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自転車一つで大陸縦断の旅へ。父を探す少年の瞳に映る、ラテンアメリカの壮大な現実と幻想。
アルゼンチン最南端の町ウシュアイアに暮らす17歳の少年マルティン。ある日、彼の前から父親が姿を消す。父が残した一枚の地図と「北へ」という言葉を頼りに、マルティンはたった一台の自転車で、広大なラテンアメリカ大陸を縦断する旅に出る決意。パタゴニアの風、アンデスの高峰、アマゾンの密林。旅の途中で彼が目にするのは、貧困や抑圧といった厳しい現実と、神話や魔術が息づく幻想的な世界。様々な人々との出会いと別れを繰り返しながら、少年は父の面影を追い、大陸の魂に触れていく。これは、父を探す旅であり、自分自身を見つけるための壮大な冒険詩。
ネット上の声
- ソラナス・イマジネーションの到達点
- アイロニカルな南米のロードムービー
- 生きて行こう、僕一人の力で・・・
- 人生は終わらない旅
旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国アルゼンチン,フランス
- 時間140分
- 監督フェルナンド・E・ソラナス
- 主演ウォルター・キロス
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20世紀初頭のイタリア、同じ日に生まれた地主と小作人の息子。激動の時代に翻弄される二人の男の壮大な生涯。
1900年1月27日、北イタリアの農村で二人の男の子が誕生。一人は大地主の跡取りアルフレード、もう一人は小作人の息子オルモ。生まれも育ちも正反対の二人だが、幼少期は身分を超えた友情を育む。しかし、成長と共にファシズムの台頭、二つの世界大戦という激動の時代が彼らの運命を分かち、引き裂いていく。愛、裏切り、革命、そして戦争。イタリアの現代史そのものを背景に、対立しながらも心の奥底で繋がり続ける二人の男の友情と対立を、5時間超のスケールで描き切った一大叙事詩。
ネット上の声
- 歴史を辿るというよりも、友情が時代や立場を超えても成り立つであろうかという検証物語だったかも…
- 巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が弱冠35歳で撮ったイタリア近代史を背景にした壮大な大河ドラマ
- もっとどっぷりヒューマンドラマなのかな、と勝手に思ってた〜
- チン○コが観れる映画という不純な動機で知った映画✨
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間316分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ロバート・デ・ニーロ
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ファシズムが台頭するイタリア。体制への順応を渇望する男が、恩師暗殺の密命を帯びる心理ドラマ。
1938年、ムッソリーニ政権下のイタリア。幼少期のトラウマから「普通」であることに異常な執着を抱く知識人マルチェロ。彼はファシスト党の秘密警察に自ら身を投じ、体制への忠誠を証明しようとする。そんな彼に下された密命は、パリに亡命中の反ファシストである大学時代の恩師の暗殺。新婚旅行を装い、妻と共にパリへ向かうマルチェロ。しかし、恩師とその若く美しい妻アンナとの出会いが、彼の計画と精神を大きく揺さぶる。体制への順応か、人間性の回復か。雪に覆われた暗殺の森で、彼の魂は究極の選択を迫られる。
ネット上の声
- 少年時代に同性愛者の男に襲われて、相手を射殺してしまった恐ろしい過去を抱えたマル
- こんな境遇にならないとわから無いことがあります
- 良さが解らないのです・・すみません
- ファシズムに官能美で不思議な感覚
トラウマになる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間115分
- 監督ベルナルド・ベルトルッチ
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
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若く美しい妻は、なぜバルコニーから身を投げたのか。残された男の回想が、愛と断絶の真実を静かに炙り出す。
パリのアパルトマン。一人の男が、バルコニーから身を投げて死んだ若き妻の亡骸を見つめている。彼は、質屋で出会った彼女との結婚生活を回想し始める。なぜ、彼女は自ら死を選んだのか。言葉少なで謎めいた妻の心の内を、彼は理解しようと記憶を辿る。しかし、思い出されるのは、すれ違う心と埋めがたい魂の溝ばかり。ロベール・ブレッソンが描く、愛の不可能性と人間の孤独。
ネット上の声
- ハァハァ…ドミニクサンダかわいい…ハァハ
- ブレッソンの(女に対する)慧眼
- 語り口の少ない手法が魅力的
- 明晰である故の凶器。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国フランス
- 時間89分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演ドミニク・サンダ
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ローマの豪邸で孤独に暮らす老教授。その静寂は、上階に越してきた傍若無人な家族によって打ち砕かれる。
舞台は1970年代のローマ。美術品に囲まれ、孤独だが満ち足りた隠遁生活を送る老教授。彼の静謐な日常は、ある日突然破られる。伯爵夫人と名乗る女とその若い愛人、娘たちが、邸宅の上階を貸してほしいと強引に押しかけてきたのだ。品のない振る舞いに嫌悪感を抱きながらも、その混沌とした生命力に次第に惹かれていく教授。世代も価値観も異なる人々との奇妙な共同生活。巨匠ルキノ・ヴィスコンティが描く、孤独と家族、そして時代の終わり。
ネット上の声
- 始めは伯爵夫人とその家族たちの傍若無人ぶりにイライラしていたけど、教授が過去を思
- バート・ランカスター演じる教授の過去がハッキリと描かれていないが、回避型の生き方
- あんだけ振り回されても受け入れるっていうのはどういうことだろう。 ...
