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竹山道雄の原作を、「青春怪談(1955 市川崑)」の和田夏十が脚色し、「こころ」の市川崑が監督、「銀座二十四帖」の横山実が撮影を担当した。主なる主演者は「悪の報酬」の三國連太郎、伊藤雄之助、「幼きものは訴える」の安井昌二、「あこがれ(1955)」の北林谷栄など。なお一部分はビルマにロケを行っている。
ネット上の声
- 【“埴生の宿”ビルマで英国軍に囚われた日本軍の中で、只一人ビルマの地に残り、彼の地で死んだ同胞のために僧侶となって鎮魂する男の姿を描いた反戦映画の逸品。】
- ビルマで亡くなった多くの日本兵士の弔い映画なのだろうが不満を覚えた
- 竪琴の音に理想と祈りをこめて・・・‼️
- ヒューマンドラマに近いと思う
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督市川崑
- 主演三国連太郎
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差別のない世を求め、生涯を捧げた男がいた。「部落解放の父」松本治一郎の闘いの記録。
舞台は、根強い身分差別が残る近代日本。被差別部落に生まれた松本治一郎は、幼い頃から理不尽な差別に直面し、その撤廃を固く心に誓う。彼はやがて全国水平社の創立に参加し、部落解放運動の先頭に立つ指導者へ。権力からの弾圧、仲間との対立、そして戦争の時代。数々の苦難が彼の前に立ちはだかるが、治一郎は決して屈しない。人間の尊厳と平等を求め、巨大な社会構造に挑み続けた不屈の魂。彼の掲げた「夜明けの旗」が、日本の社会に光を灯すまでの、知られざる激動の生涯。
ネット上の声
- 得意なタイプの作品ではないけど、最後の判決にはあ然となった
- 部落解放運動に命をかけた松本治一郎を描いた作品
- 不正と戦う人々を力強く描いてはいるが、
- 今まで自分がほとんど知らなかった領域
- 製作年1976年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督山下耕作
- 主演伊吹吾郎
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戦争は終わった。だが、彼の戦いは終わらない。ビルマの地に眠る無数の魂を弔うため、一人の兵士が僧侶となった。
第二次世界大戦終結直後のビルマ。日本軍の生き残りである水島上等兵は、部隊の心を和ませてきた竪琴の名手。仲間たちが日本への帰還の途につく中、彼はビルマの地に散った無数の日本兵の亡骸を目の当たりにする。その無念の魂を弔うため、水島はたった一人、ビルマに残ることを決意。僧侶の姿となり、言葉も通じぬ異郷で、亡骸を探し埋葬する過酷な巡礼の旅を始める。仲間たちの説得を振り切り、自らの信念を貫く彼の行い。戦争を超えた人間としての使命を見出した、一人の男の魂の物語。
ネット上の声
- 秀逸な脚本、シーン設定、カメラワーク
- 想像力と創造力
- 想うところ
- 総集編を鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督市川崑
- 主演三国連太郎
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終戦間際のビルマ。一人の日本兵が、敵味方の区別なく魂を弔うため、武器を竪琴に持ち替え、僧侶として生きる道を選んだ物語。
第二次世界大戦末期のビルマ戦線。竪琴の名手である水島上等兵は、その音色で兵士たちの心を癒していた。日本の降伏後、抵抗を続ける部隊の説得に単身向かった彼は部隊と離れ離れに。生死の境をさまよう中で彼が目にしたのは、異国の地に打ち捨てられた無数の日本兵の亡骸だった。仲間との再会を願いながらも、彼は全ての魂を弔うため、日本へ帰ることをやめ、僧侶の姿となってこの地に残ることを決意する。戦争の悲劇と人間の尊厳を問う不朽の名作。
ネット上の声
- 中井貴一じゃなくて安井昌二のほう
- やっと観ることができました。
- 今こそ 別れめ いざさらば
- はにゅうの宿 音楽のチカラ
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間63分
- 監督市川崑
- 主演三国連太郎
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ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岡本弘
- 主演市原悦子
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不幸な出生、不運と極貧の半生の中で、子供に注ぐ愛を支えに生きていく女性の姿を描く。自らの半生を綴った秋庭ヤエ子の同名の原作の映画化で脚本は椋露地桂子、吉原幸夫、「泥の河」を製作した木村元保の共同執筆、監督も木村元保、撮影は苧野昇がそれぞれ担当。
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督木村元保
- 主演美池真理子