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製靴会社の重役を襲う、史上最悪の誤認誘拐事件。身代金3000万円を巡る、犯人と警察、そして一人の男の道徳的ジレンマを描く社会派サスペンス。
猛暑の横浜。ナショナル・シューズ社の常務・権藤金吾の邸宅に、息子を誘拐したという脅迫電話。犯人の要求は身代金3000万円。しかし、誘拐されたのは権藤の息子ではなく、お抱え運転手の息子・進一だった。犯人は間違いに気づきながらも、権藤に身代金を要求。会社乗っ取りのため全財産を投じようとしていた権藤。他人の子のために、自らの未来を犠牲にできるのか。警察の緻密な捜査網と、犯人との息詰まる駆け引き。高台の豪邸から見下ろす「天国」と、貧困にあえぐ下界の「地獄」。男の決断が社会を揺るがす。
ネット上の声
- 黒澤サスペンスの最高傑作!息詰まる展開で目が離せない。特にあの煙のシーンは映画史に残る名場面だと思う。見て損はないです。
- とにかく凄かった!
- 前半の密室劇は最高!でも後半の捜査パートはちょっとダレるかな。
- 三船敏郎もすごいけど、犯人役の山崎努の怪演がヤバい。デビュー作とは思えない。最後のシーンは必見。
誘拐、 サスペンス
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間143分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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結婚4年目、倦怠期の夫婦。姪の家出をきっかけに噴出する、ささいな日常の不満と愛情を描くホームドラマ。
舞台は昭和30年代の東京郊外。結婚して4年、新興住宅地で暮らすサラリーマンの亮太郎と妻の文子。二人の間には倦怠期の空気が漂い、些細なことで口論が絶えない。そんなある日、夫の姪であるあや子が家出して彼らの家に転がり込んでくる。若く奔放なあや子の存在は、夫婦の平穏な日常に波紋を広げる。洗濯物の干し方から食事の好みまで、積もり積もった互いへの不満が次々と爆発。繰り返される夫婦喧嘩の果てに、二人が見つけ出すささやかな絆。まるで夏の驟雨のような、夫婦のありふれた一日。
ネット上の声
- 【ある貧しい夫婦の、つまらない事から起きた夫婦喧嘩と和解を描いた何だか、遣る瀬無くも、そこはかとないユーモアを漂わせた作品。】
- 生まれる前の物語ですが、日本人の夫婦の物語は21世紀の今も変わりないと思います
- なんてことない日常なのにひき込まれる
- 5年目夫婦の機微(あきらめとも言う)
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演佐野周二
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平安末期、人買いに売られ奴隷となった貴族の姉弟が、過酷な運命に抗い、母との再会を誓う壮絶な物語。
時代は平安末期の日本。高潔な父を訪ねる旅に出た貴族の母子、玉木と姉の安寿、弟の厨子王。しかし、その道中で人買いの罠にかかり、母子は無残にも引き裂かれる。姉弟が売られた先は、冷酷非道な山椒大夫が支配する荘園。そこは人間性が否定され、逃亡者には焼きごてが押される地獄のような場所だった。過酷な労働と虐待に耐えながら、二人はいつか母と再会するという希望だけを支えに生き延びる。歳月が流れ、成長した厨子王に脱出の好機が訪れる。その時、姉の安寿が弟の未来のために下した、あまりにも悲しい決断とは。
ネット上の声
- 厨子王の少年期が津川雅彦さんだなんて、観返したけど言われなきゃ解んない
- 古典に命を吹き込んだ溝口流リアリズム
- 映画史上もっとも美しいフィナーレ
- 厨子王にちょっと???・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督溝口健二
- 主演田中絹代
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封建時代の京都、不義密通の濡れ衣を着せられた若妻と手代、死罪から逃れる二人の逃避行が真実の愛を育む物語。
舞台は封建制度が色濃い江戸時代の京都。大経師の妻おさんは、冷酷で欲深い夫との生活に心をすり減らしていた。ある日、兄を助けるための些細な嘘が原因で、手代の茂兵衛と不義密通の疑いをかけられてしまう。姦通が死罪となる時代、無実を証明する術もなく、二人は追われる身に。絶望的な逃避行の中、互いを庇い合い、苦難を分かち合ううちに、これまで秘めていた思慕が燃え上がり、真実の愛へと変わっていく。しかし、非情な社会の掟が、二人を容赦なく追い詰めていく。
ネット上の声
- あなたと離れたくない・・命は惜しみません
- 溝口映画初のヒーロー誕生☆愛と情熱が迸る
- シェイクスピアのような息詰まる悲劇
- 真実の愛は極刑にも勝る重さがある
時代劇
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督溝口健二
- 主演長谷川一夫
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巨大企業の腐敗を暴くため、男は復讐の鬼と化す。愛と憎しみが交錯する、黒澤明が描く社会派サスペンスの傑作。
舞台は高度経済成長期の日本。大手開発公団総裁の娘と、その秘書である西幸一の華やかな結婚式。しかし、それは父を死に追いやった者たちへの、西の壮絶な復讐劇の幕開け。彼は巧みに総裁の懐に潜り込み、内部から組織の腐敗を暴き、関係者を社会的に抹殺していく。だが、計画は予期せぬ方向へ。何も知らずに夫を愛する妻への想いと、非情な復讐心との間で揺れ動く西。やがて巨大な権力の闇が、彼の正体に牙を剥く。黒澤明が鋭く社会をえぐる、傑作クライム・サスペンス。
ネット上の声
- ・加藤武のこういう役柄が新鮮 ・ノイローゼのシーンで声を出して笑っ...
