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禁酒法時代のアメリカ、マフィアの殺害現場を目撃した二人の楽団員。命からがら女装して女性楽団に潜り込む、波乱万丈の逃避行コメディ。
1929年、禁酒法下のシカゴ。仕事も金もないサックス奏者のジョーとベース奏者のジェリーは、偶然にもマフィアによる「聖バレンタインデーの虐殺」を目撃してしまう。ギャングに追われる身となった二人が思いついた起死回生の策は、女装してフロリダ行きの女性楽団に潜り込むこと。「ジョセフィン」と「ダフネ」と名乗り、なんとか楽団に溶け込む二人。しかし、そこで出会った美しき歌姫シュガーにジョーは一目惚れ。さらに、ダフネ(ジェリー)は好色な大富豪から猛烈な求愛を受ける始末。正体を隠しながらの恋と追手から逃れるスリルが交錯する、絶体絶命の大騒動。
ネット上の声
- 偶然殺人を目撃してしまった二人組みが、逃走のため女装をする羽目に
- スリルあり、ドタバタあり、ロマンスあり!
- 今でも、よく深夜にやってるよね・・・
- 名人たちの作り上げた喜劇の最高峰!
コメディ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督ビリー・ワイルダー
- 主演ジャック・レモン
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第二次世界大戦末期、故郷の橋を守るためだけに戦場へ送られた少年兵たちの悲劇を描く反戦映画。
1945年4月、敗戦間近のドイツの小さな町。まだ16歳のハンスら7人のクラスメイトに、国民突撃隊としての召集令状が届く。大人たちは彼らを危険から遠ざけようと、戦略的に無価値な故郷の橋を守るという、安全なはずの任務を与えた。しかし、「祖国のために戦う」という純粋な使命感に燃える少年たちは、その橋を命懸けで守ることを決意。やがて、退却するドイツ軍と進軍してくるアメリカ軍の戦車隊が橋に殺到する。大人の思惑とは裏腹に、少年たちは本物の戦闘の渦中へ。戦争という狂気が、若者たちの命を無慈悲に飲み込んでいく。
ネット上の声
- 敗戦国ドイツ側による実話に基づいた戦争作品…少年たちが主役というのが一層悲しみを
- これは戦争の愚かさを描いた映画の傑作!語られなさすぎなのでは?
- ドイツ市民に親しみを感じさせる「記録」
- 戦う理由がそこには無かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国ドイツ
- 時間104分
- 監督ベルンハルト・ヴィッキ
- 主演フォルカー・ボーネット
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スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、ひとりの老人の1日を通して人生のむなしさや孤独をつづり、ベルリン国際映画祭金熊賞をはじめ数々の映画賞に輝いた傑作ドラマ。名誉博士号を授与されることになった老教授が車で授与式場へと向かう道のりを、老教授の回想や悪夢を織り交ぜながら描いていく。老教授を演じるのはサイレント期の名監督として知られるビクトル・シェストレムで、本作が遺作となった。2013年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でもリバイバル上映。
ネット上の声
- ベルイマンの世にも奇妙な物語inすえーで
- 他者と向き合い、自分自身と向き合う旅
- 白夜は本当に夢の中にいるようですよ
- 生きながらの屍より、生きながらの生
孤独、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国スウェーデン
- 時間90分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ヴィクトル・シェストレム
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ローマ帝国時代、裏切りにより全てを失ったユダヤの王子。復讐と家族との再会を誓う、波乱万丈のスペクタクル叙事詩。
1世紀のローマ帝国。エルサレムの名家に生まれた王子ジュダ・ベン・ハーの幸福な日々は、幼馴染メッサラの裏切りで一変。無実の罪で奴隷船に送られ、家族とも引き裂かれる過酷な運命。数年後、奇跡的に自由の身となった彼は、家族の行方を追い、メッサラへの復讐を誓う。全てを懸けた決着の舞台は、民衆が熱狂する壮絶な戦車競走。憎しみの果てに彼を待つものとは。神と人、愛と憎しみが交錯する、映画史に輝く不朽の名作。
ネット上の声
- 私は無神論者です。世の中を混乱や争いに導いている神を多く見ているよ...
- 一度は観ておくべき名作映画の代表格、ベン・ハーをついに
- 圧倒的迫力! スペクタクルの全てが詰まった傑作!!
