない。いつか現れるはずの「真実の愛」を夢見て、再び夜の街へと繰り出すカビリア。映画スターとの束の間の出会い、奇跡を求める巡礼、そしてついに訪れた運命の男性との恋。しかし、彼女を待ち受けていたのは、あまりにも過酷な現実。全てを失った彼女の目に映るもの。

    ネット上の声

    • フェリーニ監督は薄幸の女性を描くのがうまい
    • 少しフェリーニのこと判ったような気がした
    • 近頃元気が足りない人、必見の映画。
    • 表情豊かなヒロインが魅力の☆3つ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1957年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間111分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ジュリエッタ・マシーナ
  2. 2

    8 1/2

    8 1/2
    • A
    • 4.00

    新作に行き詰まる天才映画監督。現実と幻想が交錯する、創造の苦悩と魂の再生を描く傑作。

    舞台はイタリアの温泉療養地。新作の構想が全く浮かばず、スランプに陥った映画監督グイド。プロデューサーからの催促、俳優たちからの期待、そして妻と愛人との間で揺れ動く心。現実から逃避するように、彼は幼少期の記憶や幻想の世界へと沈んでいく。果たして彼は創造の危機を乗り越え、映画を完成させられるのか。芸術家の彷徨える魂の記録。

    ネット上の声

    • 男は40歳を過ぎると否応なしに惑う生き物になるものなのだ・・・
    • 自分の感じた心象風景を喜劇映画がした作品。
    • 「私が映画だ」と、フェリーニは言った。
    • 「グイド」の贈り物。語り合えと囁く。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1963年
    • 製作国イタリア
    • 時間140分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  3. フェリーニのアマルコルド
    • B
    • 3.96

    1930年代、ファシズム政権下のイタリアの港町。巨匠フェリーニが自身の少年時代を、郷愁と幻想で描く一大絵巻。

    舞台は1930年代、アドリア海沿いの小さな港町リミニ。春の訪れを告げる綿毛の舞いから始まる、一年間の町の記録。思春期の少年チッタの目を通して描かれるのは、風変わりで愛すべき住民たちの日常。厳格な父親、グラマーなタバコ屋の女主人、虚言癖の叔父。ファシズムの影が忍び寄る中、彼らが繰り広げる奇妙で滑稽、そしてどこか物悲しい人間模様。季節の移ろいと共に、少年が見た夢と現実が入り混じる、万華鏡のような追憶の物語。

    ネット上の声

    • 猥雑、混沌でも整然。易しくないけど優しい
    • そしてまた綿毛の舞う季節がやってくる
    • フェリーニの「おっぱいバレー」
    • やはり名作なのでありました
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1974年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間124分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ブルーノ・ザニン
  4. そして船は行く
    • B
    • 3.96

    第一次大戦前夜の豪華客船。今は亡き大歌手の遺灰を撒くため、芸術家たちが集う奇妙な船旅。

    1914年7月、アドリア海。伝説のオペラ歌手の遺灰を故郷の島に撒くため、豪華客船グロリア号が出航。乗客はヨーロッパ中の王侯貴族、芸術家、そして一頭のサイ。華やかな船上では、音楽と美食に満ちた宴が繰り広げられる。しかし、その優雅な船旅は、セルビア難民を救助したことで一変。やがて船に忍び寄る戦争の影。世紀末のヨーロッパ社会の縮図と、芸術の終焉を予感させる幻想的で皮肉に満ちた航海。

    ネット上の声

    • 古きよき時代
    • 大好きな映画
    • 時々演者がカメラ目線になるメタ的なカットが気になったが、最後にセットからカメラが
    • サイレント映画オマージュということで、今のトレンドであるビデオカメラ風映像との呼
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1983年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間127分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演フレディ・ジョーンズ
  5. 甘い生活
    • B
    • 3.95

    1950年代ローマ、退廃と虚無に溺れるゴシップ記者の7日間。真実の愛と人生の意味を求める魂の彷徨。

    舞台は1950年代後半、経済的奇跡に沸くローマ。ゴシップ記者マルチェロは、セレブたちのスキャンダルを追いかけ、夜な夜な開かれる豪華なパーティーに身を投じる日々。刺激的だが空虚な「甘い生活」の中で、彼は真の幸福や知的な充足感を渇望。そんな彼の前に現れる、純真無垢な少女や謎めいた美女。退廃的な日常と理想との間で揺れ動くマルチェロが、自らの生き方を見つめ直す決断を迫られる、ある一夜の出来事。