- タイトルの通り。 でも、昔と比べて今はまだ眠れなくなっているような。
- テンポよく展開して飽きさせない。2転3転する。ただ、画面からは空気...
- 冒頭の映像のパワーがラストまで続く名作
どんでん返し、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間150分
- 監督黒澤明
- 主演三船敏郎
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13歳、骨肉腫に冒された少女。死の恐怖と闘いながら、残された日々を精一杯生き抜いた、感動の実話の映画化。
中学一年生の鈴木亜紀は、明るく活発な少女。ある日、足の痛みを訴え、診断の結果は骨肉腫。右足切断という過酷な現実。それでも彼女は希望を失わず、義足をつけ、再び学校へ通う決意。家族や友人、先生たちの温かい支えの中、懸命にリハビリに励む亜紀。しかし、病魔は容赦なく彼女の体を蝕んでいく。限られた時間の中で、彼女が見つけた本当の「生きる意味」とは。涙なくしては見られない、生命の輝きの記録。
ネット上の声
- 健気に生きようとする少女に涙です
- あくまでも子供向けの映画です。
- 今見ても泣けるでしょうね。
- 生きる勇気をもらった映画
難病、 癌(がん)、 子供に見せたい、 ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督堀川弘通
- 主演フランキー堺
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病と闘う小説家の父と、彼を献身的に支える娘。昭和の文士一家の日常に宿る、静かな愛情と葛藤の物語。
昭和30年代の東京。小説家の父・平山亮は、病に倒れ、執筆もままならない日々。そんな父を、娘の杏子は献身的に支える。原稿の口述筆記を手伝い、家計を助けるため働きに出る杏子。父の才能を信じ、その復活を願う彼女の日常は、父の病状や創作の苦しみに一喜一憂する毎日。やがて杏子にも自身の人生の選択が訪れる。父への愛情と自らの幸せとの間で揺れ動く心。家族の絆が試される、静かで深い感動のドラマ。
ネット上の声
- 実験としての人生、または、映画から「怒り」を取り除く場合
- 父親のDNAを色濃く継ぐ娘の杏子
- 義理の父親へのコンプレックス
- こういう父親になりたい
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演山村聡
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戦後日本の焼け跡から、子供たちに夢を届けようとした独立プロのアニメーターたちの情熱と苦闘の記録。
舞台は、第二次世界大戦終結直後の日本。焼け野原となった国土で、人々が新たな価値観を模索していた時代。そんな中、子供たちのために新しいアニメーションを作ろうと立ち上がった者たちがいた。大手映画会社の統制を離れ、「独立プロダクション」を設立した若きクリエイターたち。本作は、彼らが資金難や技術的な困難と闘いながら、人形アニメーションという名作を生み出していく姿を追ったドキュメンタリー。戦後の民主主義への希望を作品に込めた彼らの情熱と、その創造の軌跡。日本アニメーションの原点にある、知られざる奮闘の物語。
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督池田博穂
- 主演早乙女勝元
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石坂洋次郎の原作を「浮かれ狐千本桜」の八住利雄が脚色、「春の渦巻」の枝川弘が監督する。撮影は「恋の野球拳 こういう具合にしやしゃんせ」の板橋重夫。出演者は「七つの顔の銀次」の香川京子、根上淳、「泣き笑い地獄極楽」の伏見和子、「幸福を配達する娘」の高松英郎のほか小沢栄など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督枝川弘
- 主演香川京子
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戦後の東京、クリーニング店を営む福原家。次々と不幸が襲う中、家族を支え続けた母の愛と、その子供たちの成長の記録。
昭和25年、戦後の復興期にある東京・大田区。福原家は、父と母、そして4人の子供たちでクリーニング店を営む、ごく普通の家族。しかし、長男の病死をきっかけに、一家には次々と不幸が降りかかる。働きづめの父の急逝。残された母・正子は、女手一つで店を切り盛りし、子供たちを育てていく決意。長女のナレーションで淡々と語られる、貧しくも懸命に生きた家族の日常。成瀬巳喜男監督が描く、日本の「母」の姿と家族の絆の物語。
ネット上の声
- 成瀬巳喜男監督の代表作は、本作3年後の1955年の「浮雲」とされるようですが、本作こそ代表作にふさわしい作品と思います 大好きな作品です
- 苦労を重ねながら堅実に生きる、そんな日本のおかあさんの実像を描く成瀬演出の確かさと美しさ
- 成瀬監督が描く、“我慢”の世界が心を打つ
- 加東大介 まさに此の役 面目絶妙
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演田中絹代
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戦後の日本、激動の時代を生きる五人の女たち。それぞれの人生に訪れる試練とささやかな幸福を描く珠玉の群像劇。