- この長編が、一度も飽きずに見られます。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間240分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演チャールトン・ヘストン
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1950年代アメリカ、人種の壁を超えた二人の母親とその娘たちの愛と葛藤を描く、涙なくしては見られない不朽のメロドラマ。
舞台は1940年代のアメリカ。女優を夢見る未亡人ローラは、偶然出会った黒人女性アニーとその娘セーラを家政婦として迎え入れる。やがてローラはスター女優への道を駆け上がるが、その代償に愛娘との心はすれ違っていく。一方、肌の色の薄いセーラは、黒人である母の存在を疎ましく思い、白人として生きるために家出。母の無償の愛を拒絶し続ける娘と、それでも娘を想い続ける母アニー。人種と社会の壁に翻弄されながら、二組の母娘が織りなす人生の喜びと悲しみの物語。
ネット上の声
- 「ドリーム」と共に、黒人の方々の苦難の時代に更なる想いを寄せ…
- 人生を歩む時に必要な「幸せのものさし」
- 久々に、ラストまで一気に見れました
- 誰が見ても泣くのではないだろうか
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間124分
- 監督ダグラス・サーク
- 主演ラナ・ターナー
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テネシー・ウィリアムズによる特異な題材の戯曲の映画化。「静かなるアメリカ人」のジョセフ・L・L・マンキウーィッツが、監督し、原作者自身とゴア・ヴィダルが共同で脚色し、「戦場にかける橋」のジャック・ヒルドヤードが撮影した。音楽も同じく「戦場にかける橋」のマルコム・アーノルドが、ボクストン・オウと共に担当。出演は「愛情の花咲く樹」以来の顔合せ、エリザベス・テイラーとモンゴメリー・クリフトに、「雨を降らす男」のキャサリン・ヘップバーンのほか、マーセデス・マッケンブリッジ、アルバート・デッカー、ゲイリー・レイモンド、パトリシア・マーモントら。製作はサム・スピーゲル。
ネット上の声
- 【真実は小説よりも奇なりってやつ】
- 二大女優共演のサスペンス☆2つ半
- 壮麗なる巨大な廃墟の如き闇
- 精神を病んでいるのは誰?
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間114分
- 監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
- 主演キャサリン・ヘプバーン
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キャサリン・ヒューム女史のベストセラー小説をもとに、「オクラホマ!」「地上より永遠に」のフレッド・ジンネマン監督が作った1人の修道尼の物語。脚色はロバート・アンダーソンがあたり、撮影したのは「ローマの休日」のフランツ・プラナー。音楽はフランツ・ワックスマンが担当している。出演するのは「緑の館」のオードリー・ヘップバーン、「ダイヤモンド作戦」のピーター・フィンチ、「レイテ沖海空戦 永遠の海原」のディーン・ジャガー、「ベビイドール」のミルドレッド・ダンノック、ディムの称号をもつ英国女優エディス・エバンスとディム・ペギー・アシュクロフト、パトリシア・コリンジ、ルース・ホワイト、パトリシア・ボスワースら。製作ヘンリー・ブランク。
ネット上の声
- 神道を極めるというのも大変ですね🥺🥺いついかなる時も欲を出してはいけない、感情を
- 『ベネデッタ』で修道院のイメージが歪んでしまったので、多分正統派と思われるこちら
- 教会の厳しい戒律とシスターへの歩み、コンゴの自然と人々の屈託のない表情
- 昨秋ブルージュ(ブルッヘ)のべギン修道院⛪️を再訪しました
シスター、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間151分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演オードリー・ヘプバーン
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英国の新人作家ジョン・ブレインの原作を、ジャック・クレイトンが監督した作品。上流階級への野心と、自己の愛情との矛盾に悩む若い主人公を描くドラマである。脚色は「綱渡りの男」の原作者ニール・パタースン。撮影をフレディ・フランシス、音楽をマリオ・ナシンベーネが担当している。出演するのは「潜航雷撃隊」のローレンス・ハーヴェイ、「光は愛とともに」のヒーザー・シアーズ、「サレムの魔女」のシモーヌ・シニョレ、ドナルド・ウォルフィット、ドナルド・ヒューストン、レイモンド・ハントレー等。製作ジョン・ウルフとジェームス・ウルフ。
ネット上の声
- 「土曜の夜と日曜の朝」
- 喪失して初めて愛の大きさに気づき漆黒の闇へと堕ちていく男を体現したローレンス・ハ
- 胸のすくようなクズ男ローレンスハーヴェイを見ていると本当に清々しい気分になる
- ジャック・クレイトン監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国イギリス
- 時間117分
- 監督ジャック・クレイトン
- 主演シモーヌ・シニョレ
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リオのカーニバルを背景にギリシャ神話のオルフェとユリディスの愛の現代化を試みたもの。監督は「濁流(1957)」のマルセル・カミュ。その第二作。ブラジルの詩人ヴィニシウス・デ・モラエスの戯曲からジャック・ヴィオが脚本を書き、カミュとビオが脚色・台詞を書いた。撮影は「ひと夏の情事」のジャン・ブルゴワン。音楽はアントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファの作曲。出演者はほとんど一般市民から選ばれ、ブレノ・メロ、マルペッサ・ドーン、ルールディス・デ・オリヴェイラ、レア・ガルシア、アデマール・ダ・シルバら。製作サッシャ・ゴルディーヌ。五九年カンヌ映画祭グランプリ、アカデミー最優秀外国映画賞、ゴールデン・グローブ賞を受けた。
ネット上の声
- アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファというボサノバの二大巨頭を世界的に有名したことの意義は大きい
- ギリシャ神話をオール黒人キャストで映画化
- ギリシア神話が現代のリオに熱く蘇える!
