1970年代日本、車椅子利用者の自立を阻む社会の壁に、元特攻隊員の警備員が挑む社会派ドラマ。
舞台は1979年の日本。元特攻隊員の過去を持つ警備員の吉岡は、正義感が強く不正を許さない頑固な男。ある日、彼の警備するビルに車椅子利用者の団体がスロープ設置を求めて抗議に訪れる。当初は彼らを厄介者と見なす吉岡。しかし、社会の無理解と物理的な障壁に苦しみながらも、自立を目指す彼らの切実な訴えに触れるうち、次第に心を動かされていく。企業の利益優先の姿勢、社会の冷たい視線、そして自らの内なる葛藤。吉岡は警備員という立場を超え、彼らの「車輪の一歩」を後押しするため、ある大きな決断。
ネット上の声
- 障害者を扱ったドラマとして未だに高評価
- シリーズ中の最高傑作!☆5つ
ヒューマンドラマ、 男たちの旅
- 製作年1979年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督---
- 主演鶴田浩二