舞台は戦後の混乱期が残る日本。バーの女給、お見合い結婚に悩む娘、夫の浮気に苦しむ主婦など、異なる境遇に生きる五人の女性たち。彼女たちは、時代の大きなうねりの中で、男に翻弄され、貧しさに耐え、社会の因習と闘いながらも、ひたむきに自らの人生を歩もうとする。ささやかな喜び、予期せぬ裏切り、そして訪れる人生の転機。それぞれの物語が交錯することなく描かれることで、かえって当時の女性たちが置かれた普遍的な状況が浮き彫りになる。懸命に生きる彼女たちの姿が胸を打つ、感動の物語。
ネット上の声
- 85点 女ばかりで賑わう賑わう。
- 昔は子沢山だったんだな~。
- 凄い良かったけどしかし昔の映画に言うのも野暮だけどやっぱお嫁に行かなくちゃね的な
- 長々とした法事のシーン、障子越しの陽光きらきらで明るいシーンなのにめちゃめちゃ滅
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督久松静児
- 主演杉葉子
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貧困と戦争、過酷な運命に翻弄される一人の男の生涯。それでも彼は、生きる意味を問い続ける。
昭和初期の貧しい村から物語は始まる。主人公、大津は幼くして母を亡くし、過酷な環境で育つ。やがて彼は兵士としてフィリピン戦線へ送られ、飢えと死が隣り合わせの極限状況を経験。戦争という巨大な不条理の中で、人間性を失わずに生き抜こうともがく。戦後、故郷に戻った彼を待っていたのは、またも厳しい現実。絶望の淵で彼が見出す、生きることへの希望とは。一人の男の目を通して描く、壮大な人生の叙事詩。
ネット上の声
- こんなにもててみたいぜ!平一郎!
- 大正時代の金沢を舞台に、学生の川口浩と社長令嬢の野添ひとみの恋愛に、周囲の大人た
- 一人だけ別の世界で演技をしている妖怪のような佐分利
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督吉村公三郎
- 主演川口浩
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江戸初期、禁教下の長崎。信仰と芸術の狭間で揺れる鋳物師の魂の葛藤。
17世紀、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる長崎。敬虔な信徒であり、当代随一の鋳物師である萩原裕佐。彼の日常は、長崎奉行からの一つの命令で一変する。それは、信徒発見のための踏み絵「青銅の基督」の制作。神聖なるキリスト像を、人々を裁く道具として作るという背徳的な命令。拒めば死、従えば信仰への裏切り。芸術家としての矜持と、信徒としての魂の間で引き裂かれる裕佐。仲間たちの期待と、迫りくる弾圧の恐怖。究極の選択の末、彼が下す決断が、悲劇の幕を開ける。
ネット上の声
- 五十鈴ねぇさんが粋です。
- 最後がすごい
- 宗教熱心な彼女の気を惹くのも大変だなあ~
- 圧巻のクライマックスはどこが圧巻かというとやたらとカメラと俳優の間に格子(または
時代劇
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督渋谷実
- 主演岡田英次
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戦後の日本を舞台に、敬愛する先生と教え子たちが紡いだ心温まる交流。これは、決して終わらない絆の物語。
昭和18年、作家でありドイツ語教師の内田百閒は、教え子たちに惜しまれながらも教壇を去る決意。しかし、それは彼と生徒たちの新たな関係の始まりだった。戦後の混乱期、家を失い、生活が一変しても、先生を慕う心は変わらない。毎年開かれる先生の誕生日会「まあだ会」。そこで交わされる「まあだかい?」「まあだだよ!」のやり取りは、彼らにとって生きる喜びの確認。歳を重ね、心を通わせる師弟の姿を通して、失われゆく日本の美しい心を映し出す。黒澤明監督が描く、最後の優しさに満ちた感動作。
ネット上の声
- 黒澤明監督が最後に遺した作品は、明治男の優しさと日常の平安だった
- ハリウッドでは描けない日本映画がここに
- レベルを感じる昨今映画との画作り
- 黒澤はなんでこの映画を撮ったのか
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督黒澤明
- 主演松村達雄
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江戸のどぶ川沿いの長屋を舞台に、希望と絶望が交錯する人間模様。巨匠・黒澤明が描く人生の縮図。
江戸時代の末期、どん底の暮らしを送る人々が吹き溜まる荒れ果てた長屋。泥棒、役者くずれ、夜鷹、職人。様々な過去を背負う住人たちの前に、ある日、巡礼姿の老人が現れる。老人が説く「極楽浄土」という希望の言葉に、住人たちは束の間の夢を見る。しかし、厳しい現実は彼らの日常を蝕み続ける。やがて起こる一つの事件をきっかけに、脆い希望は崩壊。人間の弱さと強さを浮き彫りにする衝撃の物語。
ネット上の声
- 圧巻のセットや役者陣、カット割りとかは勿論凄いんやけど…
- 文学作品のようだと思ったら・・・・
- どん底とは底辺のことですが……
- 運なのか・・・それとも・・・
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督黒澤明
- 主演中村鴈治郎
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仕事も家庭も放り出し、気ままな旅へ!名優・森繁久彌が演じる社長の、笑いと人情あふれる逃避行。