- ルキノ・ヴィスコンティ作品3本目✨
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間121分
- 監督ルキノ・ヴィスコンティ
- 主演バート・ランカスター
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平凡な日々を送る二人の女の、三日間だけの日常からの逃避行を描く。製作はモーリス・ベルナール、監督・脚本は「モナリザの恋人」のミシェル・ドヴィル、撮影はクロード・ルコント、音楽はカンタン・ダマンム、編集はレイモンド・ギュヨが各々担当。出演はドミニク・サンダ、ジェラルディン・チャップリン、ジャック・ザボル、ジャン・クリュベリエ、ヴァレリー・マステルソンなど。
ネット上の声
- アラサーの二人、幼なじみのヘレン(ドミニク・サンダ)とルーシー(ジェラルディン・
- もうすぐ31歳ですでに家庭生活に倦怠しているような主婦のドミニクサンダと、男と上
- 30代の既婚者の幼馴染同士、パリから南フランスへ 旅行へ出掛ける
- ミシェル・ドビル監督・脚本
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ミシェル・ドヴィル
- 主演ドミニク・サンダ
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19世紀末、ニーチェ、リルケ、フロイトら天才たちを虜にした女流作家ルー・サロメ。その波乱に満ちた愛と知性の軌跡。
19世紀末のヨーロッパ。ロシア貴族の家に生まれ、類稀なる知性と美貌で社交界を席巻したルー・サロメ。哲学者ニーチェからの求婚を断り、詩人リルケと情熱的な恋に落ち、精神分析の父フロイトと知的な交流を深める。結婚という制度に縛られず、自由な精神と愛を求め続けた彼女の人生。時代の寵児たちのミューズでありながら、誰のものでもなかった一人の女性の、孤独と栄光に満ちた生涯の記録。
ネット上の声
- 女1人男2人の儚い友情。
- 1985年6月23日 てあとるTENJIN
- やっぱり西洋は、二元論的な価値観の世界なんだなと、極東人としてうっすら感じました
- 哲学者4ルー・サロメとニーチェ、弟子のパウル・レーとの愛と確執を描いたリリアーナ
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間116分
- 監督リリアーナ・カヴァーニ
- 主演ドミニク・サンダ
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1955年、ストライキに揺れるフランスの港町。全編が歌で綴られる、労働者と貴婦人の娘の宿命的な悲恋。
舞台は1955年、大規模なストライキで揺れるフランスの港町ナント。デモに参加する労働者のフランソワ。裕福だが愛のない関係に苦しむ貴婦人の娘エディット。偶然出会った二人は、一夜限りの激しい恋に落ちる。しかし、彼らの前には階級の違いと社会の混乱という大きな壁。ジャック・ドゥミ監督が全編セリフなし、全ての感情を歌に乗せて描くミュージカル。現実の厳しさと、束の間の愛の陶酔。二人の運命が、オペラのような悲劇へと向かっていく。
ネット上の声
- ジャック・ドゥミ監督の隠れた本質を表現した傑作
- 妊娠した純朴な恋人を捨てるリシャール・ベリ、占いだけを絶対信じる全裸コートのドミ
- ストに参加する男は家賃を滞納していて、大家のブルジョワババアとうまくいっていない
- 東京でのこれまでの上映機会でタイミング合わず、初の横浜・ジャックアンドベティに遠
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督ジャック・ドゥミ
- 主演ドミニク・サンダ
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19世紀後半、文化史に多大な影響を与えた女傑ルー・サロメと大哲学者フリードリッヒ・ニーチェ、さらに彼の弟子パウル・レーとの愛と思想の妄執を描く。日本では1985年に「善悪の彼岸」のタイトルで116分の英語版が公開されたが、40箇所以上が修正された。今回のイタリア語版・ノーカット版では修正箇所は4箇所のみで、数多くの場面が復元された。監督は「愛の嵐」のリリアーナ・カヴァーニ。出演はドミニク・サンダ、エルランド・ヨセフソン。
ネット上の声
- 人間的な、あまりに人間的な哲学者ニーチェ
- フランスの至宝ドミニク・サンダ!