    ネット上の声

    • 過去に観た名作のレビューを今頃書いてみるの巻
    • 「苦い生活」に重なる少女の微笑みと波の音
    • タイトルから想像した話とはかなり違った
    • 巨匠の名にふさわしいさすがの映像。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1959年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間185分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  6. 6

    道
    • B
    • 3.90

    粗野な大道芸人に買われた純真な娘。魂の彷徨と、あまりにも悲しい愛と孤独の物語。

    戦後のイタリア。貧しい家に生まれた純真な娘ジェルソミーナは、粗暴な大道芸人ザンパノに買われ、旅に出る。芸の助手としてこき使われ、孤独と絶望に苛まれる日々。そんな彼女の前に現れた綱渡り芸人「イル・マット」。彼との出会いがジェルソミーナの心に小さな光を灯すが、ザンパノの暴力がその運命を狂わせる。魂の救済を求める彼女の旅路の果てに待つものとは。フェデリコ・フェリーニが描く、あまりにも切ない魂の物語。

    ネット上の声

    • 言わずと知れたフェリーニ監督の代表作の一つでもありイタリア映画界が誇る名作
    • ずっと観たいと思ってた、フェリーニの代表作
    • かけがえのない小石に気づいたザンパノの涙
    • 国際名優アンソニー・クインが強烈に印象的
    知的障害、 不幸な結末のバッドエンド
    • 製作年1954年
    • 製作国イタリア
    • 時間115分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演アンソニー・クイン
  7. 青春群像
    • B
    • 3.75
    フェデリコ・フェリーニが自身の故郷リミニを思わせる地方都市を舞台に、いい加減な生活を送る5人の青年たちの彷徨と旅立ちを描いた作品。北イタリアの小さな港町で、定職にも就かず自堕落な日々を過ごす5人の仲間たち。女好きのファウストは友人モラルドの妹サンドラを妊娠させ、仕方なく結婚することに。女中にうつつを抜かす劇作家志望のレオポルド、姉に小遣いをせびるアルベルト、歌だけが取り柄のリカルドら、相変わらず無為な日常を続ける彼らだったが、モラルドだけは現状からの脱却を考えていた。フェリーニの自伝的要素の濃い作品として知られ、第14回ベネチア国際映画祭でサン・マルコ銀獅子賞を受賞。日本では1959年に初公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。

    ネット上の声

    • ほろ苦さを伴うフェリーニ監督の自分語りの青春映画
    • 退廃おっさんというか、ニートのダラダラ感
    • 時代によって違う「青春」の意味。
    • ファウストみたいな奴いるわ〜
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1953年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間116分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演フランコ・ファブリッツィ
  8. インテルビスタ
    • B
    • 3.70

    巨匠フェリーニが映画の魔法を自ら解き明かす、虚実が交錯する魅惑の撮影所見学。

    舞台はイタリア、ローマの伝説的撮影所チネチッタ。巨匠フェデリコ・フェリーニが、日本のテレビクルーによるインタビューを受けるところから物語は始まる。新作映画の準備風景を案内するうち、取材はいつしかフェリーニ自身の記憶と幻想の世界を巡る旅へと変貌。かつてのスターたちが歳を重ねて現れ、撮影セットは過去の栄光と現在の喧騒が交差する不思議な空間に。これは単なるインタビューではない。映画監督が自らの創造の源泉と、映画という名の「嘘」の素晴らしさを観客に語りかける、愛と魔法に満ちた映像詩。

    ネット上の声

    • あの映画の完成品を観たかったなあ!
    • 映画を作ることでの出逢いと別れ
    • 【フェリーニの回顧録】
    • 「フェリーニ」を観た。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1987年
    • 製作国イタリア
    • 時間106分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演フェデリコ・フェリーニ
  9. ジンジャーとフレッド
    • C
    • 3.46

    30年ぶりに再会した伝説のタップダンスコンビ。一夜限りの復活劇の裏にある、甘く切ない人生の哀愁。

    1980年代、イタリア。かつて「ジンジャー&フレッド」として一世を風靡したタップダンスコンビ、アメリアとピッポ。引退から30年、二人はクリスマス特番の目玉として再会のオファーを受ける。華やかなテレビ局の舞台裏で再会した二人。しかし、そこに往年の輝きはない。老いと、変わってしまった時代の空気に戸惑いながらも、一夜限りのショーに挑む決意。果たして、彼らは再び観客を魅了する奇跡のステップを披露できるのか。巨匠フェリーニが描く、テレビ文化への皮肉と人生への温かい眼差し。