1950年代、高度経済成長期の日本。玩具会社の社長である主人公は、日々の仕事と家庭の喧騒にうんざり。ある日、すべてを投げ出してふらりと旅に出てしまう。行く先々で出会う個性的な人々との交流と、巻き起こる珍騒動の数々。旅を通して、主人公は本当に大切なものを見つめ直していく。昭和の日本を舞台に、ユーモアとペーソスを交えて描かれる人情喜劇。心温まるロードムービー。
ネット上の声
- 森繁久彌版「晩春」‼️
- それぞれの人生をじっくり追う間もないままあれよあれよと月日が経ち、父から娘への鼻
- 酒飲んで暴れる森繁に「素敵だったわ」と急にウットリな杉葉子に驚く間もなく、次のシ
- すごくベタな話だし、演出的には突出したモノはないと思うけど、ちょっと泣きそうにな
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督瑞穂春海
- 主演森繁久彌
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戦後日本の貧しい村。子供たちの未来のため、給食の実現に全てを捧げた一人の女性教師の闘いの記録。
終戦から10年余りが過ぎた香川県の小さな漁村。この村に赴任してきた若い女性教師・小野先生。彼女が目の当たりにしたのは、貧しさから弁当も持ってこられず、空腹を抱えて授業を受ける子供たちの姿。栄養失調で倒れる子も少なくない。この状況を看過できない小野先生は、子供たちに温かい給食を食べさせるため、PTAや村議会に働きかけることを決意。しかし、彼女の前に立ちはだかるのは、資金不足を理由に反対する村の有力者たちと、事なかれ主義の教育委員会の「人間の壁」。たった一人の情熱が、やがて村全体を巻き込む大きなうねりへと変わっていく。
ネット上の声
- 日教組だけではない。『壁』があるのだ。
- ○○ですの
- 石川達三の同名小説を山本薩夫監督が映画化した「先生と生徒の教育現場、日教組、そし
- 日教組の活動展開と政府・与党との対立を背景に、生徒と向き合い生徒を中心に考える先
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間146分
- 監督山本薩夫
- 主演香川京子
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没落した名家に咲く四人姉妹。それぞれの愛と結婚、そして自立。昭和の女性たちの生き様を描く群像劇。
戦後の日本。かつての名家・早乙女家も時代の波には逆らえず、その暮らしは困窮を極めていた。家を支えるのは、性格も価値観も異なる美しい四人姉妹。長女は家のための結婚を選び、次女は奔放な恋愛に身を焦がす。三女は自立を目指して働き、末娘はまだ世間知らず。古い価値観と新しい時代の狭間で、彼女たちはそれぞれの愛、仕事、そして人生に悩み、葛藤する。時に反発し、時に寄り添いながら、自分だけの幸せを見つけようともがく姉妹たち。彼女たちが選ぶ未来とは。
ネット上の声
- 80点 やっぱり絶妙の匙加減。
- わーいわーい、芦花公園のガスタンクだ!
- 早乙女は“そうとめ”と読みます♡
- 明快なキャラ立ちだけでなく、津島恵子含めた姉弟それぞれの関係性も細やかに紡ぐ端正
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演香川京子
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江戸の町を揺るがす一大抗争!火消しとやくざ、二つの顔を持つ男の意地と度胸の物語。
舞台は活気と危険が渦巻く江戸八百八町。威勢が良く、曲がったことが大嫌いな町火消し「め組」の辰五郎。その裏の顔は、仁義を重んじる博徒。ある日、対立するやくざ組織との些細な諍いが、組全体を巻き込む大事件へと発展。仲間と町の平和を守るため、巨大な敵にたった一人で立ち向かう辰五郎。裏切りや策略が渦巻く中、彼が信じる「侠」の道。命を賭した大立ち回りの末に、彼が掴むものとは。男たちの熱き魂の叫び。
ネット上の声
- 加藤泰の歌舞伎シネマ
- 香川京子の小手返し♡
- いかにも加藤泰なキマッた画・構図がめちゃくちゃかっこよくてロングショットのドタバ
- 加藤泰の低いカメラアングルからカッコいいショットも、反体制鼠小僧の物語もカタルシ
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督加藤泰
- 主演大川橋蔵
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世界の映画人に愛された名優・三船敏郎のドキュメンタリー。息子の三船史郎や、黒澤組のスクリプターとして撮影現場をともにした野上照代ら家族や親交の深かったスタッフ、役所広司、司葉子、八千草薫ら三船敏郎をよく知る俳優たち、そして三船に魅了されたスティーブン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシといった海外の名匠たちなど、国内外の映画関係者への膨大なインタビューと貴重な映像により、サムライ映画を世界に知らしめた三船の波乱万丈の人生や、その精神に迫っていく。監督は、HBO製作のドキュメンタリー「ヒロシマナガサキ」などで知られる、日系3世のスティーブン・オカザキ。ナレーションは海外版をキアヌ・リーブス、日本版をEXILE AKIRAが担当。
ネット上の声
- 三船敏郎さんの出演作は数作しか見ていないので(「羅生門」「七人の侍」「天国と地獄
- ☆☆☆★★ これ、いつの作品?…と思ったら、3年前の製作だったんで...