- 熱いリズム、甘いメロディに身をまかせよう
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督マルセル・カミュ
- 主演ブレノ・メロ
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ネヴィル・シュートの原作に基づき、「手錠のままの脱獄」のスタンリー・クレイマーが製作・脚本した人類の未来の物語。脚色はジョン・パクストン。撮影担当は、ジュゼッペ・ロトゥンノ。音楽はアーネスト・ゴールド。出演するのは「勝利なき戦い」のグレゴリー・ペック、フレッド・アステア、エヴァ・ガードナー、アンソニー・パーキンスなど。製作スタンリー・クレイマー。
ネット上の声
- 核戦争によって人類が滅亡する話。 数カ月後には放射能によって死滅す...
- 1959年製作の異色近未来SF映画の恐怖
- 現代のパンドラの箱に希望は残るのか?
- それでも生きなければならぬのだ・・・
人類滅亡後、 世界崩壊前、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間135分
- 監督スタンリー・クレイマー
- 主演グレゴリー・ペック
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谷崎潤一郎の同名小説を映画化したもの。「炎上」のコンビ和田夏十と長谷部慶次に市川崑が加わって脚色し、「さよなら、こんにちわ」の市川崑が監督した。撮影は「女と海賊」の宮川一夫。
ネット上の声
- メイク、間、視線で薄気味悪さをさらに演出
- コメディ、ポルノ、ホラー、人間ドラマ。
- 一般の家族と比べても変わっている家族
- 宮川一夫のカメラワークは面白いなー
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督市川崑
- 主演中村鴈治郎
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日本でも翻訳出版されて好評を博したアンネ・フランクの『アンネの日記』の映画化。製作・監督は「ジャイアンツ」のジョージ・スティーヴンス。脚色は「ある微笑」のフランセス・グッドリッチとアルバート・ハケット。撮影を「ジャイアンツ」のウィリアム・C・メラーが担当し、音楽はアルフレッド・ニューマン。出演は新人ミリー・パーキンス、ジョゼフ・シルドクラウト、シェリー・ウィンタースら。
ネット上の声
- 隠れ家からも引き出されて潰された思春期。
- 追体験的感覚の息苦しい重苦しい観賞に…
- アンネと関係者の労苦を冒涜する作品
- どうしても忘れられず見直した作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間180分
- 監督ジョージ・スティーヴンス
- 主演ミリー・パーキンス
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ジョージ・ガーシュウィンのミュージカルを「カルメン(1954)」のオットー・プレミンジャー監督が映画化した作品。脚色は「雨を降らす男」のR・リチャード・ナッシュ。撮影はレオン・シャムロイ。音楽をアンドレ・プレヴィンが監督している。出演するのは「手錠のままの脱獄」のシドニー・ポワチエ、「カルメン(1954)」のドロシー・ダンドリッジほかオール黒人キャスト。製作はサミュエル・ゴールドウィン。
ミュージカル
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間140分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演シドニー・ポワチエ
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ブロードウェイを主な舞台に、野望に生きる人間を描いたもの。ジェームズ・リーの戯曲から自身が脚本を書き、「雨を降らす男」のジョセフ・アンソニーが監督した。撮影は「裸者と死者」のジョセフ・ラシェル。音楽は「悲愁(1959)」のフランツ・ワックスマン。出演は「リオ・ブラボー」のディーン・マーティン、「カンカン」のシャーリー・マクレーン、「裸のマヤ」のアンソニー・フランシオサ、のほか、キャロリン・ジョーンズ、ジョーン・ブラックマン、ドナ・ダグラスら。製作ハル・B・ウォリス。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ジョセフ・アンソニー
- 主演ディーン・マーティン