    ネット上の声

    • 「ジンジャーとフレッド」という名でものまねタップダンスコンビを組んでいたアメリア
    • かつてのモノマネ芸人(芸人じゃないけど)男女が、数十年ぶりに再会してテレビ出演す
    • フェリーニ作品は、『8 1/2』と『甘い生活』が1番好きですが、愛してやまないジ
    • 2人は一体どんな人生を送ってきたんだろう
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1985年
    • 製作国イタリア,フランス,ドイツ
    • 時間128分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  10. 10

    崖
    • C
    • 3.44

    戦後イタリアの貧困層を騙す詐欺師たちの悲哀。良心の呵責と抜け出せない現実の崖っぷちに立つ男の物語。

    第二次世界大戦後のイタリア。アウグスト、ピカソ、ロベルトの三人組は、聖職者を装い貧しい農民から金を騙し取る日々。年老いたリーダーのアウグストは、娘との再会をきっかけに、自分の人生に虚しさと罪悪感を覚え始める。詐欺師稼業から足を洗い、まっとうな人生を歩みたいと願う彼。しかし、仲間との絆と悪事の誘惑が彼を離さない。人生の崖っぷちに立たされた男が下す最後の決断とは。フェリーニが描く、人間の弱さと救いのない現実。

    ネット上の声

    • 『道』『カビリアの夜』と共にフェリーニの3部作として数えられる作品🎬
    • 人間というものを信じていないのかも
    • あえて外した?ラストの違和感
    • 詐欺師に観てほしい作品
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1955年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間110分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ブロデリック・クロフォード
  11. フェリーニのローマ
    • C
    • 3.42

    巨匠フェリーニが描く、過去と現在が交錯する永遠の都ローマの万華鏡。幻想と現実が織りなす映像詩。

    1930年代、ファシズム政権下のイタリア。一人の青年が列車でローマに到着する場面から始まる物語。彼の目を通して描かれるのは、猥雑で生命力に満ちた庶民の食堂、華やかなヴォードヴィル劇場、そして古代ローマの遺跡発掘現場。過去の幻影と現代の喧騒が混じり合い、聖と俗が同居する街の姿。これは単なる都市の記録ではなく、一人の芸術家の記憶と幻想が作り上げた、もう一つの「ローマ」という名の叙事詩。

    ネット上の声

    • フェリーニがローマという街に対してどんな思いでいるのか、それを数々のエピソードで
    • 作品に込められている不純物で消化不良気味
    • 作品に込められている不純物で消化不良気味
    • ローマ!ローマ!ローマ!愛するローマの旅
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1972年
    • 製作国イタリア
    • 時間120分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ピーター・ゴンザレス
  12. 女の都
    • C
    • 3.30

    夢か現か、男が迷い込んだそこは女だけの世界。フェリーニが描く、エロティックで奇妙な魂の迷宮。

    列車で出会った魅惑的な女性を追い、途中下車した中年男スナポラツ。彼が迷い込んだのは、フェミニストたちが集う巨大なホテルだった。そこは、男の存在を許さない、女たちの、女たちによる、女たちのための都。彼の前に現れるのは、理想の女性、過去の恋人、そして母親の幻影。女たちの力強いエネルギーとシュールな光景に圧倒され、彼は自らの男性性を根底から揺さぶられる。夢と現実が交錯する奇妙な世界で、男が彷徨い見つめる「女」という永遠の謎。フェリーニの魔術が炸裂する映像絵巻。

    ネット上の声

    • 円熟期のフェデリコ・フェリーニ監督の衰えることない豊かな発想とチネチッタスタジオ
    • 黒沢清監督も"評価は低めだが大好きなフェリーニ作品"として挙げていたが、『8 1
    • ??イタリア人むけのコメディですか??
    • フェデェリコフェリー二の女の園
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1980年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間139分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  13. 魂のジュリエッタ
    • C
    • 3.28