- ミフネ・クロサワ大好きビト限定映画。
- ボクの住んでるところは7月公開中です
ドキュメンタリー
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督スティーヴン・オカザキ
- 主演香川京子
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冬の北アルプスで起きた滑落事故。それは本当に偶然か、それとも完璧に仕組まれた殺人か。疑惑が渦巻く山岳ミステリー。
厳冬期の北アルプスで、新聞社の部長・岩瀬が滑落死した。唯一の目撃者である同行者の江田は事故だと証言。しかし、岩瀬の弟と、同僚の新聞記者は、江田の不可解な言動から彼に疑いの目を向ける。江田には完璧なアリバイがあり、捜査は難航。関係者たちの食い違う証言、そして岩瀬の妻との不倫関係。雪山に隠された人間の欲望と殺意が、徐々に明らかになっていく。一枚の絵を手がかりに、遭難事故に偽装された冷酷な計画の全貌が暴かれる。
ネット上の声
- 昔の映画だが意外に面白い
- 原作がアホ?
- 映画はよくできているが、原作に不自然さも
- 小説から3作品が映画化。どれも主人公が些細なことから転落する悲劇的有り様を描いた内容ですが、実に面白いです。
雪山で遭難する、 登山、 殺人事件、 サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督杉江敏男
- 主演伊藤久哉
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戦後の日本、ポリオと闘う子供たち。絶望の中から希望の光を見出す、感動の実話。
終戦直後の日本。ポリオの後遺症に苦しむ子供たちのための施設「しいのみ学園」。社会の偏見や身体の不自由さに直面しながらも、懸命に生きようとする子供たち。彼らを支える教師たちの献身的な愛と、困難を乗り越えていく姿を描く、涙と感動の物語。
ネット上の声
- 2カット目から刺さったよ、泣いた
- 没後50年メモリアル
- 小児マヒとは
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督清水宏
- 主演香川京子
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戦後の混乱期、美貌ゆえに運命に翻弄される一人の女。愛を求め、強く生き抜こうとする姿を描く、感動のヒューマンドラマ。
終戦直後の東京。焼け跡の街で、類まれな美しさを持つ女性、節子。その美貌は人々の目を惹きつけるが、同時に嫉妬や欲望の対象ともなる。生活のため、様々な職を転々とする中で出会う男たち。純粋な愛を捧げる青年、彼女を利用しようとする実業家。時代の荒波に揉まれながらも、節子は本当の幸せと自分の生きる道を探し求める。一人の女性の波乱に満ちた半生を通し、人間の強さと美しさの本質を問う物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督若杉光夫
- 主演宮城野由美子
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病床の少女が夢で見る、赤い鯨と白い蛇が泳ぐ幻想世界。現実と空想が交差する、命の物語。
13歳の少女ミヅホ、病のためベッドの上が彼女の世界の全て。ある日、彼女の前に現れたのは、言葉を話す白い蛇。蛇に導かれ、ミヅホの意識は赤い鯨が空を泳ぐ幻想世界へと旅立つ。そこは、失われたものたちが集う不思議な場所。現実世界で病と闘う少女と、空想世界での大冒険。二つの世界が交錯する時、彼女が見つける「生きる」ことの意味。命の輝きを描く感動のファンタジー。
ネット上の声
- それぞれの世代から考えさせる「女の一生」
- 藁葺き屋根の家と5人の世代の違った女達
- 男性が観ても面白かった女性映画
- この作品に出会えてよかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督せんぼんよしこ
- 主演香川京子
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商人の町・大阪、甲斐性なしの父としっかり者の娘が織りなす、笑いと涙の人情物語。
戦後の活気を取り戻しつつある大阪。文楽人形遣いの名手だが、甲斐性なしで浮気者の父・おきん。そんな父に代わり、母と二人で家業の仕出し屋を切り盛りするしっかり者の娘・おむつ。父の借金や女性問題に振り回されながらも、家族の絆を信じ、健気に生きる日々。しかし、父が家を出て行ってしまい、おむつは父を探す旅へ。父娘の間に流れる、可笑しくも切ない愛情の行方を描く人情劇。
ネット上の声
- 放蕩息子は世界を救う
- なかなかいいが・・・
- 大阪物語違いで間違ってレンタルしてきてしまった、、、🙈💦
- 『雨月物語』より面白いかも……
大阪が舞台、 時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督吉村公三郎
- 主演市川雷蔵
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代田安彦の原作を「リオの情熱」の長瀬喜伴が脚色、「明日の幸福」の瑞穂春海が監督、「やがて青空」の三村明が撮影を担当した。主なる出演者は「人生とんぼ返り(1955)」の森繁久彌、「青銅の基督」の香川京子、「江戸一寸の虫」の瑳峨三智子、「芸者小夏 ひとり寝る夜の小夏」の中北千枝子、「夫婦善哉」の小堀誠など。台詞はラジオ作家の小野田勇。
ネット上の声
- シャボン玉飛んだ♪
- 高い天井、霞むほどの奥行…50年代半ばのきらびやかな百貨店の様子がうかがい知れる
- 四十を過ぎて画家からデパートの臨時販売員になった森繁演じる主人公
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督瑞穂春海
- 主演森繁久彌
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40年間無遅刻無欠勤。平凡な男が手にした一つの勲章が、彼の人生と周囲の人間の本性を狂わせる。渋谷実監督が描く痛烈な社会風刺劇。
高度経済成長期の日本。40年間、一日も休まず真面目に働き続けてきた係長・大庭。彼の長年の勤勉さが認められ、会社から一つの勲章が授与される。しかし、このささやかな栄誉が彼の日常を一変させる。家族や同僚からの過剰な期待と嫉妬。虚栄心を満たすための出費。次々と舞い込む厄介事。誇りであったはずの勲章は、いつしか彼の首を絞める重荷となっていく。一つの勲章が炙り出す、人間の滑稽さと哀しさを描いた物語。