- 蒼白き夢の果てに
- ニーチェの恋人
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間127分
- 監督リリアーナ・カヴァーニ
- 主演ドミニク・サンダ
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ネット上の声
- 電話の内容をパリの風景で映像化してるわけでもなく、集められた役者に話を聞かせてる
- 幕が広がるように空が画面に広がっていって始まり、昼間にある夜のような静寂とその恐
- 唯一無二と言っていいのかわからないけどこちらも映像と音の結びつかないデュラススタ
- 空から撮ったフランスの街にデュラスの語りと無音のオープニングが素敵✿.*
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス
- 時間89分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演ドミニク・サンダ
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揺れ動く青春の日々、二人の学生が出会った。純粋で、そしてあまりにも切ない、生涯忘れ得ぬ恋の物語。
舞台は、知性と若さが交差する大学のキャンパス。文学を愛する繊細な青年と、自由奔放で魅力的な女子学生。二人は偶然出会い、瞬く間に恋に落ちる。共に過ごす時間の中で、未来を語り合い、純粋な愛を育む二人。しかし、彼らの前には、家柄の違いや、それぞれの抱える心の傷という厳しい現実が立ちはだかる。初めて知る愛の喜びと、人生のほろ苦さ。大人への階段を上る中で、彼らが下す決断とは。誰もが経験する「初恋」の輝きと痛みを鮮やかに描く、青春の記録。
ネット上の声
- 多感な少年の大人への登竜門は年上の女?!
- マクシミリアン・シェル が1970年にロシアの文豪イワン・ツルゲーネフの作品を初
- “ツルゲーネフ”の「初恋」の忠実な映画化
- 淡い想いは切なくて…。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国イギリス,フランス,スイス,ドイツ,アメリカ
- 時間90分
- 監督マクシミリアン・シェル
- 主演ジョン・モルダー=ブラウン
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夏の終わりの大西洋岸のリゾート地を舞台に、ある殺人事件に巻き込まれた6人の男女の姿を描くフィルム・ノワール。製作はウンベール・バルサンとジャン・ピエール・マオ、ジェームズ・ガンの原作を基に、監督・脚本・台詞は本作品が日本での一般公開第一作になるブノワ・ジャコ、撮影は「さよなら子供たち」のレナート・ベルタ、音楽はエリック・ルランが担当。出演は「ステッペンウルフ」のドミニク・サンダ、「建築家の腹」のランベール・ウィルンン、ジャン・ピエール・レオーほか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ブノワ・ジャコー
- 主演ドミニク・サンダ
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戦争の黒い影がしのびよる北イタリアの古都フェルラーラに生きる若い世代の、愛と哀しみを描いた作品。監督はヴィットリオ・デ・シーカ、ジョルジョ・バッサーニの小説「フィンツィ・コンティーニ家の庭」をヴィットリオ・ボニチェリとウーゴ・ピッロが共同脚色。撮影はエンニオ・グァルニエリ、音楽はマヌエル・デ・シーカが各々担当。出演は新人ドミニク・サンダ、リノ・カポリッキオ、「地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガー、ロモロ・ヴァッリなど。
ネット上の声
- 青春の風は冷たく吹き荒れて
- 19歳のドミニク・サンダ!