    夫の裏切りをきっかけに、貞淑な妻の心に溢れ出す極彩色の幻想。魂の解放を描く映像の魔術。

    イタリアの高級住宅地で、裕福な夫と暮らす貞淑な妻ジュリエッタ。何不自由ない生活に見えたが、彼女の心は満たされていなかった。ある日、夫の浮気を疑う出来事をきっかけに、彼女の穏やかな世界は一変する。現実から逃れるように、ジュリエッタは自らの心の中に広がる幻想の世界へと迷い込む。そこは、幼い頃の記憶、奇妙な霊媒師、妖艶な隣人たちが現れる極彩色の迷宮。現実と幻想が入り乱れる中で、彼女はこれまで自分を縛り付けていたものと対峙し、魂の解放への一歩を踏み出す決意をする。フェリーニが初めて全編カラーで描いた、めくるめく映像美の傑作。

    ネット上の声

    • 長年連れ添った夫の浮気疑惑から不安に苛まれた平凡な主婦が夢と現実を行き来した末、
    • え?オレで4人目?レビュー少なっ!
    • 女性版は男性版よりも….
    • 妹に会ったような印象
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1964年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間138分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ジュリエッタ・マシーナ
  14. サテリコン
    • C
    • 3.18

    巨匠フェリーニが描く、古代ローマ末期の退廃と狂乱。美と醜が渦巻く、めくるめく映像絵巻。

    巨匠フェデリコ・フェリーニが、古代ローマの作家ペトロニウスの原作を独自に解釈した映像叙事詩。舞台は暴君ネロが支配するローマ帝国。美少年ギトーネを巡って争う二人の青年エンコルピオとアスチルトは、欲望と快楽が渦巻く世界をあてどなく彷徨う。富豪の開く豪華絢爛だがグロテスクな宴、神殿での倒錯的な儀式、ミノタウロスとの死闘。次々と展開されるのは、現実と幻想が入り混じる悪夢のような光景。道徳も秩序も失われた世界で、人々はただ本能のままに生きる。これは物語ではなく、古代ローマの魂の断片を巡る、強烈な映像体験。

    ネット上の声

    • 見てはいけないものを見てしまった感じ
    • “脳内ローマ”へようこそ!
    • 並大抵でない想像力の産物
    • フェリーニの退廃的絵本
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1969年
    • 製作国イタリア
    • 時間128分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演マーティン・ポッター
  15. 白い酋長
    • C
    • 3.18

    新婚旅行先のローマで、夢のヒーローに会うため失踪した新妻。現実と虚構が交錯する、フェリーニ初期のロマンティック・コメディ。

    新婚旅行でローマを訪れた純朴な田舎娘、ワンダ。彼女の頭の中は、フォト・ロマンのヒーロー「白い酋長」への憧れで一杯。厳格な夫との退屈な日常から逃れ、撮影現場にいる憧れのヒーローに会うため、彼女は衝動的にホテルを飛び出す。しかし、そこで待ち受けていたのは、想像とはかけ離れた現実と、次々と巻き起こる珍騒動。一方、妻に逃げられた夫は、親戚との面会を前にパニック状態。果たして、二人の新婚旅行の行方は。

    ネット上の声

    • フェデリコ・フェリーニの単独長編監督デビュー作🎬✨
    • ”アルプスの少女ハイジ”のブランコだ!
    • フェリーニ単独での映画デビュー作
    • 『白い酋長(シーク)』 (1952)
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1951年
    • 製作国イタリア
    • 時間85分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演レオポルド・トリエステ
  16. フェリーニの道化師
    • D
    • 3.13

    巨匠フェリーニが自身の原点、サーカスの道化師に捧げた、幻想と現実が交錯する愛と哀しみの映像詩。

    映画監督フェデリコ・フェリーニが、幼少期に体験したサーカスへの郷愁と憧憬を辿るドキュメンタリー。彼は、かつて人々を魅了した偉大な道化師たちの足跡を追ってヨーロッパを巡る旅に出る。在りし日の名優たちへのインタビューと、フェリーニ自身が創り上げた幻想的なサーカス風景の再現。現実と虚構が入り混じる映像の中で、笑いと涙、生と死の象徴である道化師という存在の本質に迫っていく。やがて物語は、全ての道化師たちを見送る、壮大で物悲しい葬送の儀式へと収束。失われゆく芸術への、フェリーニ流の鎮魂歌。