ネット上の声
- 渋谷実の皮肉っぽさはいやらしくて好きじゃないんだが、ここまで非情さが突き抜けると
- 敗戦後に行き場を失った元中将の足掻きを冷笑するような話
- 途中まで、ガチャガチャで気が狂いそう
- 戦争に負け、戦後にも負け
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督渋谷実
- 主演佐田啓二
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敗戦後の日本。混乱と貧困の中、一人の女性が愛と尊厳をかけて生き抜く、激動のヒューマンドラマ。
終戦直後の日本。焼け跡が広がる街で、人々は日々の食糧にも事欠く厳しい生活を強いられていた。主人公の若い女性もまた、家族を支えるために必死に働いていた。そんな彼女の前に現れた一人の男性。彼との出会いは、彼女の人生に希望の光を灯すかに見えた。しかし、時代の荒波は二人の関係を翻弄し、過酷な選択を迫る。愛、裏切り、そして再生。混乱の時代を背景に、明日を信じて力強く生きようとする女性の姿を通して、人間の尊厳とは何かを問いかける物語。
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督豊田四郎
- 主演香川京子
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新婚の奥様は、なんと現役女子大生!?年の差夫婦が巻き起こす、甘くてちょっぴり刺激的な新婚生活コメディ。
舞台は現代の日本。若き大学教授・高木は、教え子である女子大生の明子と結婚したばかり。幸せいっぱいの新婚生活が始まるかと思いきや、二人の前には様々な困難。大学では教授と学生という関係を隠し、家では年の差からくる価値観の違いに戸惑う日々。明子の友人たちが新居に押しかけてきたり、高木の同僚に怪しまれたり、二人の秘密はバレる寸前。果たして彼らは、周囲にバレずに甘い新婚生活を両立できるのか。ハラハラドキドキの連続、キュートなラブコメディ。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督杉江敏男
- 主演香川京子
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長谷川伸の戯曲『疵高倉』を映画化したもので、「東海道ちゃっきり娘」の八尋不二が脚色し、「大江山酒天童子」の田中徳三が監督した時代劇。撮影は「紅蜥蜴」の本多省三。
時代劇
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督田中徳三
- 主演長谷川一夫
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都会の片隅で生きる二人の不良少女。社会の冷たさの中で、彼女たちは何故道を踏み外さなければならなかったのかを問う社会派ドラマ。
戦前の東京。貧しい家庭に育ち、家を飛び出した少女お君と、裕福ながらも家庭に居場所のないお静。境遇の違う二人は、不良仲間として出会い、刹那的な日々を送っていた。しかし、些細な出来事から警察に追われる身となる。大人たちの無理解と社会の冷たい視線。頼れる者もなく、追い詰められていく彼女たち。純粋な心を持ちながらも、生きるために悪の道へと足を踏み入れてしまった少女たち。その先に待ち受ける過酷な運命とは。彼女たちが「そうなった」背景にある社会の矛盾を鋭く描き出す。
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督清水宏
- 主演香川京子
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川端康成の原作を「水着の花嫁」の八田尚之が脚色している。監督は「女の暦」の久松静児、撮影は「わたしの凡てを」の三浦光雄が当る。出演者は「えくぼ人生」の岸恵子が東宝映画に初出演するほかに、「青春前期」の上原謙、「恋愛特急」の志村喬と小泉博、「螢草」の三宅邦子、「鉄火奉行」の香川京子などである。
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演岸恵子
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しっかり者のチャッカリ夫人と、おっちょこちょいのウッカリ夫人。正反対の二人が巻き起こす、ご近所トラブル満載の明朗快活コメディ。
とある平和な住宅街。隣同士に住む、何事もキッチリこなすチャッカリ夫人と、いつも何かを忘れているウッカリ夫人。性格が正反対の二人は、些細なきっかけから常に対立。夫や子供、ご近所さんを巻き込みながら、日常のあらゆる場面で珍騒動を繰り広げる。ある日、町内会の福引で特賞のテレビを当てたことから、二人の対立は頂点へ。果たして、この二人に平穏な日々は訪れるのか。昭和の日本を舞台にした、笑いと人情味あふれる物語。
コメディ
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督渡辺邦男
- 主演久慈あさみ
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南海の孤島から現れた巨大な蛾モスラ! 小美人(インファント)の祈りに応え、東京を舞台に繰り広げられる空前のスペクタクル。
南海の秘境インファント島への調査隊が、身長15センチの二人の妖精「小美人」を発見し、日本へ連れ去ってしまう。彼女たちは島の守護神モスラの巫女だった。小美人を奪われたインファント島では、巨大な卵から幼虫が孵化。小美人を救出するため、海を渡り日本を目指す。行く手を阻むあらゆるものを破壊し、東京タワーに巨大な繭を作って成虫へと変態。極彩色の羽を持つ巨大な蛾モスラが、夜の東京上空を舞う。果たして人類は、この聖なる怪物の怒りを鎮め、小美人を無事に島へ帰すことができるのか。東宝特撮が誇る、ファンタジックな怪獣映画の傑作。
ネット上の声
- 華麗で幽玄な守護神~特撮史上、唯一無二の存在感
- モスラ初登場作品、特撮に凄く圧倒されました
- 聞屋的表現では若い女を皆“美人”と書く。
- 初代モスラってでっかいんですよねぇ〜!