- 過ぎし日の美しい情景
- イタリアのユダヤ人
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間94分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演ドミニク・サンダ
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南仏の保養地ニースに起こった不気味な連続殺人事件をめぐって、キャレラ刑事の活躍を描く。製作は「シシリアン」のジャック・E・ストラウス、監督はフィリップ・ラブロ、エド・マクベインの原作をラブロとジャック・ライズマンが共同脚色した。撮影は「君に愛の月影を」のジャン・パンゼ、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はクロード・バロワが各々担当。出演は「流れ者」のジャン・ルイ・トランティニアン、「初恋(1971)」のドミニク・サンダ、サッシャ・ディステル、カルラ・グラビナ、ポール・クローシェ、ローラ・アントネリ、ジャン・ピエール・マリエルなど。
ネット上の声
- ☆mixi過去レビュー転載計画(刑事・警察洋画編)
- このパケ写もう少しなんとか・・・
- あんな遠距離の射撃を拳銃で!
- まだ若いサンダさん、細身のお洒落なカウラさん、セリフ少ないけど精神病んだ可愛いラ
サスペンス
- 製作年1971年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間102分
- 監督フィリップ・ラブロ
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
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ガエターノ・カルロ・チェッリの『フェルラモンティの遺産』の映画化。主演は、本作品でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したドミニク・サンダ。撮影は、「トラヴィアータ1985・椿姫」のエンニオ・グァルニエリ。音楽は、「1900年」「アンタッチャブル」のエンリオ・モリコーネ。
ネット上の声
- ドミニク・サンダを愛でる映画
- 物語的には凡庸。
- 据え膳食わぬは男の恥と言われますが、いざそのような立場になったらどうするんでしょ
- 金によってくっついたり離れたりする仲の悪い父親&三兄妹
ヒューマンドラマ、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年1976年
- 製作国イタリア
- 時間102分
- 監督マウロ・ボロニーニ
- 主演ドミニク・サンダ
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謎の男マッキントッシュが準備した強盗計画を実行する泥棒リアデン。しかし彼は逮捕されてしまう。その後、ソームズという男がリアデンに近づき、秘密結社スカーペラーの手で脱獄させてやると告げる。条件はソ連のスパイ、スレードの脱獄に手を貸すこと。やがてリアデンは脱獄に成功するが、自分がスカーペラーの組織を暴き、スレード暗殺を目論む諜報部員であることを知られてしまう……。ヨーロッパロケで撮影されたスパイサスペンス。
ネット上の声
- 話が若干わかりにくい
- 今年の再見15本目
- 三度目の鑑賞
- 温めの007
サスペンス、 アクション
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演ポール・ニューマン
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20世紀前半のドイツの都市を舞台に厭世的生活を送る中年男の彷徨する姿を描く。製作はメルヴィン・フィッシュマン、リチャード・ハーランド、エグゼクティヴ・プロデューサーはピーター・J・スプラーグ。ヘルマン・ヘッセの原作を基にフレッド・ヘインズが監督・脚色。撮影はトミスラフ・ピンター、音楽はジョージ・グルンツが担当。出演はマックス・フォン・シドー、ドミニク・サンダほか。
ネット上の声
- フィルマでオッペンで検索したら出てきたので200円レンタルで鑑賞
西部劇
- 製作年1974年
- 製作国アメリカ,スイス
- 時間106分
- 監督フレッド・ヘインズ
- 主演ドミニク・サンダ
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1940年代末のペルーの港町カボブランコを舞台に、海底に沈んだ財宝をめぐって地元の警察、元ナチSS隊の指導者、謎のフランス女性、そして地元に住みついた前科者などがからむアクション映画。製作はランス・フールとポール・A・ジョゼフ、監督はJ・リー・トンプソン、脚本はミルトン・ジェルマンとモートン・ファイン、撮影はアレックス・フィリップス・ジュニア、音楽はジェリー・ゴールドスミスが各々担当。出演はチャールズ・ブロンソン、ジェイソン・ロバーズ、ドミニク・サンダ、フェルナンド・レイ、サイモン・マッコーキンデールなど。
ネット上の声
- ブロンソン版の「カサブランカ」で謎にドミニク・サンダが出てる
- VHS&DVDのタイトルは『灼熱のカボ・ブランコ 狼たちの野望』
- 公開時のタイトルは「太陽のエトランゼ」
- Mr.マンダム版『カサブランカ』
アクション
- 製作年1979年
- 製作国アメリカ,メキシコ
- 時間91分
- 監督J・リー・トンプソン
- 主演チャールズ・ブロンソン