    ネット上の声

    • フェリーニのサーカス愛と道化師たちへのオマージュ
    • フェリーニ映画の“鍵”
    • フェリーニの道化師
    • フェリーニの道化師
    ドキュメンタリー
    • 製作年1970年
    • 製作国イタリア
    • 時間91分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演フェデリコ・フェリーニ
  17. カサノバ
    • D
    • 3.08
    18世紀ヨーロッパの歴史上の人物であり、晩年の大著〈回想録〉でも知られるジャコモ・カサノバの絢燗たる女性遍歴と頽廃した宮廷生活を描く。製作はアルべルト・グリマルディ、監督は「オーケストラ・リハーサル」のフェデリコ・フェリーニ、脚本はフェリーニとべルナルディーノ・ザッポーニ、撮影はジュゼッぺ・ロトゥンノ、音楽はニーノ・ロータ、編集はルッジェーロ・マストロヤンニ、美術・衣裳はダニーロ・ドナティ、メークアッブはリーノ・カルボーニが各々担当。出演はドナルド・サザーランド、サンドラ・エレーン・アレン、マルガレート・クレメンティ、カルメン・スカルピッタ、シセリー・ブラウン、クラレッタ・アルグランティ、ハロルド・イノチェント、ダニエラ・ガッティ、クラリッサ・ロール、ティナ・オーモン、マリー・マルケなど。

    ネット上の声

    • フェリーニの白黒はサブスクで全部見れたけどカラーはあんまり見てないからBlu-r
    • 18世紀に実在し、1、000人の女性との豪遊した回顧録を書いたジャコモ·カサノヴ
    • 理想の女性を追い求めての長い旅路の果てに見た夢は?
    • 【第49回アカデミー賞 衣装デザイン賞受賞】
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1976年
    • 製作国イタリア
    • 時間154分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ドナルド・サザーランド
  18. オーケストラ・リハーサル
    • E
    • 2.65
    ある寺院の礼拝堂を舞台に、そこでの演奏のために集まって来た音楽家たちのリハーサル風景をドキュメンタリー・タッチで描く。監督・脚本インタビュアーは「フェリーニの道化師」のフェデリコ・フェリーニ、共同脚本はブルネロ・ロンディ、撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、音楽はニーノ・ロータ、編集はルッジェーロ・マストロヤンニ、美術はダンテ・フェレッティが各々担当。出演はボールドウィン・バース、クララ・コロシーモ、エリザベス・ラビ、ロナルド・ボナッキ、フェルディナンド・ヴィレッラ、ジョヴァンニ・ジャヴァローネ、デイヴィッド・モーゼル、フランチェスコ・アルイージ、アンディー・ミラー、シビル・モステールなど。

    ネット上の声

    • フェリーニファンを自称しておきながら本作の存在を知らなかった・・
    • フェリーニ×ニーノ・ロータ、最後のコラボ
    • 面白いよ可笑しいよ、やがて悲しいよ。
    • のだめがブームの今こそ、再注目を
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国イタリア,ドイツ
    • 時間72分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ボールドウィン・バース
  19. ボイス・オブ・ムーン
    • E
    • 2.48
    イタリアの田舎町を舞台に、月の声を聞こうとする愚か者と周囲の人々が繰り広げるお祭り騒ぎを、空想と現実をないまぜにして描くフェデリコ・フェリーニの「インテルビスタ」に続く監督作品。製作はマリオとヴィットリオのチェッキ・ゴーリ兄弟、脚本はエルマンノ・カヴァッツォーニの「狂人たちの詩」に発想を受けフェリーニ、カヴァッツォーニとトゥリオ・ピネリの共同、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はニコラ・ピオヴァーニ。出演はロベルト・ベニーニ、バオロ・ヴィラッジョほか。

    ネット上の声

    • フェリーニの遺作にして愚作
    • 月夜のような静けさ
    • フェデリコ・フェリーニの遺作とのことで視聴
    • フェデリコ・フェリーニの遺作
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1990年
    • 製作国イタリア
    • 時間121分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演ロベルト・ベニーニ
  20. 街の恋
    • E
    • 2.27

    ネット上の声

    • フェリーニ、アントニオーニほか街の恋
    • このオムニバス中で唯一ネオレアリスモの理念の実践のようなものをせずに、ほとんど正
    • 最後のアルベルトラトゥアーダ「イタリア人は見つめる」目当てで鑑賞、やっぱり良かっ
    • 「この作品はリアリズムの手法に則った新しい映像作品である」みたいな高邁な前口上で
    ドキュメンタリー
    • 製作年1953年
    • 製作国イタリア
    • 時間103分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演アントニオ・チファリエッロ

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