特撮、 ゴジラ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督本多猪四郎
- 主演フランキー堺
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「尾張の大うつけ」と呼ばれた若き日の織田信長が、天下統一への野望を胸に、乱世を駆け上がる時代劇英雄譚。
時は戦国。尾張の国に、常識外れの行動から「大うつけ」と嘲笑される若者がいた。その男こそ、後の天下人・織田信長。父の急死をきっかけに、彼は一族の内紛と、今川義元ら強敵の脅威に晒される。しかし、その奇行の裏には、旧弊を打ち破る革新的な思考と、天下統一という壮大な野望が秘められていた。周囲の侮りをよそに、信長は大胆不敵な戦略で乱世に挑む。伝説の桶狭間の戦いへと至る、若き英雄の飛躍を描く歴史活劇。
ネット上の声
- 織田信長:中村錦之助
- 機略と知略に優れ、決断力と実行力に富んだ若武者織田信長
- 錦之助の信長ぶりがすごくて目が離せなかった
- 美男美女だからこそ許される定番中の定番
時代劇
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督河野寿一
- 主演中村錦之助
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愚かな殿様と、彼を騙す家臣たち。一枚の「赤い陣羽織」が巻き起こす、痛快風刺時代劇コメディ!
舞台はとある田舎の藩。この地を治める殿様は、家来の言いなりになっている愚か者。ある日、殿様は正直者の百姓が着ていた「赤い陣羽織」に目を付ける。家来たちは、これを着れば姿が見えなくなると嘘をつき、殿様から陣羽織をだまし取る。しかし、百姓夫婦は機転を利かせ、殿様が本当に透明になったと信じ込ませることに成功。陣羽織を着て大喜びで城下を練り歩く、裸の殿様。その滑稽な姿が、権力者の愚かさと家臣たちの不正を暴き出す。庶民の知恵が権力を打ち負かす、笑いと風刺に満ちた物語。
ネット上の声
- 別嬪の嫁を持つと…
- 伊藤雄之助と有馬稲子の素敵な夫婦っぷり
- 有馬稲子、香川京子の美貌たるや…
- 木下順二の戯曲の映画化
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山本薩夫
- 主演中村勘三郎
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モスクワ国際つづり方など種々のコンクールに第一位を獲得、話題となった野上丹治・洋子・房雄三兄妹の物語を映画化したもの。「駅前旅館」の八住利雄が脚色、「母三人(1958)」の久松静児が監督、「嵐の講道館」の高橋通夫が撮影した。出演者は望月優子・織田政雄・香川京子・津島恵子・森繁久彌・乙羽信子らに、京阪神の劇団関係子役から選抜された藤川昭雄・竹野マリ・頭師孝雄が三兄妹弟に扮している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督久松静児
- 主演香川京子
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「にごりえ」の伊藤武郎と「女ひとり大地を行く」の川久保勝正の製作になる新世紀映画。学映協の寺田信義、「続・チャッカリ夫人とウッカリ夫人」の神谷量平、監督の家城巳代治(雲ながるる果てに)の共同脚本を「伊津子とその母」の井手俊郎が潤色しており木塚誠一の撮影による農村周辺のオール・ロケ作品である。出演者は「女ひとり大地を行く」の内藤武敏、「勲章」の香川京子、「伊津子とその母」の中村伸郎などのほか、「花荻先生と三太」の大橋弘、「ひろしま」の松山梨絵子など多数の子供が出演している。
ネット上の声
- 「アカ」というレッテルで追放された先生たち
- 今でも“よしず”は栃木の名産!
- 香川京子、目当てで借りたけど
- 誰にとって都合がよいのか
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督家城巳代治
- 主演香川京子
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事故によって童心に帰った男と彼を囲む女たちとの愛と葛藤を描く。秋元松代原作の戯曲「かさぶた式部考」の映画化で、脚本・監督は「千利休 本覺坊遺文」の熊井啓。撮影は同作の栃沢正夫がそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間113分
- 監督熊井啓
- 主演奥田瑛二
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出雲直のオリジナル・シナリオを、「第三波止場の決闘」の佐伯幸三が監督したスリラー・コメディ。「噛みついた若旦那」の伊東英朗が撮影した。
ネット上の声
- 今は埋もれてしまった傑作
- ○フランキー堺、若いっ。
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督佐伯幸三
- 主演フランキー堺
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小説新潮所載の野口赫宙の同名小説の映画化。「倖せは俺等のねがい」の新藤兼人が脚色、「美貌の都」の松林宗恵が監督した。撮影は「おしどりの間」の三村明。花柳界に育った女の苦悩を描く。主演は「大阪物語」の香川京子、「東京暮色」の山田五十鈴、「山鳩」の三好栄子、「あらくれ(1957)」の東野英治郎、仲代達矢、「東京だョおッ母さん」の伊藤久哉。ほかに中村伸郎、淡路恵子、若山セツ子、中北千枝子、千秋実など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督松林宗恵
- 主演香川京子
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「宇宙快速船」の森田信のオリジナル・シナリオを、「警視庁物語 十二人の刑事」の村山新治が監督したアクションもの。撮影は「白昼の無頼漢」の星島一郎。
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督村山新治
- 主演鶴田浩二
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「サンデー毎日」連載の永井龍男の原作を「ひまわり娘」の長谷川公之が脚色し、新人長谷部慶次が第一回の監督にあたった。師の五所平之助が演出補導をうけもっている。撮影は「刺青殺人事件」の鈴木博、音楽は原六朗。「戦艦大和」の舟橋元、「女だけの心」の三井弘次、「日本の悲劇」の柳永二郎、「その妹」の香川京子、「素浪人奉行」の島崎雪子、「坊っちゃん(1953)」の池部良、「雁(1953)」の高峰秀子などが出演する。
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督長谷部慶治
- 主演舟橋元
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伝統の酒蔵に現れたハイカラな東京娘!新旧の価値観がぶつかり合う、ハートフルコメディ。
戦後復興期の日本。東京でモダンな生活を送る娘が、経営不振に陥った田舎の親戚の酒蔵へ手伝いに。彼女の斬新なアイデアと現代的な感覚は、古風で頑固な職人たちとことごとく対立。伝統の味を守ろうとする蔵元と、新しいやり方で再建を目指す娘。反発しあいながらも、次第に互いを認め合っていく人々。果たして彼女は、傾きかけた老舗酒蔵を救うことができるのか。その奮闘劇。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督木村恵吾
- 主演宮城野由美子
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会社乗取りの陰謀が勝つか、熱血社員の闘志が勝つか東宝十八番のサラリーマンもの。源氏鶏太の新聞連載小説より「浮気旅行」の長瀬喜伴が脚色、「飯沢匡作「二号」より ある女の場合」の瑞穂春海が監督、「嵐(1956)」の飯村正が撮影を担当する。主な出演者は「兄とその妹」の池部良「猫と庄造と二人のをんな」の香川京子、「若人の凱歌」の白石奈緒美、宝田明、「哀愁の街に霧が降る」の北川町子、「おかしな奴(1956)」の中田康子、「裸足の青春」の河内桃子、その他白川由美、伊豆肇、千秋実、田中春男、東郷晴子、左卜全など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督瑞穂春海
- 主演池部良
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「君と行くアメリカ航路」の野口久光製作。脚本は同じく「君と行くアメリカ航路」の新人シナリスト長谷川公之の書下ろしで、「グッドバイ(1949)」「君と行くアメリカ航路」の島耕二が監督している。撮影は平野好美。俳優陣は、「指名犯人」の轟夕起子「羅生門」の森雅之、「君と行くアメリカ航路」の新人香川京子と斎藤達雄が出演している。その他河津清三郎、入江たか子、伊達里子、菅井一郎などが助演。
コメディ
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督島耕二
- 主演轟夕起子
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製作は瀧井孝二と青柳信雄の共同製作で、「トンチンカン捕物帳 -まぼろしの女-」の八住利雄がオリジナル・シナリオを書き、「水色のワルツ」の青柳信雄が監督に当っている。撮影は「母を恋う歌」の小原譲治。出演者の主なものは「美女と盗賊」の東野英治郎、北林谷栄、「稲妻(1952)」の香川京子、「泣虫記者」の上原謙のほか、花井蘭子、山内明その他の助演者たちである。
- 製作年1952年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督青柳信雄
- 主演上原謙
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野村胡堂の原作を、西村八郎と「赤胴鈴之助 黒雲谷の雷人」の松村正温が脚色、「濡れ髪剣法」の加戸敏が監督した、大映が正月には恒例の銭形平次もの。撮影は「抜き足差し足忍び足」の牧田行正。音楽は「喧嘩笠(1958)」(東映)の鈴木静一。「伊賀の水月」の長谷川一夫を筆頭に、船越英二・香川京子・沢村美智子らが出演。
時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督加戸敏
- 主演長谷川一夫
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時代劇
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督加戸敏
- 主演長谷川一夫
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大政奉還が行われた1867年、260年余り続いた江戸幕府が倒れて諸藩は東軍(旧幕府軍)と西軍(新政府軍)に分裂する。翌年には鳥羽・伏見の戦いをきっかけに戊辰戦争へとなだれ込むが、越後の小藩である長岡藩の家老・河井継之助(役所広司)は冷静に事態を見守っていた。彼は東軍と西軍いずれにも属さない武装中立を目指し、和平を願い談判に挑むが......。
ネット上の声
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時代劇
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督小泉堯史
- 主演役所広司